冤罪

ときどきこういうニュースが流れる。学校の先生が授業でPCのスライドをスクリーンに写していたところ、あるいはPCに入っている動画ファイルを再生していたところ、極めて個人的な、ちょっと見られては困る映像(まぁ想像いただければ分かると思いますが、たとえばアダルトな画像など)が誤ってスクリーンに投影されてしまい、厳しく懲戒処分を受けた、というようなやつ。

そういうニュースを見るたびに、どうしてその先生は事もあろうか授業で使うPCにそんな危ないファイルを入れておいたのだろう、と思わざるを得ないのだが、最近こんな話を聞いて戦慄している。

どこぞの大学の先生が、何かの折に学生にPCを貸したところ、勝手にヤバイ画像(アダルトな画像ではなかったらしいけれど、女の子が出てくるアニメの画像だったとか)のスクリーンセーバを設定された。知らないままそれを授業で使っていたら、ある日の授業中にとつぜんスクリーンセーバが起動して、100名以上の学生の前でその画像がスクリーンに大写しされた。

この話を聞いた日から、私は自分のPCを決して他人に触らせないようにしているけど、ネットを介してそういうことをされるスクリプトが入り込まないとも限らないな。もしもヤバイ画像が学生の前で大写しにされた場合、いくら自分で入れたのではないと主張しても、それを確実に証明するのは不可能だろう。

ブラウザの検索窓に入れたキーワードがそのまま残っていて、他人に見られたことが何度かある。さすがにエロワードではなかったけど、ちょっと恥ずかしい思いをした。

満員電車の中では、何もしていないのに痴漢扱いされないために、両手を上に上げておくのが常識である。上のような冤罪被害を防ぐには、どうすればいいんだろ。

(2014年7月4日のツイートより)

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