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株主優待銘柄に潜むワナ

簡単に言えば、

優待利回りを盲信すると廃止した時に痛い目を見ますよ。

ってことです。
1行で終わってしまうよう内容なんですが、ダラダラと愚痴(?)も含めて書いていきたいと思います。
ちなみに事前に言っておきますと、株主優待銘柄は大好きです。
しかし、気をつけましょうねっていう話です。


株式投資での2つの利益スタイル

株式投資での利益の出し方は主に2つ、キャピタルゲインとインカムゲインです。
まぁ、簡単に言えば売買差益で利益を出すか、配当で利益を出すかという話です。
キャピタルゲインでこまめに売買して稼ぐのが大きくプラスになる手段だとは思うのですが、自分は波乗りセンスが無いのでハイリスクハイリターンと感じることは多々あります。
そんなわけで自分のスタイルは、放置していても定期的な配当によって利益が確定するインカムゲイン派なわけです。


インカムゲイン派にある配当以外の選択肢

インカムゲイン派は主に配当利回りの高い銘柄から選ぶわけですが、配当以外の選択として優待利回りというものもあるわけです。
文字通り、株主優待の価値を考慮した利回りです。

これが結構曲者でして、配当利回り0%の銘柄でも優待利回りとして考えると3~4%に達している銘柄もたくさんあるわけです。
優待の使い勝手を無視して価格だけ考えれば優待利回り数十%も多いです。
そういった銘柄は自社サービス券や商品券が多いので、生活圏が重なっていて利用している施設だったりすると、配当利回り0%でも選択肢の一つとして良いと思っています。


株主優待銘柄に潜むワナ

それで本題です。
結局、何が株主優待銘柄に潜むワナかと言いますと、それは……、

株主優待廃止、改悪のイベントです。

これに関しては実は何回も言ってますし、今見直したら近い記事もありました。

昨今の株主優待ブームで企業の負担が増えてしまい、株主優待を廃止や改悪する銘柄が増えています。
メジャーなところですと、JTこと日本たばこ産業ですね。
高配当+株主優待があるということで、優待銘柄としても代表的な存在でしたが、去年の12月を持って優待廃止となりました。

ちなみに株主優待廃止、改悪を発表するとどうなるか。

株価が下がるのです。

当たり前ですが株主優待を目的で買っている人が多いですから、みんな売ってしまうみたいです。
実を言いますと、こんな記事を書きたくなるくらい優待改悪発表翌日にガクッと下がった銘柄がありまして……。

1日で7~8%の株価下落です。

不祥事でも起こしたレベルですよね、ガッカリです。
しかも、この銘柄は1年以上保有しないと株主優待をもらえない銘柄でして、やっと1年経ったと思ったらこのザマです。
これが株主優待銘柄に潜むワナです。
優待利回りでお得だと思っていると廃止になってしまって、優待利回りどころかキャピタルの面でも損してしまうということが起きてしまうのです。


ワナに陥らないために

ではどうしたら良いかという話ですが、具体的な方法は何とも言えません。
株式投資は自己責任ですから。
あくまで自分がやっていることですが、優待利回りを盲信しないということですかね。
いつ株主優待廃止しても良いような銘柄を選ぶことです。

先程ガッカリしたガクッと下がった銘柄ですが、実はそれも対策はしていまして、配当利回りも高い銘柄なのです。
このまま持っていても意味がないという銘柄ではないので、現状は含み損ではありますが、暫くは様子を見る予定です。
更に今回は廃止ではなく改悪、弱小投資家には厳しいですが保有株数を増やせば優待権利は獲得できるのです。



というわけで、今後につなげるための前向きな愚痴(?)でした。
日経平均が久しぶりに高値を更新して良い感じ……と言いたいところですが、冒頭でも言いました通り、今年はうまく波に乗れていないので、高値を更新した割にはプラスになっていません。
乗り遅れたと思って参加すると溺れそうなので無理しないで静観します。
今日はこの辺で。


ギアでした。゜ω゜)ノ

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