適当日記

高田順次が言いそうなこと入門

高田純次のようになりたくない?
というのも、私の理想の年のとり方は高田純次だ。
あれこれあまり深く考えず、力を抜いて前向きでいる。
これすなわち「適当」である。そんな「適当」な人が増えることは、理想の社会でもあると言える。

どうしたら世の中に高田純次が増えるのか?
あれこれ考える中、Twitterで大喜利的に高田純次をネタにしたまとめ記事を見つけた。

最高。
そうだ、ITだけに限らずあらゆるジャンルに高田純次を増殖させていけばいいのだ。

そのために高田純次化の技術を学ばなければならない。
その前に誰かが高田純次化の技術を作り上げなければならない。

というわけでないなら作ろうの精神で、高田純次っぽく言う方法をまとめてみました。

説明

いろいろに分類して高田純次の名言をリストアップし、抽象化して高田純次化のエッセンスを取り出します。
それを用いて「IT」「漫画」「投資」というジャンルを例に、高田純次が言いそうなことの技術を試し打ちします。

ちなみに「IT高田純次」は上記リンクから一部抜粋しました。

人物

名言
「こんにちは、アンジェリーナ・ジョリーです」
「こんばんは、ジョニー・デップです」
「さっき歩いてたら『チャン・ドンゴンさんですか?』って聞かれたよ」

ものすごい有名人として挨拶する、または意識する。
海外の人だと、「こんにちは」など日本語とのギャップがなおよし。


IT高田純次: 「こんにちわ、スティーブ・ジョブズです」
漫画家高田純次:「さっき歩いてたら「浦沢直樹さんですか?」って聞かれたよ」
投資家高田純次:「こんばんわ、ウォーレン・バフェットです」


意味はわからないんだ

名言
「オレはイタリア語がペラペラなんだけど、意味はわからないんだ」
「ウエスタンブーツは良いよ。俺は持ってないけど」
「スペインっておしゃれなところだよね~。行ったことはないけど」

まず、意識高いことを言う。それを否定すればよし。


IT高田純次:「オレはマシン語がペラペラなんだけど、意味はわからないんだ」
漫画家高田純次:「ワールドトリガーはイイよ。読んだことないけど」
投資家高田純次:「ETFは儲かるよねー。買ったことないけど」

オレはしない

名言
「やっぱり人間は難しいことに挑戦したほうがいいよ。オレはいやだけど」「キミ、今度オレの映画に出てくれない?作る予定はないんだけど」
「オレは読書家なんだけど3行読むと眠くなっちゃうんだ」

「意味はわからないんだ」の例とほぼ同じ。
意識高いことを言ってから、嫌がる・否定する・失敗する。


IT高田純次:「キミ、今度オレの指揮するプロジェクトにジョインしてくれない? 指揮の予定ないけど」
漫画家高田純次:「オレは漫画好きなんだけど、3コマ読むと眠くなっちゃうんだ」
投資家高田純次:「損切は確実にやってほうがいいよ。オレはしないけど」

意外な逆転

名言
「オレは100メートルを9秒で走れたよ。バイクで」
「これで美味しいものでも食べて」(と言ってバッグから割り箸を出す)「オレも若い頃ギターで食っていこうと思った時期があったんだよね。今は思い直して箸で食べてるけど」

超人的なこと・かっこいいことを言った後、トンチのようにバイアスを崩す。


IT高田純次:「オレはプログラム5分で100行書けるよ。コピペだけど」
漫画家高田純次:「オレも若い頃マンガで食っていこうと思った時期あったんだよね。今は思い直して箸で食べてるけど」
投資家高田純次:「オレはか優待で食ってるよ」(といって株式優待のQuoカードで買った箸を出す)

褒める

名言
「キミ、若いね~。19か20か21か22か23ぐらい?」
「その服、高かったでしょ?え?そうでもないの? じゃあ、安かったんだね」
「キミ、松嶋菜々子に似てるって言われない? 言われないの? じゃぁ、似てないんだね」
「キミ、はっきりした顔してるねぇ~。どこが目で どこが鼻かすぐ分かるね~」
「キミ、笑顔になると笑ってるように見えるね~」
「キミ、綺麗だね~。ウチの娘が100とすると キミは98くらいだね~」
「あなた、何かスポーツやってたの? え!?やってないの? やっぱりね」

美人、若さ、リッチさを褒める。それを焦点ボヤかすようなことを付け加える。


IT高田純次:「キミのソース綺麗だね〜?ウチの娘のが100とすると、キミのは98ぐらいだね〜」
漫画家高田純次:「このキャラの笑顔、笑ってるように見えるね〜」
投資家高田純次:「その銘柄、高かったでしょ?そうでもないの? じゃあ、安かったんだね」

傲慢

名言
「夢の中でのオレは、いつもモテてるんだ」
「キミ、イケメン好きじゃないの?じゃぁ、僕のことは好きになれないね」
「自分が車に乗ってる写真を見て、自分のあまりのカッコよさに惚れちゃった」
「大竹まことはオレのことを好きらしいんだけど、オレは大竹まことは嫌いなんだ」
「オレはどんな暗いところでも、マナカナを見分ける自信があるよ」

自信満々で高飛車だけど非現実的なこと・ナンセンスなことを追加して言う。


IT高田純次:「バグはオレの事好きらしいんだけど、オレはバグのことは嫌いなんだ」
漫画家高田純次:「夢の中でのオレは、いつも重版してるんだ」
投資家高田純次:「キミ、億り人好きじゃないの?じゃぁ、僕のことは好きになれないね」

あたりまえ

名言
「あなた血液型もってるの?」
「自慢じゃないけど、ウチのトイレは水洗なんだ。自慢じゃないけど」
「オレが持ってる車はハンドルを左に回すと左に曲がるんだ」

当たり前のことを自信満々で言う。聞いたり、言ったりする意味がないこと程よい。


IT高田純次:「自慢じゃないけど、ウチのサイトはHTTPなんだ。自慢じゃないけど」
漫画家高田純次:「あなた四角描けるの?」
投資家高田純次:「オレが買っている銘柄は、値段が下がると損失になるんだ」

変態

名言
「オレは美しい人を見るたびに、チャックが壊れちゃうんだ」
「オレは『癒し系』じゃなくて『イヤらし系』が好きなんだ」
「オレからスケベをとったら加齢臭しか残らないんだ」

エロいおっさんとして言う。だけど直接的下ネタではなく自虐的な言い回しだとそれっぽい。


IT高田純次:「オレは美しいコードを見るたびにチャックが壊れちゃんだ」
漫画家高田純次:「オレは『癒やし漫画』が好きじゃなくて『イヤらし漫画』が好きなんだ」
投資家高田純次:オレから株式をとったら、加齢臭しか残らないんだ

その他

名言

「おじさんはミッキーマウスだよ~」
「僕は小心者だから、カレーかウンチかを確かめてから食べるよ」
「オレの跡を継げるのは、えなりかずきくんぐらいじゃないの?」
「オレは『ストレス』っていう言葉をさっき初めて聞いたよ」
「キミ、ラジオ体操は、第一と第二、どっちが好き?」
「オレはトマトが大好きで年に1回しか食べないんだ」
「言っとくけど、俺が言ってることの95%は嘘だよ」
「日本で初めてサーフィンしたのは俺だよ。わかんないけど」

上記のあたりまえや傲慢に似ているが、ナンセンスに近いその他の分類。
だから何?と聞かれるようなことを言う。矛盾や虚言的なことだとらしさが出る。

例1
IT高田純次:「コミット後にミスがないか、ちゃんとコミットしてから確認するよ」
漫画家高田純次:「オレは『締切』って言葉をさっき初めて聞いたよ」
投資家高田純次:「オレの跡を継げるの、cisくらいじゃないの?」

例2
IT高田純次:「言っとくけど、オレの書いてるコードの95%はエラーだよ」
漫画家高田純次:「日本で初めてラブコメ書いたのオレだよ。わかんないけど」
投資家高田純次:「オレはFXが大好きで年に1回しか取引しないんだ」

まとめ

これを実践すればキミも高田純次になれるね。オレはしないけど。

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