災害と仕事

2011年から神戸に移り住んで、
東京から離れて、ますます災害については備えるようになりました。

2011年は誰もが忘れられない東北の震災がありましたが、
こちらにきて毎年ドキドキするのが土砂水害です。

山も海も近い瀬戸内に居ると、
眺めが抜群の緑豊かな景勝地=ものすごい傾斜と崖
みたいなものだし(笑)、
目の前が海=浸水覚悟みたいなこともあったり
ちょっと奥入ったり、ビル街から抜けると
買物だって車がないとまぁまぁどうにもならなくなります。

とにかくめちゃ坂が多いので、足腰鍛えられるといえばポジティブですが
重い買物は覚悟がいる土地です。

そんなわけで、自宅には2Lペットの水は20本、カップ麺は1箱
簡易トイレ50回分、カセットコンロに非常用バッテリー3本
トイレットペーパーは半年分などなど
常時ストックするようになったのですが
さすがに仕事はストックできない(笑)。

1年分の仕事をチビチビこなしていけるほど
著名作家でもなんでもないので、次の仕事来なくなったら干上がります。

で、これはこれからの時代あまりにリスキー…(汗
と思い、これからは平行して3本、4本自分の稼ぐ方法を
あちこちに分散させないと厳しいよなぁと思う日々であります。
まぁここ10年ずっとそう思っているけど、
これなら大丈夫だみたいな状態は構築できてないのが現実。

まぁ幸いにも私の今のメインは
リモートワークで遠隔地からできるので、
そういう意味では土地がやられても、仕事を持ったまま移動でき、
しかも仕事に必要な道具が手でも持てるレベルの物量に収まる
ノートパソコンとスマホなので
どこに逃げても、逃げた先から仕事が続行できる、収入源を維持できる
というのは本当に強い。

で、今は都内中心の仕事をしているのですが
都内の仕事+地元での仕事+海外の仕事+ネットからの収入を
組み合わせて生計を立てるというのが、ある種の夢ですね(笑)。
全部がIT系にも絞らず、飲食業やコンサルやカウンセリング、
マンガ描きなど自分の守備範囲を拡げてミックスしていくことで
まぁ何があっても踏ん張れるサバイブ力がつけれたらなぁ
なんて思っています。

我々の世代ってあと20年くらいは働くんだろうなぁ
とうすらぼんやり思っているのですが(だいたい70歳くらい?)
日増しに老いていくのに、ずっと今と全く同じことをできるわけもないので
災害デパートジャパンの中で如何にして生き延びるのか
ひたすら試行錯誤は続くのでありました。