【好スコア間違いなし?】確立の高いゴルフを自らに課す

そもそもどうやったらゴルフが上手くなれるのか?

ゴルフを上手くなるために必要なことは?と聞かれると

たくさん答えが出てきます。

ナイスショットを打つこと?

アプローチが上手いこと?

パターが入ること?

ドライバーで飛ばすこと?

曲げないこと?

とにかく練習すること?

確かに全て正解です。

たくさん練習して飛んで曲がらないナイスショットでアプローチも寄ってパターも入れば確実にいいスコアがでます。

が、

これが上手くなるために必要です!

と言われて納得する人はいません。

そもそもアマチュアにたくさん練習する時間などありませんから

そんなこと言われてもどうしようもないのです。

私自信も100切りを目指している時期に

ゴルフの上手い方へどーやったら上手くなりますか?と質問したところ

やっぱショートゲームが上手くならないと!と言われていましたが

正直もっと現実的なことを教えてほしいと思っておりました。

そんななか色々な話を聞いたり書籍を読み漁って得た、

一つの答えを皆様に共有できたらと思います。


上手くなるための秘訣とは?

ゴルフが上手くなる秘訣は数多くあると思いますが、

そのなかの一つである己を知ることにフォーカスしたいと思います。

どこかで聞いたことあるなーと思う方もいらっしゃるでしょう。

ただ本当の意味で己を知っている人は少ないと思います。

ゴルフを始めたての方や100を切れない方に多いなーと感じるのは

自分の力を過信していることが多いです。

また中級者になるとチラホラ自分の力を過小評価し過ぎている人もいます。

100切りを目指すゴルファーに

「7番アイアンの飛距離をどのくらいですか?」

と聞くと

165ヤードですとの回答が返って来たことがありました。

申し訳ないですが、

それ本当ですか?と思いました。

もちろん本人はそのくらい飛ぶと思っています。

ただそれって力一杯振って芯にちゃんと当たった飛距離じゃないですか?

ちなみにそれはキャリー何ヤードでランは何ヤード転がるんですか?

ドライバーの平均飛距離はどのくらいですか?

フェアウェイキープ率はどのくらいですか?

パーオン率はどのくらいですか?

と聞いていくと答えられる人はかなり少ないです。

そういうゴルファーはまずは己を知りスコアに反映させてほしいと思います。

己を知るとはなにか?

端的に言うと

己を知る=自分のショット力=自分の飛距離を知る

ことです。

皆さんはご自身のパーオン率はご存知ですか?

いい時も悪い時もありますが平均で

トッププロで70%
トップアマでも50%
ちなみに私は40%でした…

パーオン率が40%ということは、その距離をしっかり打てるのは10回に4回ですよということと同義です。

先ほどの7番アイアンで165ヤードという回答がありましたが、

10回中4回しか打てませんよと同義ということです。

なかには

「だから何なの?当たればそのくらい飛ぶからいいじゃないか?」

と思われるゴルファーもいると思います。

ただ時にそれで勿体無いことが起きます。


正しいクラブ選択とは?

ここからが本題です。

少しケーススタディをしてみましょう。

例えばピンまで145ヤード、グリーンエッジから10ヤードのグリーンに向かって打つPar3があったとします。

手前には深いバンカーがあり、そこには落としたくありません。


ゴルファーはクラブ選びの際、様々なことを考えています。



ハンデ7 :135ヤードは8番でギリギリ越えるか超えないか、確実に越すには7番だけど奥からはパットが難しそうだ、ここは8番のフルショットで行こう。
ハンデ14:さっきみたいに飛びすぎて奥の林は嫌だから9番!上手く打てれば寄るはずだ!
ハンデ13:あまり飛ぶ方ではないから大変だなー、距離的には6番か7番だけど、迷ったら大きいほうだな!
ハンデ20:皆はどの番手で打ってるんだろう?ハンデ7さんは8番か…1番手ぐらい飛ばないから7番にしよう!


彼らはこのような考えでクラブの選択を行いました。

もちろん4人ともグリーンに乗るかもしれませんし、

ミスするかは分かりません。

それは打ってみないと分かりません。

ただ彼らの選択が確立の高いものだったか一考してみましょう。



ハンデ7さんのケース

ハンデ7さんはギリギリ8番アイアンが135ヤードとのことですが、

それは芯で当たった時の話です。

しっかり打てる確立を見極めた上でのクラブ選択でしょうか?

また芯を外した時にどのくらいの誤差があるか知っているのでしょうか?

パーオン率で言うと40%ぐらいでしょうか?

10回に4回しか狙った距離に行かないとすれば、

確立的にはグリーンに届かずバンカーに落ちる可能性が高いです。

バンカーからパーを取るのと、とりあえずグリーンに乗っけてからパーを取るのとでは難易度が違います。

当然グリーンに乗せた方がパーを取る確立は高いですよね!

この場合パーを取る確立は7番でとりあえず乗せる方が高いので7番を選ぶべきでした。

ハンデ14さんのケース

ハンデ14さんは飛ぶので9番アイアンを選択されました。

パーオン率でいうと20〜30%でしょう。

そして先ほどのホールでミスをしたのか悪いイメージが先行しています。

悪いイメージが先行している中、9番アイアンのフルショットを成功する確立はおそらく20%を切るでしょう。

ダフるか引っかけそうな感じがします。

この場合は番手を8番アイアンに番手を上げてスイングをコンパクトに

ミートしていく方向へシフトしたほうが確立が高まります。

なので7番を選ぶべきです。

ハンデ13さんのケース

ハンデ13さんは自分が非力なことを自覚しているが故に迷った時は

大きな番手を選ぶ癖がついているのでしょう。

もちろん大きな番手でコンパクトに振った方がミスは少ないです。

ただ実際は7番でも十分に届く距離にも関わらず

迷ったら大きい方と自動的に判断するようではいけません。

毎ショットどのような球をどの番手で打っていくのかを決めて打ちましょう。

この場合は考えなく大きな番手に頼りすぎるのが間違えです。

さらに言うとここで自信を持って打っていけるようにならなければ、

ハンデ13さんはシングルハンデへと突破することが難しいと思います。

時には自信を持ってショットすることも大事です。

ハンデ20さんのケース

ハンデ20さんは論外です。

ハンデ7さんの番手選びを参考にしていましたが、

フルショットするのか、大きな番手でコンパクトに振るのか

高く打つのか、低く打ち出すのかはわかりません。

人のクラブ判断には色々な考えの上で選び出されています。

人がどのような打ち方で打つかわからないので、

他人のクラブ選択は全く参考になりません。

そもそもどの番手でどのように打つのかを自分で考えれないようであれば上達はありません。

以上がクラブ判断のケーススタディでした。

もちろんもっと色々な考えがあっていいと思います。

ただ己を知り確立の高い選択をすることで

ゴルフがいい方向へと進んでいきます。

自分自身を知り確立の高いゴルフで好スコアを目指しましょう。

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