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何かを失う時、必ず何かを得ている


自分の中で閉まっておけばいいと思っていたからこそ、書かなかったことを書いてみようと思います。とてもダサいし、恥ずかしいけど書きます。


1.必ず何かを得ている


この言葉は僕が心底尊敬してるサッカー選手竹本さんの言葉である。

何かを失うとき、必ず何かを得ている


この言葉に救われた出来事が起きたからである。自分にとって大きなものを失ったことであったと同時に大切なものを得ることが出来たと今では捉えることが出来ている。

環境を大きく変えるきっかけになったのは、1つの出来事があった。

自分の所属するコミュニティが悪い方向に進んでいることを指摘することほど気が乗らないことはないと思う。自分自身これまでは、そのような状況に気が付いても指摘しなかったり、そっと距離を置いていた。今回も自分だけが我慢して済むなら問題ないと思っていた。

しかし、自分だけではなく嫌な思いをしている人がいること、大切にしていた団体だからこそ、そのような文化になってしまうのは嫌だったからこそ、1歩踏み出すことにした。

めんどくさがられるのは目に見えてたし、これまでずっと一緒に活動してきた仲間から嫌われたくないと思っていたからこそ、しっかりと企画した。どんな口調で?どんな内容で?伝える順番は?手段は?どこまで伝えるべき?どんな時間帯?伝えると決めた前日に夜を徹して文章を考えた。伝える練習もした。

しかし、結果としては残念に終わってしまった。自分の伝え方に問題があったのかもしれない。でも、大学に入って1番時間を割いていたし、自分なりに頑張っていた場所だったからこそ、強者の論理の主張や論点のすり替えとまったく取り合ってもらえなかった。いくら仲がいいからと笑って済む話ではなかった。まじめに話してるからこそ聞いてほしかった。誰しもが完ぺきではないと考えていたからこそ、他人の非に対しても許してこれた。自分も非を伝えられたら素直に聞けないことがあるかもしれないと心境は察することが出来る。正しさが全てではないのは分かっていた。それでも優しい人を傷ついていい理由にはならないと思う。

優しい世界を作ることの道のりは長いと感じた。

たしかに、自分としては成長したと思えた。1歩上がれたと思えていた。でも一方で大学入ってから一番悔しかったことかもしれないとも感じた。

でも伝わることはなかった。すっかり彼らの信頼を失い、自分が大切にしていたコミュニティからひっそりと距離を置いた。大切にしていたコミュニティがなくなった瞬間でもあった。

自分の周りには信頼できる人がすーーーーっといなくなったような感じがしていた。とても寂しさを覚えた。

前回の記事にはポジティブになれたと書いていた気がするし、自分の気持ちを回復させる方法も言語化出来てきていたからこそ、ここまで落ち込むことになるのはひさしぶりだった。

コロナのおかげでオンラインでの授業だったのもあり、引き込んで寝込む生活になってしまった。コロナ×一人暮らしはメンタルを追い込んでしまった。


2.言葉の企画というコミュニティ


僕は言葉の企画に参加している。言葉の企画とは?という方はこちらの記事を読んでください。


そんな中で迎えた今回の課題提出。

手につかず、出し切ることが出来なかった。提出して恥ずかしさと後悔しかならなかった。

頑張りたかったことに頑張れなかった自分に後悔を感じながら言葉の企画の2回目までの期間を過ごしていた。

もちろん、落ち込んでいる状況でいつも支えてくれる親友や先が見えなくなった状況でもコーチングをしてくれて支えてくれる友達がいる。(ここでこっそり書いておく)

しかし、自分がうれしかったのは、言葉の企画というコミュニティである。安心して、自分のやりたいことに挑戦できる場所だと感じられたことである。

今回の企画は正直、恥ずかしいもの出してしまったからこそ、阿部さんの講評が送られてきたメールを見たときもすぐには聞けなかった。あんなのを出したら、酷評されても仕方ないと思っていた。

でも、実際には、恐る恐る聞いた阿部さんの講評を聞いて、しっかりと受け止めてもらえていたと感じられた。みなさんから頂いた感動メモやコメントにも温かいコメントを頂いていた。投げたらちゃんと受け止めてくれる人環境だと思えた。

信じてもいい場所だと思えた。

講義以外にもゆみさんをはじめとしてたくさんコミュニケーションをとってくれたり、りくさんに将来の相談をしたり、イラスト描いてもらったりとまだ一度も会えてないのに自分の中で着々と心を許せる場所になりつつある。しんどかった時にゆみさんに誘ってもらい、言葉の企画の大学生とzoomで腹がよじれるくらいにおしゃべりできたのはすごくうれしかった。元気をもらえた。自分の中で大切なコミュニティになりつつある。

言葉の企画が単なる講座ではなく、お互いに切磋琢磨しながら成長できる一つのコミュニティになっていると感じた。

そんな言葉の企画ももう2回が終わってしまった。始まったということは終わりがある。1回1回を大切にして挑戦していきたいと思う。

決して、頑張れない理由にも言い訳にもしたくない。でも自分は大きすぎるものを失ったように感じていたが、確実に得たものがあった。

やっぱりマイナスなことは書かない方がよかったのではと思う反面、ここだからこそ書ける感謝の気持ちもあるなと思いました。今回も講義にもとづいた内容を書けなかったなあと、、、、。

ちゃんと立て直してこの安心して挑戦できる言葉の企画の企画という環境を大切にしたいと思う。



ありがとうございます!!!