映画で英語を覚えれるのか?

今日でInstagramとnoteで映画の英文を紹介することを始め50回目になった。きっかけはSNSと英語の必要性を感じたから。
なんでそう思ったか書いていこうと思います。

① 無職になってしまったので勉強することにした

ここ数年、自分は"コンテンツを発信している"仕事にいくつか従事をしていた。基本はフリーランスでやりつつだが、直近でいた所属先は社員として動いていた。
社員になり後悔している部分もあるが、管理的な立場やお金のマネジメントなんかも学べたので、結果良しと考えている。
このエピソードは世のフリーランスや正社員でありながらフリーランスを意識している人たちの参考になればいいいので、いつか書きたい。

話は戻り、今年の1月頃、正社員として働いていた会社を辞めることにした。
まぁ今までに築き上げてきた伝手でフリーとして食ってけるだろう!と軽く考えていたのだが、世はコロナが蔓延しつつあり、退職月の3月には「やべぇ、タイミング間違えたぁ…」なんて思ったり。
ただ、その会社は今はコロナ影響下がもろに直撃し実質停止中なので、いずれにせよ自分の運命は変わっていなかったのかもしれない。
むしろコロナが蔓延る直前に、身内・取引先含め、いろんな方面から送別会をしていただいたのだから、良い思いをさせてもらったのかも。

その後、いい人から話も貰い、起業する案もあったのだが、なかなかアイデアも出せず、コロナは加速し、結局頓挫してしまった。
自分は逆境をモノにできる経営のプロたちのような才能やガッツがないんだなと、誰にも知られることなく挫折した。厳密にいうと"起業してまで何がしたいか?"がなかったのだ。

一人の人間の人生に悲しいドラマの展開が訪れたわけだけど、感情のピークが人生の終わりではない。終わりなのは死ぬときだけだ。それが現実。

仕方ないので、引き続き、死ぬわけにもいかないので就職活動も、やんわり初めてみたがどうも上手くいかない。
正直、自分の経歴には自信があった。年齢の割に修羅場をくぐってきた方だと思うし、単純に面積がでかい仕事も、責任のでかい仕事も年齢の割にはやってきている。…と思ったのだが書類すら通らない現実!

"方向性が違う"という理由でひらすら落ちまくる。
それは納得する部分もある。

なるほど、俺はそんなに優秀な人材じゃなかったのか!と思いながら、ある言葉がリフレインしていた。
それは、いくつか辛うじて機会を得た面接の時に、「英語はできないんですか?」「web制作はできないんですか?」と言うキーワードである。
つまりそこができれば企業にとっても抜き出たプレイヤーだけど、自分にはそれがなかった。残念だけど自分は優秀ですらなかった。

自分でいうのもなんだが、いま挙げたの以外ならある程度こなせる。
PCのリテラシーは低いけど、ソフトは使える範囲は広いし、仕事の幅も狭くはないのだが、いまの仕事で重要な「英語」と「web制作」は1mmもチンプンカンプン。
web制作は業務的に触れないのも普通に多いスキルだと思うので、"できない"のレベル感は説明は不要だろうが、義務教育でもある英語のできないレベルの説明は必要だろうし、説明する。
英語のレベルに関しては後の項目で説明する。

確かに英語しゃべれるだけで、かなり間口広がるんだよなぁと思い、決意した。よっしゃ英語やるか!


③ SNSでやってみようと思った理由

とりあえず、instagramで英語の勉強を晒すことにした。
理由はこんな感じ。

⑴ 毛嫌いしていたSNSと仲良くなる
これは理由は簡潔で、ある一部の批判文化と褒めあい文化への苦手意識を感じていた…。
本音の肉体的コミュニケーションを好む自分にとって、その手の文化がどうも親近感を抱くことができなかった。
でも、好きな格闘家もやっているし、アーティストもやっている。
アカウントは作っているのだし、とりあえずやってみよう。

⑵ 自分語りできるようにする
これは理由が二つある。
一つ目は、学生時代に趣味や好きなことが合う友達に、押し付けるのって良くないなぁなんて思っていたら、そのまま語らなくなっちゃた。
専門的な大学にいたので、『趣味もそれぞれだろ』と割り切っていたのも大きい。気づけば人に合わせるようになってしまって、酔っ払ってYoutubeに音楽を流すくらい。
つまり"自分はこれが好きな人間です"と言うことが、かっこ悪いと思うようになってしまった。
一見理性的な人間にも見えるが、しゃべるトレーニングをしていない結果、趣味の合う取引先の人と出会った時にすら、上手くしゃべれなくなっていた。恥をかかない人生を選んだ結果、内省的になっている自分がいた。一見理性的な人間にも見えるが、しゃべるトレーニングをしていない結果、趣味の合う取引先の人と出会った時にすら、上手くしゃべれなくなっていた。恥をかかない人生を選んだ結果、内省的になっている自分がいた。

二つ目は、ひたすら体育会系を超えた、ヴァイオレンスなヤクザ的な縦社会の業界(別に反社会勢力ではないです)にいた経歴から、"仕事は結果で出せば良い"と言う考えが極端化した結果、寡黙に仕事をこなすタイプになっていたのであった。これは本当に良くないことで、ひたすら体力的なパワーに頼り切った仕事をすることになるから、いつか限界がくる。
職人のような存在になれれば良いのだろが、あいにく自分は職人とは程遠い業種だ。
そのために、まずはおしゃべりになろうと思った。
せめてSNSくらいはペラペラ流暢にしゃべらないと!!せめてSNSくらいはペラペラ流暢にしゃべらないと!!

⑶ 周りに見張ってもらう
承認欲求を素直に活かそう!という気持ちと、興味がなくても元々友達だった人ならやってること自体は認識してくれるだろうし、やらなくなったら会った「辞めたの?」と聞かれるはずだ。なので虚勢を貼るべく晒すことにした。

④ そんなこんなで始めてみた(1日目から30日目)

とりあえず30日くらいまでは特に勉強もせず、映画の文章だけを訳して遊ぶような感じ。
なので勉強というレベルですらない。
この時はHTMLとCSSの勉強をしていたので、それだけやれば良いやみたいな感じだった。

(始めたこと)
●  英語を意識して映画を1日1回は観る
→土日は英字幕&日本語吹替で観る
→平日は日本語&英語で観る
自分の場合は映画を観ること自体は元々ルーティンだった。 
平日、土日の話は嫁と観る日と観ない日の問題なので、自然とこうなっただけ。

●  SNSに英訳をアップする
⒈ 映画の気に入ったセリフをピックアップ
⒉ 英文の文法、単語を調べて理解する
⒊ 映画の情報と一緒に勉強内容をInstagramとnoteにアップする
 (補足)
noteでは書きたい放題だけど、Instagramは簡潔にまとめる。
要するに思ってることは小ネタやトリビアはnoteに全てストックする。

(結果①)
検証方法:中学3年生レベルのドリル(大人向け)に挑戦
検証結果:惨敗。ほとんどの問題が解けない

●  理由①
大人が中学生の時に学んだ英語を取り戻すためのドリルだったので、まず難しい単語が分からない。取り戻すものが無い人間には、全く理解できないものだった。

●  理由②
単語などは昔より分かるようになっていたが、文法が分からないので全て間違えていた。
そもそも中学1年生の文法が分からない。いわゆるbe動詞がなんのことかも分からないレベル。背景は深い理由などなく、地頭が悪いうえに勉強も真面目にしなかっただけなんだけど。

(結果②成長はしたのか?)
文法こそ壊滅的だったが、基本的な『I gonna』などのよくあるフレーズみたいのは漠然と理解し始めてきた。
また映画の英字幕は若干わかるようになったが、字幕が感覚で分かるんであって、聞き取りは全くだった。
特に英語は訛りを入れたり汚い喋り方をしたり、声をシャがらせて喋る役所も多い。
ただ、成長度0と言う訳でもなく、ドリルについているCDなどの、ゆっくり目な綺麗な発音の英語ならスイスイ聞き取れるようにはなっていた。これはびっくりした。
もう一つびっくりしたのが単語が分からないだけでNetflixでも観れるサウスパークは意外にも聞き取りやすいことに気づいた。

(結論とアドバイス的な話)
恥ずかしい話だけど、ドリルを解くときは、このレベルにいることすら知らなかった。まさか30代の自分が小学6年生レベルだったなんて…。

英語の勉強を考えている人に対してアドバイスになるが、"中学レベルで分かる英語"みたいな趣旨のテキストの購入は英語をしっかり勉強してた人を対象にしていることを理解した方がいいかもしれない。

勿論、TOEICや英検のテキストなんて問題外。
ポケモンで例えるならレベル1のポケモンで四天王で挑むようなもの。
自信のない方は迷わず中学生や小学生を対象にしたテキストを買うこと。


⑤ そんなこんなで始めてみた(30日目から50日目(現在))

(始めたこと)
●  ドリルを解き始める
中学すら怪しいと思ったので小学6年生のテキストから始めた。
正解だった。
意外と分からない単語も多い。

そんなこんなで中学3年生のドリルを昨日終了させたが、怪しい部分もあるので、週明けからは高校の勉強と並行して中学3年分をまとめた問題集を解く予定。

●  SNSに英訳をアップも少しアップデート
これは昨日から始めたことだけど、名言をアップを辞めて、あくまで最終目標は会話なのでワンシーンの会話を入れるようにしました。
会話力以前の問題なんだけど。

ここら辺の結果報告はまた時期を見て。
ちなみにSNSに関しては、やっぱり苦手な雰囲気もあるけど、難しい。
意識は変わらんが毎日やってる人は偉いのかもねと思いつつも深く考えさせられることはなかったです。

とりあえず引き続き頑張ります。

番外編: 洋楽好きや映画好きは英語を覚えれるのか?

国内にいる海外の方が、「日本語はアニメで覚えた」みたいな話って良く聞くよね。あれ聞くと勝手に聞いてるうちに覚えたみたいな印象受けがちだけど、しっかり勉強しようと意識して取り組んだから返ってきた結果であって。
実際に、その手の自分の知り合い国から助成金もらって留学していたり、割と日本で自国文化の普及活動してたり、優秀な人たちが多かった。
要は勉強をしっかりできる人たち。
加えて"日本を知りたい!!"っていう思いが強い人たち!

残念なことに、おれは英語が使われている歌や映画が好きだけど、字幕や翻訳文で意図をしていたから英語を聞き取る力すら0だった。
『セックス・ピストルズってなんかアナーキーでかっこいいぜ!』くらいの浅い人間には、何もプラスになっていなかった。

とはいえ、映画や音楽が好きだし、そこを入り口に英語を勉強したいなぁなんて思い始めたのだ。

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以上でございます。
お付き合いいただきありがとうございました!

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