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人を褒めると愛されやすくなる

今回は、「人を褒めると愛されやすくなる」ことをテーマに紹介します。

友人や家族、恋人、部下、子どもにしっかりと褒めてますか。
日本人はもともと、褒め下手です。褒めることができなくて当たり前だと思います。褒めることは、お互いに気持ちが良くなります。
相手を褒めるだけではなく、自分自身にも褒めてくださいね。

日本では褒める人は少ないので、希少価値とされています。
褒めてほしい人はたくさんいるのに、
どうして褒める人は少ないのでしょうか。世界にいくと、自然と褒めるのが当然。
日本人はシャイで、自己表現を抑えて過ごしてきています。
でも、できないからと言って、諦めないでください。
これからでも褒めることを増やしていけば、必ず自然と褒められます。
褒めることはモチベーションアップになり、人間関係が良好になります。
褒め上手になるために、ポイントを紹介します。

1.具体的に褒める

相手の行動や、自分にとって一番よかったところを褒めてあげましょう。例えば、「お掃除してくれてとても助かったよ」や「プレゼンの発表、わかりやすくてとても良かったよ」など、具体的に伝えることが大事です。
ただ単に「頑張ったね」と言うだけでは、相手にお世辞として捉えられ、喜ばれません。具体的に伝えることで、相手に安心感や自信を与えられます。相手の信用に繋げるために誠意のある言葉で褒めましょう。自分を客観的になって、「こんなこと言われたら凄く嬉しい」と思うようなことを心掛けてみてください。


2.意外なところを褒める

言われなれている言葉は、相手の心に響かなくなってきます。「表面上だけだな」とも思われがち。なので、相手の短所を長所として言うのもひとつです。他人から目が付かなさそうなところを褒めると良いでしょう。例えば頑固な人だと「自分の意志を強く持っていて素敵ですね」と言ってみるのもあり。緊張しがちの人は「真面目で頑張り屋さんですね」など、長所に置き換えてみると、相手はよく見てくれていると思い、喜ばれます。
少し難しいかもしれないですが、些細なことが目に付いたら、褒めてみてください。


3.疑問形で褒めてみる

ストレートに褒めることに抵抗があるなら、疑問形で伝えるとコミュニケーションが広がります。例えば「どうやって仕事早くできるようになったの?」など、上目遣いのような言葉で褒めると良いでしょう。すると、説得力が上がり、相手も答えやすくなります。疑問形は人間関係を良くするひとつの手段です。


4.相手の見えないところで褒める

本人を直接褒めるより、第三者から伝わる方が信頼性が増すと言われています。第三者から本人に「褒めていたよ」ということがとても嬉しく思います。直接伝える以上に相手はとても喜んでくれるので、とても効果的です。褒め言葉の真実味も増します。第三者と話すときには具体的&簡潔に褒めることがポイントです。


☆おさえておきたい「さしすせそ」☆

よく料理の調味料に言われる「さしすせそ」。
褒める言葉に迷ったときに使える「さしすせそ」を紹介します。

◎ビジネスシーンの場合
「さすがですね」「知りませんでした」「すごいですね」「センスありますね」「そうなんですね」
上司や先輩、取引先など目上の人に使えますが、心が無いお世辞として聞こえることがあるので、注意する必要があります。

◎子どもを褒める場合
「さすが」「上手」「すごい」「正解」「そうだね」
子どもは認められたと思い、やる気が上がります。成長のために「何を褒めるか」具体的に説明してあげるのが最も良いでしょう。
「お片付け、一人でできてすごいね!」
と言われた子どもは、どうして褒められたかがわかります。できたことを褒めてあげることで自己肯定感や達成感を高められます。
ただ、褒めすぎも注意しなければなりません。
「すごいね~」と言いすぎると、甘えになり、わがままな子どもになってしまします。子どもの成長のためにはアメとムチを上手に使い分けることが大切です。
また、子どもの行動だけを褒めるのではなく、存在を褒めてあげることも良いです。「生まれてきてくれてありがとう」「一緒にいれて嬉しいよ」など自分の価値を高めてあげましょう。子どもは自分自身を大切に思えるようになります。自身がつくことで、ポジティブに考えるようになり、将来的に自己主張ができるようになります。


▼ まとめ ▼

褒め上手になると、自分の気持ちも向上します。人間関係を構築するために、一つは褒めることを心掛けてみてください。ただ、大げさに言ったり、感情のない褒め言葉は心に響きません。子どもや大人でも具体的に褒めることで、自己肯定感が高くなり、自信につながります。
直接相手を褒めるのはちょっと恥ずかしい…と思ったら、第三者に「こんなところ素敵だと思う」など言ってみてください。
「さしすせそ」は便利ですが、使いすぎることで真実味が欠けてしまうので、注意が必要です。
子どもには愛情が伝わるので、教育面ではしっかり褒めることが重要です。
コミュニケーション能力向上にもなるので、褒めて褒め上手になりましょう!

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