見出し画像

コミュニケーションが得意?コミュニケーションを考える

我々「GDIコミュニケーションズ」は、以前記事にも掲載した通り、全社員が様々な言語スキルを持っていますが、その言語を駆使した「コミュニケーション能力」にも長けた社員が集まっています。

「コミュニケーション」を大事にしているからこそ、GDIに関わる多くの方にコミュニケーションの大切さを知ってもらいたいと思っています。人と関わり続ける社会にいる人にとっては「そんなの当たり前でしょ」と思うかもしれません。しかし、できているようでなかなか難しいのがコミュニケーションなのです。

皆さんの周りに、こんな人はいませんか?
「人と関わるのが好きで、コミュニケーションは得意です」
「チーム内のコミュニケーションはとれているので問題ありません」

筆者はこういう人がいる場合は、少し注意深く見守るようにしています。なぜなら、コミュニケーションは一人で出来るものではなく、自己判断するものでもないからです。コミュニケーションには常に相手がいて、その人と相互的であり、対等であり、開けたものであるべき、とそう考えています。何をもって「コミュニケーションが得意」なのか、疑問に思うことさえあります。

一方的にボール(言葉)を投げつけて、相手が正しく受け止める前に「コミュニケーションをとった」と判断していませんか?相手の話に耳を貸さず、自分の言いたいことだけを言って会話を終了していませんか?誰もが等しく発言できる雰囲気や会話の流れを作っていますか?相手にボールを投げることを躊躇っていませんか?
これまでにも、一方的に投げつけて「あとはみんながボール拾ってくれるでしょ」と言わんばかりに投げっぱなしにしていて、それに気がついていない人も、途中で匙を投げてしまう人も、たくさん見てきました。

社会にいれば立場の違いによって、様々なコミュニケーション方法を駆使して、相手と向かい合わなければいけません。話すのが苦手な人には話しやすい会話の流れを、聞くのが苦手な人にはより簡潔でわかりやすい話し方を。相手と真摯に向き合って、最終的に双方が同じ理解で納得できることが、真のコミュニケーションなのではないかと考えます。

筆者なりの考えをまとめてみましたが、これは人によって回答が異なり、正解も不正解もないと思っています。これを機に、自分にとってのコミュニケーションとは何か、ぜひ考えてみてください。