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薬に頼らず「頭痛」を改善!?生活習慣と食品を見直して元気になろう!!

新型コロナウィルスの影響で老若男女問わず、体調管理に対しては、より気を使う必要性が高まってしまいました。

今回のテーマは「頭痛」を取り上げていくつもりなのですが、新型コロナウィルスの初期症状に、この「頭痛」があてはまるのか調べてみる必要もあると思ったので早速調べてみました。

参考にしたのは厚生労働省のホームページで下記の通りです。



【引用】
〇次の症状がある方は(1)(2)を目安に「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
(1)風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
(2)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。

参考:新型コロナウイルスに関連した患者等の発生について(3月23日公表分) 

このサイトを見たところ、初期症状に「頭痛」という言葉は見受けられませんでした。だけど3月24日(火)に福井新聞のサイトには、日本環境感染学会の資料を参考にしていて、以下のことが記されていたんですよね。

【引用】
新型コロナウイルス肺炎はどんな症状が出るのだろうか。
日本環境感染学会がまとめた資料によると、長く続く発熱や強い疲労感が目立つという。
診療を経過した医師の一人は「インフルエンザでは3日程で下がる熱が1週間ほど続いた」と話す。ほかに多いのが、せき、筋肉痛、呼吸困難、頭痛やたん、下痢を伴う場合もある。

参考: 新型コロナウイルス症状、発熱と疲労感 せき、筋肉痛、下痢、頭痛伴う場合も | 医療 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE

私はさっそく、「日本環境感染学会」のサイトを開いて、コロナに感染した場合「頭痛」という初期症状があるのか確認してみました。
すると「医療従事者の方へ」と記載された欄に「新型コロナウイルス感染症の院内・施設内感染対策リスト」というものがあり、
そこには 「発熱、鼻閉、鼻汁、咳嗽、咽頭痛、頭痛、呼吸困難感、倦怠感、味覚・嗅覚障害などの有無」と記載がありました。


つまりコロナに感染すると「頭痛」という症状があるということになります。

それでは、本題に入りましょう。

昔から、「頭痛で悩んでいる」という方はとても多く
特に女性に多いといわれていましたが、最近では男性にも頭痛持ちが多いようです。

【引用】
頭痛は総合診療外来を訪れる患者さんの主訴の中で最も多いものの一つです。一次性頭痛の我が国における有病率は、片頭痛が人口の5〜10%、緊張型頭痛が人口の約20%であることが最近の疫学調査で報告されています。すなわち、国民の4人に1人が頭痛に悩んでいるということになり、これらを正しく診断し、適切な治療を行うことの重要性がお分かり頂けるかと思います。

出典:日本頭痛学会

今、感じている頭痛は辛い痛みがあるけど緊急を要する頭痛なのか、
それとも、さほど気にする事のない頭痛なのか、
普段よくお酒を飲み、煙草をよく吸う人はもちろん、特に心当たりがない人でも区別ができるように正しい知識を取り入れておくことは、とても大切です。

だけど、私は頭痛について色々な参考文献を、特にサイトを見て確認してみたのですが、結論は「こわい頭痛(命にかかわる頭痛)」と「こわくない(つらい頭痛)」は限りなく似ていて、頭痛で悩んでいる方が判別するのはかなり難しいという結論に至りました。

これは、どういう事なのか。つまり「こわい頭痛」と「こわくない(つらい頭痛)」「似て非なるもの」つまり、お互いの症状が限りなく似ているので判別は専門知識のある掛かりつけの病院などに行って判断してもらうしかないという事です。

でも、これだけで締めくくるのはあまりにも不親切です。

私が頭痛で悩んでいる方に
少しでもお手伝いできることはないものだろうかと考えると・・・、

まず、慢性的な頭痛であれば、健康な状態から頭痛に苦しむに至る期間というものがあり、その間に何が原因となって頭痛になったのかに注視してみました。

そこで、参考になるサイトを探してみたのです。

すると、こんなキーワードが出てきました。

新型栄養失調、不定愁訴(ふていしゅうそ)、そして、個人的に「やはり」と感じたのが「生活習慣」 です。

1.頭痛の原因の一つ「新型栄養失調」とは

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食べる量やカロリーは十分にあるのに、
摂取するビタミンやミネラルの種類が極端に偏ったり、
少なすぎる状態を「新型栄養失調」といいます。

その弊害が身体に不調をきたし、
特に女性には「頭痛」となって現れるということです。

現代人は、特に栄養の隔たりが著しいといわれていますが、
もともとは高齢者に多く見られるものでした。

若い人たちまで新型栄養失調になってしまったその背景には、

仕事量の波が不安定で、ときおり激務化すれば
疲れ果てた身体で夜遅くに帰宅して自炊する気にもなれず
結果的にコンビニ食を選んでお風呂に入り、やっとの思いでベッドに入って眠りにつく。
こういった生活サイクルなどの乱れも理由に上げられるのでしょう。

心当たりがあるという方も多いのではないでしょうか?

それから、さほど忙しくもない人ほどダイエットに興味が沸き、
浅い知識ではじめてしまった無理なダイエットが原因で
栄養のバランスに支障をきたし新型栄養失調になる人も多いようです。

「ライザップ」の糖質制限は話題になりましたよね、
無理な糖質制限についてはよく話題にとりあげられました、
糖質は摂り過ぎても少な過ぎてもいけません。
これも心当たりのある方が多いでしょう。

2.頭痛の原因の一つ「不定愁訴(ふていしゅうそ)」とは

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厚生労働省のホームページには不定愁訴について多く記載されていました。しかし、定義されている記述がなかったので調べてみると一般社団法人日本健康倶楽部のホームページには以下の事が記載されていました。

【参考】
倦怠感、頭痛、微熱感、不眠などの名に何となく体調が割との自覚症状があるものの、検査をしても原因となる病気がわからない状態をいいます。他にも、のぼせ、耳鳴り、動悸、冷え、腹痛、下痢などの自覚症状を訴える例が多く、他人にはわからない辛さや不快感があります。更年期に起こりやすことから更年期障害や自律神経失調症と診断されることもあります。しかし、器質的疾患である高血圧、糖尿病などの生活習慣病の初期症状や他の病気が原因となっていることがあり、精密な検査がすすめられます。

【出典】一般社団法人日本健康倶楽部

原因が判らないのに何となくだるい、やる気が出ない・・・、

こういった症状を「不定愁訴(ふていしゅうそ)」といいます。

こういった症状を感じる人の多くは更年期(44~55歳)や高齢者で、
女性が比較的多いですが男女ともに大差がないのには驚きました。

                【出典】         性・年齢階級別にみた有訴者率(人口千対)

【出典】厚生労働省
性・年齢階級別にみた有訴者率(人口千対)

女性の更年期の症状は閉経の前後5年程で急に現れますが、男性の場合ははっきりとした節目がなくて男性ホルモンが減少して徐々に出てくるといいます。

3.頭痛の原因の一つ「気象病」

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気圧の変化や寒暖差などの気候の変化によって起こる頭痛や肩こりは「気象病」
といって、体調と関連していると考えられているようです。
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気圧変化でなぜ頭痛が? 簡単な解決方法もメカニズムも解説

寒い冬よりは熱い夏場、そして季節の変わり目に多く発症すると言われています。

4.頭痛の原因の一つ「生活習慣」

生活習慣の改善に努力してみても仕事を優先する限り、かなり難しいところがあります。

例えば、自炊して栄養価の高いもを摂取しようと思っていても、良質のものは金額が高かったり、仕事の関係で自炊する時間がない為にコンビニに頼るしかない状況があるなどです。

そうなると、時間と金額がネックになってきます。時間を稼ごうと思えば両親と実家で暮らしていれば不本意でも、親に頼むこともできるのでしょうが一人暮らしだとそうはいきません。

お金に関しては、昨今の日本経済の状況を見れば雇用所得が増える見込みもないので残念ながら当てにはできません・・・。

であれば、身体の為に他にできる事といえばサプリメントに頼るしかないと思ってしまいます。

普段、必要以上にお酒を飲む人はたとえ栄養価の高い物を食べたとしても、お酒のせいで、ビタミン群の減少につながるの物もあるので、気が付けば「ただカロリーの高いものを食べてしまっていた」なんて事にもなりかねません。

そうなると、どうしても栄養が偏るというよりもやはり失調するといった不具合が多くなってしまうのもうなづけます。

5.自分の体を良く知る!

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今、あなたが当てはまると思われる症状は下記の中にありますか。
下記はいわゆる「未病」の状態であるといわれていて、まずはこれに当てはまるか
チェックしてみましょう。

・慢性的な頭痛
・疲れが抜けない、疲れやすい
・朝起きられない
・冷え性
・イライラが多い
・ネガティブ思考
・気持ちが落ち込みやすい
・代謝が落ちやすくなった
・ダイエットが上手くいかない
・子供の落ち着きがない
・甘いものがやめられない
・筋力がつかない
・肌のツヤがない
・むくみがある
・爪が柔らかく、割れやすい

頭痛も含めて、上記の様な症状があるなら、放っておくと大きな病気に発展するリスクが高まるといわれているので注意が必要です。

6.頭痛を改善するなら身体の内側から

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5.のような症状がありチェックした数が多い場合、
改善するにはどんな栄養素に注視したらよいのでしょうか。
そしてその問題点をあげてみると・・・、

・タンパク質不足 「身体には重要」
・鉄分の不足 「女性にとって元気の源」
・糖質の摂り過ぎ 「身体に様々な大きな問題をおこす(心血管障害などのリスク)」
などがあり、個人的な意見になりますがこの中で重要だと思ったのは「糖質の取り過ぎ」だと思っています。

なぜか?
我々は「足りない」物に関しては、
サプリメントを購入して摂取すればいいだけなのでお金さえあればすぐにでも行動を起こせるのですが、
好きなものを「摂り過ぎ」と言われると、
そこはもう既に、依存に近い状態になってしまっているので
なかなかやめることができないからです。
好きなものを取り過ぎている時点で、本人にとってはこれはもう「永遠の課題」に近い事態になっているはずです。

結果として、ここで挫折して谷底に落ちてしまう人、かなり多いです。
くれぐれもいっておきますが、けっして大げさに表現しているわけではありません。
糖質の摂り過ぎは様々な基礎疾患の原因になります。心疾患もそれにあたり、実際に男性、女性ともに50~59歳では死因の第二位が心疾患で亡くなられています。

参考:死因順位(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合
                                  

死因順位(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合

つぎは、あなたが新型栄養失調かどうかチェックしてみましょう、
どの症状にチェックがついたかによって、不足している栄養素が変わってきます。
右側に記載されているものが、かかわっている栄養素でどんな状態か分かるようにしています。

1.お肉をあまり食べない 「タンパク質が不足」

2.油をあまりとらないようにしている 「青魚・オリーブオイルなどの脂質不足」
  
3.丼ぶりやラーメンなどをよく食べる 「ビタミンB群が不足」

4.アルコールの量が増えたまたは多い 「ビタミンB群が不足」

5.栄養ドリンク、スポーツドリンクをよく飲む 「ビタミンB群が不足」

6.目が乾燥する 「ビタミンAが不足」

7.野菜や果物をあまりとらない 「ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足」

8.冷えが気になる 「タンパク質・良質な油・鉄が不足」

9.風邪をひきやすい 「タンパク質・ビタミンA・ビタミンD・亜鉛が不足」

10.インスタント食品やコンビニ食が多い 「カルシウムが不足」

11.抜け毛が増えた 「亜鉛が不足」

12.精力が減少した 「亜鉛が不足」

次は頭痛改善に関係ある、「タンパク質」について説明しましょう。

7.ホルモン分泌に必要なエクオール

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女性の場合は、閉経後にエストロゲンというホルモンの分泌が急激に低下します。
この、エストロゲンは「不定愁訴」の改善だけでなく骨量の増加やコレステロール値の上昇を抑える作用もあるといわれています。それから更年期の症状の緩和にも効果が期待できるとされているんです。

同じような働きをするのが、大豆にたくさん含まれている「イソフラボン」でエストロゲンと似ている構造を持っていて植物性エストロゲンと言われるほどです。

前立腺がんのリスク低減の可能性もあるといわれているので、
男性にも大きく関係があり男女ともに欠かせない食品になります。

でもね、ここで気にしなければならないのが腸内環境なんです。

イソフラボンは摂取すると腸でそのまま吸収される人と、エクオールという成分に変換される人に分かれるんですよね。イソフラボンよりも強いエストロゲン作用があると言われ、現在注目されているのですが、体内での生成されやすさは人それぞれなんです。

これには、腸内環境の違いなどが関係しているため、普段からバランスの良い食生活を心掛けることや、ビタミンU(キャベジン)を多く含むキャベツや大豆製品を摂取することが大切です。

8.頭痛や不定愁訴に有効な食べ物

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まずは、カロリーを摂りすぎないという事が最大の条件になりますが。
頭痛や不定愁訴の改善に必要な「栄養素」と「食べ物」をお教えします。
栄養素だけだといちいち調べる必要があるでしょ?
その代わり、あなたに好き嫌いがあるかもしれないので教える数は多くなりますがそこはご勘弁を・・・、

・ビタミンB1
 神経機能を正常に保ち、精神状態を改善、ストレス緩和。

出典:ビタミンB1の多い食品と含有量一覧表

ビタミンB1の多い食品と含有量一覧表

・ビタミンB2
頭痛緩和、貧血予防、神経を落ち着ける、偏頭痛を緩和。赤血球やヘモグロビン の産生に も関与しています。インスタントラーメンに多いというのはちょっと驚きましたが摂り過ぎはいけません。

出典:ビタミンB2の多い食品と、食品のビタミンB2の含有量一覧表

ビタミンB2の多い食品と、食品のビタミンB2の含有量一覧表

・ビタミンB3(ナイアシン)
  頭痛緩和、神経系の働きを促進。

出典:ナイアシンの多い食品と、食品のナイアシンの含有量一覧表

ナイアシンの多い食品と、食品のナイアシンの含有量一覧表

・ビタミンB6
ホルモン産生、神経伝達物質であるノルアドレナリンなどのホルモン産生を助けます。

出典:ビタミンB6の多い食品と、食品のビタミンB6の含有量一覧表

ビタミンB6の多い食品と、食品のビタミンB6の含有量一覧表

・ビタミンB12
貧血予防、ビタミンB2と同様で赤血球やヘモグロビンの産生に関与しています。

出典:「ビタミンB12」の多い食品と、食品のビタミンB12の含有量一覧表
                                  

「ビタミンB12」の多い食品と、食品のビタミンB12の含有量一覧表

 まとめ
1.頭痛の原因の一つ「新型栄養失調」とは
食べる量やカロリーは十分にあるのに、
摂取するビタミンやミネラルの種類が極端に偏ったり、
少なすぎる状態を「新型栄養失調」といいます。
2.頭痛の原因の一つ「不定愁訴(ふていしゅうそ)」とは
原因が判らないのに何となくだるい、やる気が出ない・・・、
こういった症状を「不定愁訴(ふていしゅうそ)」といいます。

こういった症状を感じる人の多くは更年期(44~55歳)や高齢者で、
女性が多いと言われていましたが最近では男性にも多いと話題になっています。

3.頭痛の原因の一つ「気象病」
気圧の変化や寒暖差などの気候の変化によって起こる頭痛や肩こりは「気象病」といって、体調と関連していると考えられているようです。

4.頭痛の原因の一つ「生活習慣」
生活習慣の改善に努力してみても仕事を優先する限り、なかなか難しいところがあります。

例えば、自炊して栄養価の高いもを摂取しようと思っていても、良質のものは金額が高かったり、仕事の関係で自炊する時間がなくコンビニに頼るしかない状況があるなどです。なら、身体のために他にできる事といえばサプリメントに頼るしかないように思います。

5.自分の体を良く知る!
今、あなたが当てはまると思われる症状をチェックしてみるのはとても大事な事です。
頭痛も含めて、様々な症状があるのなら、放っておくと大きな病気に発展するリスクが高まるといわれているので注意が必要です。

6.頭痛を改善するなら身体の内側から
頭痛など様々な症状を感じている場合それを
改善するにはどんな栄養素に注視したらよいか、
そしてその問題点をあげてみると・・・、

・タンパク質不足 「身体には重要」
・鉄分の不足 「女性にとって元気の源」
・糖質の摂り過ぎ 「身体に様々な大きな問題をおこす(心血管障害などのリスク)」
などがあります。
不足になるものは補えば良いのですが減らすことに関しては習慣となっている以上難しいと感じている方が多いようです。

7.ホルモン分泌に必要なエクオール
女性の場合は、閉経後にエストロゲンというホルモンの分泌が急激に低下します。
この、エストロゲンは「不定愁訴」の改善だけでなく骨量の増加やコレステロール値の上昇を抑える作用もあるといわれています。
同じような働きをするのが、大豆にたくさん含まれている「イソフラボン」でエストロゲンと似ている構造を持っていて植物性エストロゲンと言われるほどです。
イソフラボンは摂取すると腸でそのまま吸収される人と、エクオールという成分に変換される人に分かれます。イソフラボンよりも強いエストロゲン作用があると言われています。

8.頭痛や不定愁訴に有効な食べ物
頭痛や不定愁訴の改善に必要な「栄養素」と「食べ物」は調べればたくさんあります。
ここで忘れてはいけないのが、カロリーを摂りすぎないという事が条件になると言う事です。

ここまでお読みになられた方ご苦労様でした。
ご覧いただいてお分かりのように、「頭痛」だけでもネットで知らべればたくさんの参考文献がみつかります。

大事なのは、その内容をどう感じて頂けるかだと思います。
少しでも、危機感を感じて頂き生活改善の必要性があると思われた方のお手伝いになれば幸いです。
そして最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。


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