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交換留学における奨学金・金銭事情について

皆さんこんにちは!GCSの児玉です。
夏休みもほぼ半分が終わってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、長期の交換留学を考えるにあたって最もネックとなる"お金"に関する情報をお伝えできればと思います。

留学をするにあたって
「お金はどれくらいかかるんだろう…」
「やっぱり裕福な家庭じゃないと留学になんて行けないんじゃ...」
と不安に思っている人も多いんじゃないでしょうか。

実際、GCSで留学カウンセリングを行っている中でもやはり皆さんお金の面で心配をしている方が多いという印象です。

意外とたくさんある留学奨学金

しかし、長期留学向けの奨学金は調べてみると意外とたくさんあり、奨学金だけで留学に行くことも十分可能です!
今回はそんな奨学金の中からメジャーないくつかについて紹介したいと思います!

トビタテ!留学JAPAN

"トビタテ!"は長期留学を目指す人にとって最もポピュラーといえる奨学金制度ではないでしょうか。

渡航先によって月額最大16万円がもらえ、さらに最大25万円の留学準備金も支給されます。

大学の成績や語学スコアも不問のため、成績や語学に自信がなくても留学に対する熱い思いがある人にはもってこいの奨学金だと思います。

給付金額が高いのはもちろん、トビタテ!について僕が特にうらやましいと思うのは留学前から留学後まで続くコミュニティーのつながりの強さです。留学後でもトビタテ!で留学したメンバー間のつながりが強くて、その中で新しい出会いや様々な交流が生まれているのは、外から見ていてうらやましいなぁと思います。

ただし、もう少しでトビタテ!のプログラム自体が終了してしまうorプログラムの内容が変わってしまうようなので、詳しく知りたい方はネットや留学生課などで確認するようにしてください。

GCSにもこの奨学金をもらって留学をしたメンバーが何人かいるので、もしトビタテ!の詳しい話を聞いてみたい方がいたら、是非カウンセリングを申し込んでみてくださいね。

業務スーパージャパンドリーム財団奨学金

パッと見、少し怪しげな奨学金名ですが、こちらは仙台にもある業務スーパーの関連財団が運営しているかなり手厚い留学奨学金事業です。

ちなみに、僕はこの財団の奨学金を利用させてもらって留学に行っていました。

その魅力は、やはり給付金額が月額15万円とトビタテ!並みに大きいこと。

また、トビタテ!のような"留学先での実践活動"は必須ではないので、留学先で腰を据えて勉強したい人にとってはおすすめの奨学金です。

こちらは大学の成績と語学のスコアが選考に関わってくるため、それらに自信のある人は選考を通過しやすいと思います。

こちらも自分含め何人かのGCSメンバーが利用していた奨学金なので、もし興味を持った方がいましたら気軽に質問してくださいね。

東北大学基金 グローバル萩海外留学奨励賞

こちらは、東北大学が独自に行っている交換留学で海外へ行く学生に対する奨学金支援制度です。

渡航先によって最大30万円の準備金と最大10万円の月額奨学金がもらえます。

トビタテ!や業務スーパーの奨学金に比べて給付額は少ないですが、募集時期が遅めなのでトビタテ!や業務スーパーの奨学金に申し込んだけど落ちてしまった人やうっかりしていて申し込むのを忘れてしまった人でも応募可能です。

また、2年前の体験談なので今はどうなるか詳しくは分かりませんが、業務スーパーの奨学金の場合は渡航支援金が支給されないので、こちらの奨学金を併用してこちらで渡航準備金のみを受け取ることもできます。
(業務スーパー奨学金:15万円/月+グローバル萩準備金:30万円)

この他にも、
JASSO海外留学支援制度(協定派遣)
TOMODACHI住友商事奨学金
経団連グローバル人材育成スカラーシップ
など様々な奨学金があるので、もしお金の面で留学を諦めてしまっている人がいたら是非ネットで色々調べてみたり、GCSやGLC, 留学生課などに聞いてみたりしてください。

実際、一か月の生活費ってどのくらい?

ここまで色々な奨学金を紹介してきましたが、実際に留学先ではどのくらいお金がかかるのか自分の体験談をもとにご紹介したいと思います。

僕の留学先は、世界で最も物価が高いと言われるスイスだったので基本的にどの国に留学する場合でも節約を意識して生活すればこれを超えることはないんじゃないかと思います(笑)
(LAに留学していた友達は家賃だけで10万円かかったと言っていましたが...)

スイス・ローザンヌでの一か月の生活費は
寮費:60,000円(5人1組のフラットシェア)
食費:50,000円(基本、昼:学食 / 朝、夜:自炊)
家事用品・洗濯代:10,000円
通信費:5,000円
被服費:5,000円
その他雑費:10,000円
娯楽費・旅費:+α     合計:140,000円+α/月
という感じでした。

そのため、上で紹介した奨学金を使えば、ほぼ全額orプラスで日本でバイト等で稼いだお金を利用すれば十分に暮らしていける範囲だと思います。
(ただし、自分は留学中旅行にかなり行っていたので+α の部分がすごいことになってしまい実際はかなりの赤字でしたが...)

ということで、今回はいくつかの留学奨学金と留学中にかかる生活費についてご紹介しましたが、この記事が金銭面で留学に対して不安に思っている人や留学を諦めてしまっていた人が少しでも前向きに留学を検討する助けとなってくれれば嬉しいです!

最後に、GCSでは夏休み中を含めいつでも留学カウンセリングを受け付けておりますので、上で紹介した奨学金についてや留学に対する色々な疑問や不安など何でもお気軽にご相談ください。お待ちしております!

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