ステージって??(第25回)
毎回、素敵な写真をお借りしています。
5/17//2020
いとうせいこうさん発起人のプロジェクト「MUSIC DON’T LOCKDOWN (#MDL)」の中のプログラムの一つ
ツイキャス上で行われている
に、参加した。
ツイキャスの画面は、右にコメント欄がある。
私は朗読とそれとの連動を図った。
「2人芝居の相手を、コメント欄に出現させればいい」
理由はある。
演劇の人たちが、ZOOM演劇に、「二の足を踏む理由」はいくつかある。
それは、リピート性の問題。
映像として作品を作ってしまったら、それは「生」ではないし、その「生」感は、演劇ではない。
その瞬間をみせ、そこの再現性が無いのが演劇であり、ライブだ。
毎回「砂の城」じゃないとそれは「演劇ではない」という事。
映像作品は基本、ステージ上においては、ライヴではない。どこかで、生配信でもしない限りはね。
そこで、コメント欄を使えば?と思った次第。
ZOOM演劇の方たちも、そこに気が付いたといってたね♪
双方向であるという部分は、ある意味、映画の応援上映にも似てるし、歌舞伎の客席からの掛け声(あれにもルールがある)や、大衆演劇の「おひねりタイム」にも近い。
その場のそれは、それっきりで、2度と見ることはできない。
100%の再現を求めるなら、役者など人間という不確定なものを使わずに、ロボでいいんだ。
商業演劇には「それ」が求められる部分がある。ディズニーのアトラクションのロボ演劇の多さは、そこだ。
今回、私がやったことは、構造として、
アーカイブを聴いても、コメント欄が追えないようになっている。
きちんと、その場で見ないと、崩れてしまう「砂の城」になっているので、構造としては芝居、演劇と言おうと思う。
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