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ずっと仲良くしてねって言う奴

「ずっと仲良くしてね」「ずっと一緒にいようね」

こういった歯の浮くようなセリフを誰かに言われた、もしくは言ったことがあるだろうか。

私はこういった言葉を何度か言われたことがある。そして、このセリフを言ってきた人たちは、驚くことに全員すでに縁が切れているのだ。嘘やん。

しかも、すべてのケースにおいて、このセリフを言った本人のほうから私が一方的に縁を切られているのだ。こちらとしてはずっと仲良くするつもりだったにもかかわらずだ。この世の理不尽を感じざるを得ない。

では、なぜこのような結果になってしまうのだろうか。それを私も色々と考えてみることにした。自分の心の傷をなんとか癒やしたいという思いもあるし。

まず私自身の場合、ある程度親しくなった人間とは、何も言わずともずっと仲良くするつもりで接している。そもそも、人間関係というものにわざわざ区切りを付ける必要もないし、なにか自分に対して不利益となるどうしようもなく許せない出来事でも無い限りは、その相手が犯罪をやろうが、なにをやろうが友人でいるつもりなのだ。

しかし、最初のようなセリフ、「ずっと仲良くしてね」とかを言う人たちは、まずこのセリフを言う時点で人間関係の終わりを想定している。そう思う。

そもそもこの関係性に終わりというものが想像もつかない場合は、わざわざこんなセリフを言う必要がない。ネバーエンディングストーリーだ。知らんけど。

つまりこの「ずっと仲良くしてね」という言葉の裏には、「(私が仲良くしたいと思っている間は)ずっと仲良くしてね」という注釈が付くに違いないのだ。じゃないと別に喧嘩も何もしてないのに関係切られるのおかしいだろ!!いい加減にしろ!!!!

…ついつい熱くなってしまったが、実際はそんな人ばかりでは無いということも重々承知している。これはあくまで私の経験からくる偏見だ。

だが、実際にこのようなセリフを言ったことがある、あるいは言われたことがある人は少しだけ注意してみてほしい。

"ずっと"っていつまでですか?

2年契約とかじゃない?

結局関係の終わりは見据えてない?

ぜひとも考えてみてほしい。

ちなみにこの記事に共感してくれた人は、ぜひともこの私とずっと仲良くしてほしいね。

おわり

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