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「サステナビリティ経営促進セミナー」を開催しました!

noteをご覧のみなさん、こんにちは!

今回は、10月17日(火)に開催した「サステナビリティ経営促進セミナー」についてご紹介します!

突然ですが、みなさんは「サステナビリティ経営」と聞いてどんなことを思い浮かべますか?

もし私が、学生時代に同じ質問をされたら、「二酸化炭素の排出を減らすとか製品にリサイクル素材を使うとか、環境に配慮した経営方針のこと」、そんな風に答えると思います。みなさんの中にも同じようなことをイメージした方がいるのではないでしょうか?

しかし、今年度からこの分野に携わるようになり、サステナビリティ経営に対する考え方が大きく変わりました。そもそもサステナビリティ経営とは、「環境・社会・経済」の3つの観点から、社会及び事業の持続可能性の向上を図る経営のありかたのことを指します。そのため、脱炭素社会の実現に向けた取組はもちろん、社員の働き方を改善するとか、女性社員の割合を増やすといった取組も立派なサステナビリティ経営のひとつになるわけです。

昨今、様々な場所でよく耳にするようになった「サステナビリティ経営」ですが、2023年度からは、上場企業に対して非財務情報の開示が義務付けられたことで、大企業のサプライチェーンに含まれる中堅・中小企業に対してもサステナビリティ経営が求められるようになってきています。

このセミナーでは、東京都と連携協定を結んだ18の金融機関のご協力のもと、企業や金融機関、行政等の立場から、サステナビリティ経営実現に向けた企業の実践事例や、サステナビリティ経営転換に向けた支援策等についてお話をしていただきました。

〇当日プログラム

ここからは、セミナー当日の様子を写真でご紹介します!

基調講演(高崎経済大学 水口氏)
パネルディスカッション1「サステナビリティ経営実現に向けた取組や実践事例」
講演(みずほFG 末吉氏)
パネルディスカッション2「サプライチェーン全体のサステナビリティ経営転換に向けた取組や具体的支援」

パネルディスカッション2には、東京都も登壇し、行政の立場から東京都の様々な支援メニューについてご紹介しました!

株式会社Scrumy 最高収益責任者(CRO) 並木健剛氏(左)
東京都 国際金融都市担当部長 宮武和弘氏(右)

今回、サステナビリティ経営の具体的な取組と、サプライチェーン全体での経営転換や具体的な支援という2つの視点で議論をしました。中堅・中小企業にもサステナビリティ経営が求められる理由や、実際に取組を進めている企業の体験談や苦労したことについて話していただき、セミナーに参加した方の疑問を少しでも解消できるいい機会になったのではないかと思います!

とはいえ、私は「サステナビリティ経営が必要なことは分かっているけれど、具体的に何をしたらいいのか分からない」という中堅・中小企業の方が、まだまだ多いなと感じています。そんな方々に向けて、東京都では、サステナビリティ経営実現に向けた様々な支援メニューを用意しています。サステナビリティ経営を考える際には、ぜひ下記のサイトもご活用ください!

〇ESGに関連する情報を掲載したポータルサイト「東京サステナブルNavi」です!サステナビリティ経営を目指す中堅・中小企業にとって有益な、実際の取組事例、補助金やセミナー等の情報を掲載しています。

〇東京都の事業概要についてもご覧ください!



セミナー終了後には連携金融機関や登壇者、参加者のみなさんで交流いただけるネットワーキングも行いました!普段なかなかお会いする機会のない方々との交流を楽しんでいました!


長々となってしまいましたが、「サステナビリティ経営促進セミナー」についてご紹介してきました。この記事を読むまで、「サステナビリティ経営なんてとてもじゃないけど手が回らない」と考えていた方にとって、「少しずつでも始めてみようかな」と感じてもらえるひとつのきっかけになれば嬉しいです!みなさんで、できることから始めていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに!