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現役保育士が思う肯定的な見方について

こんにちは、めんみです。

今日は、子供に対する、(子供だけではないと思いますが)肯定的な受け止め方や考え方についてお話していきたいと思います。

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職業柄、一歩引いた目線で子供と接することが必要になってくるのですが、感情が入りやすい私の性格上、自分主体になってしまうことがとても多いんです。


ここでは書類の例えを挙げたいと思います。保育士はその子の成長に対し、見通しを立てるとともに振り返りを行います。その書類のひとつに、毎月子供たちの成長の変化を記録に残すものがあり、気付くと「拒む」「嫌がる」「~しない」の」記述が多くなっていることがあります。

そこにはその子を「思い通りに動かしたい」という気持ちが垣間見えてしまうんですよね…。こうしてほしい理想像があって、そこに達していない子供に対してネガティブな評価を下してしまう。その子なりの表現を否定してしまうことになる。

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ここでの学びは、「肯定的(俯瞰的)に受け止めること」そして「成長は過程である」こと。自分にとっては嫌な行動があったとしても、その子がその選択をしたのには理由があって、決してあなたを嫌な気持ちにしようとしているわけではないということを理解しなくてはならない。あなたというか、わたし。

そして成長は点と点の繋がり。今日試して明日できるようになることなんてほとんどない。つまり、答えを求めちゃいけないんですよね。厳しくなるのは自分にだけで十分。相手を厳しく評価するとこっちも疲れちゃうんです。イライラするし。そもそも相手は一人の人間でロボットじゃないからね、思い通りになんていかなくて当然なんです。

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この話をすると、今日私がこうやってまとめたところで明日からできるようになるのか!といったら、それは難しいわけで。ただ、日々意識して反省を繰り返していく中で相手を肯定的にみれるようになってくと思うんです。過程的に。


具体例がやや専門的になってしまいましたでしょうか。相手の自己肯定感を高める前に、接する人のその子に対する肯定感を高めたほうがより相手にもいい影響が与えられるんじゃないかなって思うんです。

私もまだまだ保育士初心者ですが、今後も少しずつ学びをアウトプットしていきたいなと思います。ご精読、ありがとうございました。



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