東遊(ドン・ズー)運動を支えた近代ベトナムの恩人、霞山公近衛篤麿(このえ あつまろ)のこと
明治末期に、フランス領印度支那(インドシナ)と呼ばれていたベトナムから、祖国解放・独立を志して約200名のベトナム人が日本へ渡って来た史実を日越近代史では『東遊(ドン・ズー)運動』と呼んでいます。
その運動の先駆けとなったのが独立運動家の潘佩珠(ファン・ボイ・チャウ)と、ベトナム国皇子クオン・デ候です。其々詳細はこれまでに投稿した過去記事を御一読頂ければ幸いです。
当時の西洋植民地政府施政下、苛酷な課税制度と暴力による恐怖支配から祖国民族を救う為、ベトナム義士たちが