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【決断苦手系ゲイ向け】人生に正解はないから答え合わせをぜひしましょう、という話

自分が7~8年前、自分を変えるために研修をたくさん受けていた頃聞いた話。

答え合わせをしたがる現代人は多い
答えを正しく導き出すことが善という教育の影響
でも、社会に出てから、長い人生の中には「答え」はどこにもない
答えは自分の中にだけ存在するもの
だから自分の感覚を取り戻せないと答えは見つからない

これ、今でも同じ状況ですよね。

正しい答えを求める人はものすごく多い。
でも答えを見つけることができない。
そもそもどうやって答えを探せばいいか分かっていない人も多い。

物事を決められなくて迷いやすいゲイの方って、多いと思います。

そもそもマイノリティというレッテルを自覚した時から、

『自分はこっちの世界にいていいのか』
『家族に言うべきかどうしようか』
『男同士のカップルってちゃんと成立するのか』

こんなことで答えをハッキリ出せないことが多いはずです。

どうやって答えを見つければいいかの話は別に書きます。

ここでは、多くの人が探し求めて止まない「答え」そのものについて考えていきます。

結論から言うと、

・答えはどこにあるわけでもなく、自分の中にしかない
・ただし、答え合わせが必要な人もいて、答え合わせがその人の成長を助ける

こんな感じです。

今回の内容はそんな決断できないゲイの方には、ぜひ最後まで読んでほしい内容です。
必ず役に立ちます。

答えの在り処

答えは自分の外側にありません。
誰かに言われて、与えられて得るものではありません。
自分の内側に必ずあります。

だから、人生のいろんな局面で出すべき答えは、自分で見つけたものだけが心の底から納得いくものだと言えます。
そしてその答えは、その時の自分自身にとって正しいもの、ということになります。

それ以外のもので納得できる、自分自身にとって正しい答えはほぼないと言っていいでしょう。

思い出してみてください。
誰かに説得されて与えられた答えに違和感を覚えたことはなかったですか?

・小学校で絵を描いていたら、先生に「こっちの方がキレイだから」と色を無理やり直された
・『あなたはできる子だから』と自分が一番に志望したワケではない学校に入学させられた

こんな経験に対して、

『本当にこれでいいんだろうか』
『いや違うそうじゃないんだけど』

こう感じたことが多くなかったでしょうか?
逆に、

・文化祭の実行委員をやって、自分の計画が予定通りに進んだときの感動を今でも覚えている
・自分の好きな仕事を選び続けてきて、苦労もあったけど、全て良い経験になっている手応えがある

こんなこと、なかったでしょうか?

どんな人でも、こういった今までの人生の中で選んできた様々な答えを見たとき、やはりこう結論づけることができます。

・自分のことは自分で決める
・答えは自分で出す
・他の人との関わりの中で必要な決め事は、当人たち同士で向き合い答えを決めていく

これ以外に、その時当人にとって正しいと言える答えを導き出すことはできないでしょう。

その答えが結果として本当に正しいかどうか、良いものを生むかどうか、はまた別の話です。

そういう意味で、人生の答え合わせには正解はないと言えます。

答えを出した後で必要になるもの

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人生の答えに正しい間違っている、良い悪いはありません。

でも、自分で出した答えが本当にこれでいいのかどうか、と不安になる場面はものすごくたくさんあると思います。

自分を信じて突き進める人なら、そんな不安は苦にもならないでしょう。

でも、次に挙げるような性格、性質の人にとって、自分で決めた答えに自信を持つことはかなり高いハードルになるはずです。

・自分に自信がない
・それまでの経験でずっと後悔ばかりしている
・いろんなケースを想定してしまって優柔不断になりやすい
・自分自身で答えを出した経験がものすごく少ない

こういう人たちにとって、その時j自分自身出した答えが正しいかどうか確かめる「答え合わせ」は必要だろうと、最近よく考えます。

矛盾してるように聞こえると思うんですが、もうちょっとガマンして読んでください。

これは特に自信がない人にとって重要な話です。
この答えを出した後の事後確認ができるかどうかは、自己肯定感や自己効力感を高めることに確実につながるはずだからです。

ここで大事なのは、その答えがその人の人生の中で本当に正しいかどうか判断するということではありません。
答えを出した瞬間本人にとってベストだったかどうかが分かることが大事です。

長い人生の中で見たら、答えが結果として間違っていたことなんかはざらにあります。
そういう意味で人生の答えに正しい、間違っているはありません。

それよりも、その答えを出した瞬間、本人がちゃんと自分の心の声を素直に聞けていたか、建前で答えを出さなかったか
自分に自信がない人にとって、そういう判断はぜひされるべきだと思います。

答え合わせをしてくれる人を大切に

この答え合わせ、ぜひ誰か信頼できる人に頼んでみてください。

信頼できるとは、全ての意見に賛同してくれるサポーターではないですよ。

アナタ自身と真っ正面から向き合ってくれる
それでいてアナタの良いところも足りないところも全部理解していてくれる。
ダメな時は思いっきりどストレートに怒ってくれる。
良い時には恥ずかしくなるほどに褒めてくれる。
そしてどんなことがあってもアナタを見放さないで、いつも見守ってくれる

こういう人です。
こういう人なら無償で見返りを求めずに役を買ってくれます。

こういう話をすると、いや絶対身近にそういう人いないって思ってしまう人、絶対います。

でも、そういう人の近くにこそ適役な人、必ず一人はいます。
どれだけ陰キャでコミュ障な人でも、きっと一人は何かあったときにいつも話をしたくなる人、いるはずです。

思い当たる節、ありましたよね?

そう、その人のことです。

そういう人、ものすごく大事ですよね。
ぜひその人との縁は大事に大事にしてください。

その人は確実にアナタの人生の羅針盤だからです。

その人がアナタにしてくれた分、アナタもその人のことをずっと応援してあげてくださいね。

迷惑をかけてるなと思わなくて大丈夫。
何かもっとしなきゃと義務感を覚えなくて大丈夫。

その人はアナタが思っている以上に、してあげたことに対して何とも思っていません
当たり前のこと過ぎて何とも思っていないんです。

そういう羅針盤のような人にとっては、アナタが成長してくれることそのものがプレゼントのように嬉しいことに感じます。
たくさん答え合わせをしてもらったら、その支えを土台にして成長していましょう。
アナタが応援し続けた先で、いつか成長し切った姿を見せることができたら、それでお互いに全部チャラになります。

ぜひそこまでの関係を築いていきましょう。

答えがないからこそ答え合わせをしよう

めちゃくちゃ矛盾してますが、

答えのない人生では、自信がない人ほどその瞬間瞬間の答え合わせをぜひしましょうね

という話でした、

本当の本気で決めるべきことで迷ったとき、頼れる人を絶対に身近に一人は作っておくべきだと思います。

自分といつでも向き合ってくれて、打てば響くヒントや答えをくれて、絶対に見放さず背中を押し続けてくれる人、絶対必要です。

そういう人がたった一人いるだけで、どれだけ苦しい人生でも必ず道は拓けます。

変化が早くていろんなことが目まぐるしく変わる今の時代を、たった一人で生きていくのはかなり至難の業です。
一人で無理なことを一人で抱えるような、前時代的な生き方はできるだけ早く手放してしまいましょう。
そして、頼れる人にちゃんと頼る、頼った分だけ自分がしたい分だけ応援する。
そういう人間関係を築いて生きていきましょう。

あー、自分は答え合わせ絶対必要な側の人間だー、と気づけた方、ぜひいいねやフォローをお願いします!

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