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【諦め系ゲイ向け】できない・やれないと思い始めたら…

『気になってるけどまだいいかな』
『別に今急いで始めなくても大丈夫』
『自分にはムリ』

今回はこんなふうに、どちらにしようか迷っているうちに、やらない理由を選びがちな方向けの内容です。

こういう考え方、最終的にアナタにとって良い結果をもたらさないことが多いかもしれません。
どちらを取るか迷った挙句、結果いつもやらないことが多い方はぜひ最後まで読んでください。

なお、やらない理由を考えがちでも、その対極に「やらねばならない」義務感を感じている場合、話は別です。
こういう方向けの話はまた別にお伝えします。

今回は、

「どちらにしようか迷っているうちに、やらない理由を選びがち」

な方向けの内容です。

決断には「やらない理由」がつきもの

何か新しいことを始めよう、始めたいと思ったとき、人は2パターンに分かれます。

・『よし!やるぞ!』と意気込んでスタートダッシュが切れる人
・『どうしようかな…迷うな…』と一歩踏み込めない人

同じ人でも、時には前者、時には後者、と変わることもあります。

初めて経験すること。
人生を左右しそうなこと。
高額なお金が動くとき。
こういう大きな決断の時、人は迷ってしまう傾向があります。

そして、迷っている最中こんな思考に陥る方も多いはず。

『今お金ないし』
『仕事忙しくてなかなか時間作れないし』
『そもそもよく分からないし、やる意味はある?』

こういう「やらない理由」を考え出す瞬間、思い当たりませんか?

この「やらない理由」を考えるクセが染みついてしまうと、次のような悪循環が起こりやすくもなります。

挑戦することが億劫になる

自分の器を広げるチャンスが減る

前進、成長している手応えがない

ずっと現状維持

でも、こういう悪循環に陥っている人ほど、

『めんどくさい』
『イラつく』
『病む』

こんな不満を感じるようにもなります。

人は「ずっと今のままでいたい」生き物

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人には元々「現状維持バイアス」という無意識の思考が備わってます。

『今のままが楽』
『いつもと違うことが起こるのは面倒くさい』

こんな考えです。

これが起動すると、大きな失敗のリスクを回避できたりします。
なので、現状維持バイアス自体は一概に悪いものと言い切ることはできません。
ただし、チャンスが減るし成長できなくなる可能性も同時に増やす思考でもあります。

本当のホントに、

『もうこのままで満足、後は余生を穏やかに過ごすだけ…』

と思っている方なら、現状維持で全然いいでしょう。

でも、

『前に進みたい』
『成長したい』
『何かを変えたい』

と少しでも思っている方なら、この「やらない理由を考えるクセ」に対処していかないといけません。

やるもやらないも理由は紙一重

大事なことなので何度も言いますが、人は現状維持し続けたい生き物
「どうやったらやらなくて済むか」をひたすら無自覚に考えてしまいます。

ここで気づいてほしいのは、実はこの「やらない理由」は「やりたい理由」にものすごく近いということです。

例えば、「やらない理由」と「やりたい理由」をこんなふうに対比させることができます。

お金がないから ⇔ 将来少しでも貯金したいから
時間がないから ⇔ 忙しいからこそ時短したいから
何も知らないから ⇔ やらなきゃ分からないから

例えば今独立、起業して自営業を続けている方も、初めの頃、

自分には独立できない理由

を考えていたかもしれません。
自営業は自分で稼がないと収入が保証されないという点で、不安がつきものです。

それでも今、現在進行形でやり続けているのは、

「できない理由」を上回る「やりたい理由」があった

からに他なりません。

その努力の末に、事業が安定し収入面のでの悩みが解決。
自信も達成感も得られた。
結果として、ストレスフリーな生活を送れるようになったりしているワケです。

逆にやらない理由をずっと考えていたとしたら…

ずっと同じ悩みに囚われ続ける
自分には何もできない、と自己嫌悪に陥る
ストレスを抱えたままの生活を送る

こんなことになっていたかもしれません。

つまり、決断を迫られたときに、いつも「やらない理由」を考えてしまうと、新しい自分になることを自ら遠ざけてしまう、というです。

この、視点を変えると成長にも退行にもなる紙一重の差が、人生を大きく変えてしまいます。

そう考えると、「やらない理由」を考えてしまうこの無意識の思考って、すごく怖くありませんか?

まずは「やらない理由」に気づくことから

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もちろんいろんな事情があって、思うように一歩踏み出せない人もいるでしょう。
思い切った決断ができないときだって、人生には多々あるでしょう。

そういう自分をものすごくもどかしく感じているのは、他ならぬ本人です。
それはとてもよく分かります。

こういうとき、

何かしら変えたいと思ったら、やっぱり「行動」!

と、世の中ではよく言われていますよね。
成長願望のある方なら、飽きるほど見てきたフレーズです。

でもここでは、行動云々の話では終わらせません。

『行動しなきゃ!』
『頑張らなきゃ!』

と、義務的に、自分にプレッシャーをかけすぎるのは、かえって一歩踏み出すときのブレーキになるからです。
これは準備不足のままフルマラソンを完走しようとしているようなもの。

行動する前に「やらない理由」を考えがちな人が意識すべきなことは、

やらない理由を考えている自分の思考に自覚的になる

これです。

『あ、今自分現状維持しようとしてる!』

と気づくだけでも、そのまま悪循環に陥ることを自分で防ぐことができます。

この気づくという行為、めちゃくちゃ大事です。

こういう、まさに初めの一歩をほんの少しでも意識できることなら、誰にだってできます。

「やらない理由」に気づけたらこれをしよう

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「やらない理由」を考えているということは、その裏に「やりたい理由」が隠れている、ということでもあります。

つまり、本当はそれを実行に移したくて内心気になっている可能性が高いということです。

『内心気になっているからやってみたい』
『でも、いままでやって経験がない』
『達成までのハードルを高く感じてしまう』
『怖いし不安だからやらない方がいいかも?』

やらない理由を考えているときは、こんな心理がぐるぐるうずまいています。

内心気になってやりたいのだとしたら、今のアナタに何かできることがないか、ちょっとあがいてみませんか?

ちょっとでも自分を試してみたい方、いますよね?

そんな方のために、今回はヒントを紹介しておきます。

ゴールまでのステップを小さく小さく小分けにして実践する

これが効きます。

やらない理由を考えがちな方は、一気にゴールにたどり着こうとしがちです。

「ゴールする」ことを一番に考えてしまうと、ハードルがグンと上がります。
頑張らなきゃとか、絶対成功しなきゃ、とか、自分自身に過剰なプレッシャーをかけてしまうことにも。
それが実行に移したくても移せないブレーキになっているというワケですね。

こういうときは、ゴールまでのステップを小さく小分けにしてみましょう。

ゴールすることを一番に考えているのは、100段ある階段を1段目から100段目までひとっ飛びするのと同じこと。
これだとやらない理由を取ってしまいます。

なので、100段目まで一段ずつコツコツ積み重ねていきましょう

例えば、YouTubeで動画配信を始めたいけど…というときなら。

自分はどんな動画を配信したいかアウトプットする

・動画配信を始めるために必要な機材を調べる

・必要な機材を揃える

・動画編集に必要なソフトやアプリを調べる

・ソフト、アプリを揃える

・台本を書いてみる

・一度撮ってみる

………

あくまで一例です。
イメージとして掴んでくださいね。

YouTubeに動画をアップロードしてみんなに見てもらう。
こう考えるとハードルはだいぶ高いです。
でも1ステップずつになると、乗り越えるハードルはだいぶ低くなります。

これだと逆にできない理由を考えにくくなりますよね。

1ステップクリアするごとに手応えも出てきます。
なので、クリアすればするほど「ここまで来た!」と、自分に自信がつくようにもなります。
そのうちいろいろ進めていくことが楽しく感じたりも。

ぜひ試してみてください。

「やらない理由」を考えても大丈夫

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ということで、

「やらない理由ばっか考えちゃうと人生勿体ないよ!」

というお話でした。

人はよほど訓練を積まない限りやらない理由を考えてしまいます。
これは無意識の思考回路として備わっているものなので、仕方ありません。

だから、やらない理由を考えてしまうのはOKです。
人として当然なんです。
やらない理由を考えてしまった自分を責めるのはぜひ止めましょう。

こういったクセや習慣、性格の一部を改善させるときは、

「自分がやってしまっていることに気づく」

ということが何より大事です。
気づくことがはじめの一歩につながります。

なので、「やらない理由」を考えるクセがあって、そのクセを直したい方は、ぜひこの「気づく練習」をしてみてください。
そして、ゴールまでのステップを小分けにして、できない理由をどんどん小さくしていってみてください。

慣れていけば「やらない理由」は「やりたい理由」に変わっていきます。

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