自己肯定感の低さに起因するSEX中毒

私の自己紹介に
「自己肯定感の低さからHIVになった」
と記載しているので、そこから話してみたいと
思います。

幼少期は特に人に対して劣等感を持たずに生きて来ました。
強いて言えば絵が壊滅的に下手だったこと。
みんなと同じように抽象的な絵ではなく
具体的な絵が描きたかったのに、全く描けませんでした。文字が読めるようになったのも同年代より遅かった気がしますし、字も汚かったです。
自分でも薄々気がついていたものの、どうすれば直るかもわからず、何も努力はせず。
親兄弟からは"ちょっとおかしいのではないか"
と思われていました。

それでも持ち前の社交性と甘やかしてくれる父、何でも可愛いと言ってくれる親族を頼り生きて来ました。

もう少し成長すると幼稚園で抱えていたハンディーキャップに加えて見た目のコンプレックスが
出て来ます。

それは歯並びです。

受け口になってしまった私の姿を見て母と兄弟から散々バカにされました。
「昔はこんな顔じゃなかったのに」
と言われ、そのくせ矯正はお金がかかるから
出来ないと宣言される。

なにをするにしても
「顔についてバカにされているんじゃないか」と
被害妄想はひどくなっていきました。

思春期に入るともっとその考えは強くなりました。何もしていないのに顔がカッコいい子がいる一方で自分はバカにされやすい子、運動だって得意じゃないし、頭がいい訳でもない。

誰からも愛される要素が見当たらないと
強く感じていました。

そんな暗黒の思春期の洞窟を出た時に出会った
ヤリ目の掲示板で
「かわいいですね」と言われたことにより
性病への一歩を踏み出します。

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