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39歳、突然無職になりやした

こんなはずじゃぁなかった…。思わず呟いた4月。
突然無職になった、39歳独身のコニです。どうも初めまして。
もー、なんということでしょう…。
新生活でウキウキしてたところから、急にお先真っ暗です。
でもね、人生に保証なんてないんです。
元々就職氷河期世代、社会の厳しさなんて十分、身に染みて知っている。
嘆いていても、飯は食えぬ。なんとかせねばならん…。と、腹を決めました。立ち直りは早いです。
自己紹介ついでに、無職になった愚痴…経緯をツラツラ綴っていきます。


契約社員から派遣社員への異動

今回の件の前振りは、約1年前に遡る。
私は某メーカーで契約社員として、医療機器の品質管理業務に就いていました。メインは耐久テストです。そこから、消毒実験を行う部門への異動を打診されました。
耐久テストの仕事は、6年ほど就いていたんですが、異動の際は派遣社員として行ってほしいとのお願い。

契約社員から派遣って、どうなん?って頭ハテナでしたけど、私が行く部署は将来的にチーム派遣化するため、ゆくゆくはそこのリーダーをしてほしいから、行ってほしいという話でした。

ふむ、話だけ聞くに悪くはない。仕事の内容も楽しそう。
バイオ実験系だったんです。微生物とか菌の培養とかするの。
理科の実験みたいなアイテム使うの。やだ、楽しそう。

そう思って、行くことにしたのが1年前。これがとんでもねぇ魔窟でした。

仕事自体は予測通りに楽しかった。でも環境がひどかった。

チーム派遣?え、やばくない?こんなとこにスタッフ入れたら、即逃げられるよ?てか、何から何までやばくない?それ素手でいくん?危なくない?そのヒヤリ事故、上に報告しないの?煙出てたけど。え、みんなスルー?ここだとそれ普通なの?てか、ここの仕事丸ごと引き継いだら破綻の未来しか見えませんが?ってくらい、コンプライアンス的に限りなく黒なグレー。
あんま詳しいこと書けないけど、表に出たら完全アウトでした。

チーム派遣の話は、早々に辞めた方が良いと派遣元の上司に進言し、結果的にそれが通ることになりましたが、同時に私のリーダー話は消えました。チン。さらには、消毒薬の薬害のせいで私は喘息になりました。チン。
もうね、めちゃくちゃだったんです。本当に。ひどかった。
労災するしないでも、揉めに揉めまして。
結局、派遣先は逃げ切り、私は雇用元からお見舞い金という名の我慢料を貰いました。全ては闇の中へ。
1年間の激動な派遣期間に終止符が打たれました。
そして雇用元から別の仕事を打診されることに。

派遣社員から正社員への誘惑

コニさんのこと、優秀だから俺は評価してるんだ!と、豪語する偉そうな上司。田舎の地元密着型の会社で、この上司、こんなでも取締役で役職ついてる。まあまあ人事権はあるのでしょう。でもほんとーに、超適当口約束男だったの。もう7年とかの付き合いになってたけど、最後までどうしようもなかった。

労災云々でもめてた時に、次の仕事の打診をされる。
今度も、同じように派遣社員として行ってもらって、ゆくゆくは委託業務になる。その際、私には正社員になってもらって、そこの業務の面倒をみて欲しいって話でした。
もうすでにあまり信用してなかったんだけど、すげぇお給料あげるよ!ってまた軽く言ってくる調子コキ男。そしてコロっと騙されるアホが1人。

今年の3月末で問題だらけの職場とサヨナラして、4月の中旬から新職場での仕事がスタート。
そして新生活始まって1週間がたち、うん、もう無理よ。って、退職しました。1週間で退職。自分史上最短だったなぁ。

まあ、ここも酷かったんだけど、腰痛持ちができる仕事じゃそもそもなかったっていうところです。15キロの重量物の運搬がしょっちゅうあって。もうそんな仕事させんといて、腰いっちまうわって、辞めさせてもらいました。

全て失った

この流れの何がきついって、希望を見せられた後に、突き落とされた事。この一点につきます。
就職氷河期をなんとかしのいでしのいで生きてきた人間が、いったん正社員という人参をぶら下げられて、手を伸ばそうと思った瞬間、失いました。
悲し。
しかも変に1週間、新しい仕事を挟んだせいで、失業保険貰えるのが8月の頭です。遠すぎるってー!!
しかも貯金もなくて。
ずっと借金を優先して返してたから。
これからやっと貯められるぞー!っていうところで、職を失うって、どういう流れさ。
でも実家暮らしじゃない?まだラッキーだったね!と人は言うけれど、家に入れてたお金を減らしたくはないのよ。これは実家暮らしのプライド。
そうなると、失業保険出るまで、やっぱなにがしかで収入を得たい。
てか、得ないと家賃がいれられない。
もう色々と崖っぷちに立たされて、逆に燃えてきました。

無職になって知ったこと

久しぶりに無職になって、分かったことがありました。
私は、普通に働いて生活してたと思ってたんだけど、ちょっと精神的に病んでいたらしい。
元々性格が潔癖かつ心配性なところがあって、力をうまく分散できないところがある。全集中してしまうのです。
会社員してる間は、会社が100になってしまう。全振りしてしまうのですね。非正規なのに。
私は何のためにここ数年生きていたんだろーって、久しぶりにスタバで朝からゆっくりカフェしたりして目が覚めました。
昔から疑問だったよ。
なんで仕事終わった後に、みんな飲んだり遊んだりデートしたりできるんだと。どこからそんなパワーが出てくるのかと。
私はどうしても仕事に力を吸い取られるから、遊んでても、仕事のための体力をセーブしたくなって、早く帰りたくなって、仕事しかしない人間が仕上がることになった。非正規なのに。かわいそう。

副業という世界

こういう時に、本収入とは別に何か収入源があると、強いなって思い知った2024年。
あと、もうすべてを捧げるような生き方は考え直すべきだと思いました。
自分は仕事もプライベートもっていう、両方は器用にできないってことを受け入れた。フルタイムがっつりは、辞めたほうが良い。自分の場合は。
仕事はほどほど。そうしないと、プライベートが消滅する。
非正規なのに、保証もないのに、薄給なのに。それはいかんて。

副業含めて、今までやってこなかったことを、できなかったことを、とにかくやってみようと思いました。
身をもって検証していく。それをレポートしていこうと思います。
アウトプットも大事です。これは人体実験です。

このご時世、なににおいても「1つしかない」っていう状態は、とことん弱いなって思い知ることとなりました。

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