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駐在員でも現地採用でもない海外での働き方

皆さんこんにちは。Gaweku(ガウェク)のヒロコです。
日本は猛暑だそうですね。赤道直下のジャカルタは実は日本ほど暑くなく、今日の最低気温は24℃、最高気温は34℃です。雨季と乾季はあるものの、気温は年中こんな感じで推移するので個人的にとても過ごしやすく快適で、この点もジャカルタ生活で気に入っているところです。

「海外で働く」となると、「駐在員か現地採用か」となりますが、少し珍しい「ローカル企業に所属する働き方」について今日はご案内させていただきます。ぜひ海外でのキャリアを考える上で参考にしていただけたら嬉しいです。

私たち日本人が海外で仕事を得られる理由は、採用する企業が
1.日系マーケットを拡大したいから日本人が欲しい
2.日系企業を開拓したいから日本人が欲しい
3.日本人の技術が欲しい
といった、「日本人であることを活かせるから」
となります。

ですので、日系企業では日系企業相手にビジネスをメインにされているゆえに、一定数の日本人採用ニーズが発生し続けているということになります。

インドネシア国籍企業やその他の国籍の企業でも日系マーケットへの興味がある会社では日本人が求められるケースがあり、インドネシアでは専門コンサルティング企業や製造業の技術職での求人が発生しています。
ただ採用の前提として、英語ビジネス+インドネシア勤務経験+ある程度のインドネシア語は必須です。
全体として待遇は日系企業よりも高い傾向がありますが、その分雇用の安定性は日系企業とは全く異なり急に解雇されるケースもよく耳にします。

インドネシアは起業が起こりやすいカルチャーを持っているのでスタートアップ企業が多い国ですが、起業するのは何もインドネシア人だけではありません。
とても少ないですが、日本人が起業し事業を運営しているケースもあるんです。
最近では日本での技能実習生受け入れブーム(?)の流れに乗って、インドネシアでいわゆる送り出し機関を設立される方が非常に増えています。また、コンサルティング系企業を運営している方もいらっしゃいますね。

「日本人がファウンダーでもあり経営者でもあるけどインドネシアの会社」
私が所属しているのもその一つで、元々は日本の会社の一つの支社として立ち上げたんですが、立ち上げから経営を担っていたボスがMBOをし独立した会社なんです。厳密に言うとベースは子会社時代のものがあるのですが、独立してからHRテックをローンチし、大きくローカライズの経営方針に舵を切りました。数年後にインドネシアのマーケットに上場を目指しています。

既に上場を果たしている有名な会社ではVenteny fortuna International社がありますね。またその他有名な日本人経営者の会社としては、月間約400万人のインドネシア人女性が訪れるライフスタイルメディアBeautynesiaや、飲食店を多数経営されているDaisei Group、古くは小説「ガルーダ商人」のモデルにもなった桐島正也さんもこちらで事業をいくつも経営されていた方でいらっしゃいます。最近通い始めたキックボクシングジムも日本人が立ち上げられました。

いかがでしょうか?
世界には想像を超える働き方をされている方が沢山いらっしゃいますよね。

キャリアは本来自分自身だけのもの。
あなたが求めるキャリアは果たして「社会的に良いキャリアだと言われているもの」「会社から与えられた目標をもとに考えたもの」なのか、「あなた自身が心の底から求める生き方」なのか、どちらでしょうか。

日系企業ではない環境で仕事をしていると「生き方って自由で良いんだなぁ」と「自分が本当に求めるものって何なんだろう?」と考えさせられます。
一緒に自由にのびのびと自由にキャリアを追い求めていきましょう!

今日は以上になります。
素敵な一週間になりますように。






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