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#がわブックステーション1号 #誇りある歴史0号

初の読書レポートを投稿するとともに、この本とそれに対する考え方を基に、今後日本が誇れる歴史を発信していきたいと思います。

「大東亜戦争の開戦目的は植民地解放だった」 安濃豊
すでに夏は終わったように思えますが、夏になると毎年恒例のWGIPが発動する時期になってます。日本が犯した過ちなーんて。毎年バカみたいですよ。確かに犠牲になった方のご冥福を祈ることは大事です。私もそこを否定はしません。この本の主張は率直に言って、賛否両論。結構ぶっとんだ思考の私でも、やべえと感じる本でした。
まず、この本が他の大東亜戦争に関する本と違うのには、2つ理由があります。1つは、作者が理系であること。アメリカで雪氷科学者であった。2つめは、彼が大東亜戦争が植民地解放であることを、相関関数という数字で相関関係を証明したこと。


・主張
1、大東亜戦争は日本が勝利した。
これを聞き、何言ってんだ?って私も思いました。確かに、日本は降伏文書に調印した。
 しかし、彼は、ドイツ人学者クラウゼビッツの戦争の定義を引用する。「戦勝国とは戦争によって外交目的を達成した国である。」と。
では、日本の戦争目的は何だったか。よくテレビでは、侵略侵略と繰り返されるが、それは大嘘である。
 証拠として挙げられるのは、12月8日。真珠湾攻撃の日に新聞に記載された帝国政府声明である。いわば、国の公式発表としての戦争の目的が掲載されている。
その中の一文を意訳すると、こうなる。

「帝国がアジアに進攻することになったが、東南アジア住民に対して敵意をもつからではない。ただ、米英から東南アジア住民に対し加えられた暴政を排除し、東南アジアを白人によって植民地化される前の、明白なる本来あるべき姿に戻し、ともに協力して繁栄することを願うからである。」

と書いてある。当時は、天皇主権だったので、このような文書は、天皇陛下のご裁可もいただき、出しているのだから、ねつ造などの反論は出来ない。
よく言われる、アジア解放は後付けという主張は、否定されるのである。


2、この戦争を分かりやすく言うと
ハルノートの記載者のハルは、こういった。「日本をアジア解放の殉教者にしてはならない。」
こう言わしめた理由は、日本の戦争中の行動にある。日本は、ビルマ、カンボジア、ラオス、ベトナム、フィリピンを独立させていたのだ。もともとは、欧米列強の植民地を。
なので、アメリカ側から見ると、日本をアジアの解放者として認めると、自分たちは数百年植民地支配した侵略者認定をされてしまう。そこで、日本を悪とする歴史改ざんを行った。
分かりやすくするとこういうことになる。

アジアの住民が警察(日本)に、強盗(欧米)が入った!たすけてくれ。そこで、警察が強盗を蹴散らしたが、強盗は、原爆を使い、当時国際法違反とも言える住民虐殺を敢行し、警察を捕らえ、「警察が強盗だ!」と意味不明な主張をしたうえ、自分らが作った裁判所で有罪にし、処刑した。というストーリーが出来上がる。


3、アジアを護る日本
よく、メディアは日本はアジアを侵略したというが、真っ赤なウソ。何故なら、当時アジアに国は存在しなかった。あったのは、タイくらいだ。「いやいや、インドネシアとかあるじゃんか。」そういうやつにこう言い返します。「あれは、当時オランダの植民地であり、国ではないのだ。フィリピンはアメリカ、ベトナムなどのインドシナあたりはフランスと、植民地が形成されていたのだ。」つまり、欧米諸国によって侵略されて所を侵略した。でも侵略国家を侵略。これは正しい言葉づかいではない。この場合、正しい表現は解放になるのだから。実際、インドネシアの住民たちは熱烈に日本を歓迎した。
さらに、日本は現地で、自衛組織の育成を始めていたのだ。侵略ではありえないことである。日本はビルマ独立義勇軍や、PETA(インドネシア)の設立にも貢献している。そこで、今でも有名な、アウンサンや、スカルノ、ハッタなど、各国独立に力を尽くした英雄が輩出されていくのだ。
また、インドでは、独立に尽力したチャンドラボースと協力してインド自由政府を構築、賛否両論あるが、インパール作戦などを敢行する。


4、太平洋上での戦いだけ見たら、負けてるかもだけど
よくこの時期クローズアップされるのは、サイパン島、硫黄島などの太平洋の小島での戦い。戦力比較すると、日本は、せいぜい26万。陸軍全体700万のうちの。一方米軍は120万。これらが本土まで上がってくるのには、3年8か月の時を要している。
だから、太平洋戦争という呼称を使うようアメリカが強要したのだ。大東亜。アジアも含めたら勝ったことにはならないから。
 つまり太平洋での戦いは、アジアに米軍が来るのを阻止するための時間稼ぎの戦い。実際その間に、アジア諸国の独立を果たさせているのだから。
その間に、日本はのちに独立をしていく国の準備を完了させており、その後の歴史はご存知の通り、アジア、アフリカ数多の国が独立していった運びになる。


5、日本降伏の理由、帝国政府声明と終戦の詔書でつなぐ
詔書の中の言葉に意訳すると、次の一節がある。
宣戦した理由も本来、日本の自立と東アジア諸国の安定とを望み願う思いからだと。ここは、帝国政府声明と一致している。
そして、その先に降伏する理由が次のように意訳される。
それどころか、敵は新たに残虐なる爆弾=原子爆弾を使用して、しきりに無実の人々までも殺傷しており、惨憺たる被害がどこまで及ぶのか予想がつかない。なのにまだ、戦争を継続するならば、ついにはわが民族の滅亡を招くだけでなく、ひいては、人類の文明も破滅しかねない。と。
 つまり、この戦争が、核戦争になり、人類の滅亡を危惧したから戦争をやめるよう命じたということになるのだ。不本意ながらということなのだ。


6、その後につながる大東亜戦争
この戦争を通して今に生み出されたものが3つある。
①、アジア、アフリカの独立
敗戦後、日本軍の中にはアジアにとどまる軍人がいた。インドネシア、ベトナムに。そして、現地の住人とともに、自らの血で国を護るスピリッツを伝え続け、現地で独立のために散華された方もいた。インドネシアでは、今もその日本軍人は、最高の敬意をこめて葬られている。そして数多の植民地が独立を果たしていった。
そしてヨーロッパは植民地を失った。

②、EUの設立
最近の出来事ではないかという人もいるだろうが、今までは、植民地から利権を巻き上げていたが、それが出来なくなってしまったので、共同体を作って団結して乗り越えるようになった。そのきっかけは、まぎれもない日本である。

③、米国の汚点とオバマの誕生
敗戦により、日本が統治していた、満州、朝鮮に空白が生じ、そこを共産主義がかっさらい、中華人民共和国や、北朝鮮になっていく。さらにベトナムにも共産主義政府ができる。
この国が、朝鮮戦争、ベトナム戦争で、アメリカの若者の命を数多奪うことになる。そして、ベトナム戦争では実質的に敗北を期す。
原爆を正当化するために、原爆により、多くのアメリカの若者の命が救われたというが、救われたはずの命は、朝鮮、ベトナムで失われることになるだけだった。
そして、日本により、アジア、アフリカの独立とともに、人種差別にも大きな一石が投じられたのは間違いない。その結果がかつてのオバマ大統領の誕生ではないだろうか。


7、今の日本人よ
75年の月日が経ち、そろそろ目覚め始めたころである。もう、自虐史はやめよう。
祖先に誇りを持とう。
靖国に行こう。
私たちから生まれる子供たちに、この考え方を継承してはならない。
そのために、正しい歴史を。国に誇路を持てる歴史を学ぶべく、今私は、命のバトンという考え方の歴史の教育を学んでいます。
授業づくりJAPAN!と興味あれば調べてみてください。youtubeにも模擬授業が転がってます。
以上長文ではありますが、この本の要旨をまとめてみました。
率直に言ってかなり過激です。この本は。ここでは書けないくらいの過激な文言もあります。
しかし、ショックは抜群な、治療法です。
まじで目覚めなきゃ、そう思った方ぜひ読んでみてほしいです。

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