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中国茶って?

中国って言っても香港の隣くらいの深センですが、行くようになってお茶を買ってくるのですが なかなか奥の深い世界なので、頭の中を整理するために言語化しておきます。
(この記事は、個人の主観ですので突っ込まないでね)

お茶の種類

簡単に見たまま、まず、色発酵度合い、お茶の色で
青茶 龍井 寿眉 六安瓜片 黄山毛峰
黄茶 君山銀針  
白茶 白毫銀針 白牡丹
黒茶 雲南普洱茶 湖南天尖
ウーロン茶 武夷岩茶 安渓鉄観音 鳳凰水仙
紅茶 邪門紅茶
花茶 菊茶 ジャスミン茶(香片)
分類されます。

あと形状とかで分類もあるのですが、それぞれのお茶で説明します。
次は、銘柄で分類
お茶の銘柄分類、まあ、紅茶で言うところのダージリンとかアッサムとか(厳密には違うけど)ですかね。中国の場合お茶の銘柄=産地なので龍井茶といえば杭州西湖となります。

十大銘茶
西湖龍井
安渓鉄観音
黄山毛峰
信阻毛尖
六安瓜片
洞庭碧螺春
祁門紅茶
君山銀針
雲南普洱茶
武夷岩茶
です。
 名前だけ覚えとくと、お店を選ぶときに便利です。これ以外に、大紅袍とか寿眉、分山包種茶、鳳凰単欉、台湾の高山烏龍茶、凍頂烏龍茶とかとかあります。
 なお、お茶の説明は、私の好きなのは青茶と、黄茶なんで、そのところは推しが強くなります。

西湖龍井
 杭州の銘茶。料理の名前(龍井炒蝦)に入ってるの食べたことあるお茶です。鉄観音より甘い感じで、黄金に近い透明な黄緑色。ガラスのグラスに茶葉を入れて出てきます。
 茶葉は一芯。平べったい形してます。
安渓鉄観音
 ポピュラーなお茶だけど、日本のは違うんだよね。産地は福建省。香港に一番多い出身地だとか。飲茶ではこちらをお勧めします。
 茶葉は丸るまって、広げると細長い。一葉
信阻毛尖
 河南省が産地。水の色はきれいな黄緑色。ちょっとタニックな感じで爽やかなんだけど、濃い。一芯もしくは2芯
祁門紅茶
 産地は福建省。紅茶です。でも普通の紅茶と違う。少しスパイシー。水の色も濃い紅茶色。
雲南普洱茶
プーアル茶です。油をとるとか痩せるとか言われますね。本当かどうかは判りません。産地は雲南省。黒い色したお茶です。香りは干し椎茸のようです。何年もたてばおいしいのかもしれませんが、お茶にそこまでお金つぎ込めません。お餅のような形してます。年代物はとても高いので飲んだことありません。香港迷は飲茶でポーレイと言って通ぶって飲んでますが、普通のプーアル茶はそんなにおいしくないです。口の中がさっぱりしますが…
 飲んだことあるモノだけの説明です。いつも買うのは鉄観音、ジャスミン茶(香片)、水仙(平漳水仙)です。あとはたまに大紅袍とかお金に余裕がある時に買います。

お店について

こんな感じに、お店の看板の銘茶とお店の名前が書いてありますので、お目当ての茶葉を売ってるお店に行きます。
 このお店には安渓という文字鉄観音とあるので、銘茶名の安渓鉄観音が推しとなりますので、鉄観音を選べば高くないと思います。ただ看板が木で金の文字でできていて、茶葉が外に出てないのでそこそこ高いかもとなります。

安い感じのお店はこんな感じ。


お茶屋さんは、こんな感じにです。何好き? とか、これどうです? とか多分言ってるんでしょう。味見てと言われて椅子に座って茶を飲むことから始めます。
 後ろには餅茶があり、高いものだと30万円とか。そして、ああこの辺が買えるのかと値踏みできるそうです。自分はよくわかりません。まあワイン好きでもロマネコンテ飲む人は少ないので、そんな感じです
 お茶は1斤=500gです。でお値段は500gのお値段です。なので300元といわれたら1斤のお値段ですね。鉄観音とかは50元くらいからありますが、飲んでおいしいのは100元くらいかな? まあ値切ってみてダメだったら辞めればいいし、という感じですね。あと圧縮パックに入れてくれるので、時間があれば10gづつ入れてもらうと便利です。50個詰めるので結構時間かかりますので、その間お店のママと今年の茶葉の生育はどう?とか話せれば、楽しいかもね。でパッケージができるまで、残りのお茶を飲んでましょう。
 ああ、あとそんなの1斤(500g)なんて多いわって言うなら半斤(bànjīn)とか両(50g)でも買えます。ただ、安いものは半斤でしか買えないかもしれませんし、お値段が少し上がるかもしれない。

で、まずかったり、おいしくないと感じたら、買わなくても大丈夫なんで、ありがとう、と言って帰りましょう。

毎月海外に出たい。特に深センで暮らしたいと思ってます。食べること作ることが好きなので、材料を買ったり、現地で料理したりしています。もちろん食べ歩きも