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【初心者向け】SEO対策とは?メリットや基本手順、対策が必要な記事の見分け方を紹介

SEO対策前にやっておきたいことから方法注意点などを、初心者でも分かりやすく解説しています。

どんな対策をとればいいのかわからない・・・
という方は多いと思います。

SEO対策の種類はどんなものがあるのか気になる方は、ぜひ参考にしてみましょう!


SEO対策前にしておきたいこと

まずは、初めてSEO対策をする前に必ずしておきたいことを2つご紹介します。

【GoogleのSearch Consoleへ登録する】

サーチコンソールは、流入キーワードや掲載順位、表示回数、クリック数などの分析をするのにとても便利なツールです。

SEO対策として利用し、改善ポイントを見つけ出すこともあるため、登録は事前にしておくと良いでしょう。

【GoogleのAnalyticsへ登録する】

Googleアナリティクスでは、自分のサイトに来るユーザーの行動データを把握することができます。

流入経路、アクセス数、セッション数、ユーザー属性などを調べられるため、それをもとにSEO対策へ活かすことが可能です。

【サイトのURLをSSL化をする】

サイトのURLが「http://」から始まっている方は、必ずSSL化をしておきましょう!

SSL化を行うことで、サイト表示を高速化させることができたり「信頼のおけるコンテンツ」として評価されやすくなります。
※SSL化したサイトURLは「https://」から始まります。

また、SSL化によりサイトの信頼度も上がるので、ユーザーに安心して訪問して貰うためにも必ずやっておくべき設定だとお考え下さい。

そもそもSEO対策とは?

そもそもSEO対策とはどういうものなのか?SEO対策初心者の方にも分かりやすいようにご紹介します。

【上位表示のためにサイトを最適化させること】

SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略で、特定の検索キーワードを狙い、自分のWebサイトを上位表示させることで検索流入を増やす対策を行うことを「SEO対策」といいます。

ユーザーが必要としている情報をいかに提供できるか!
他サイトも含めた自分のサイト分析が重要な鍵になると言えます。

SEO対策のメリット・デメリット

初心者向け!SEO対策のメリットやデメリットをいくつかご紹介します。

【メリット|サイトへの集客力向上】

SEO対策をすることで、サイトへのアクセス数を増やすことができます。

スマートフォンやタブレット、パソコンなどの端末で検索エンジンを利用する方が多い中、検索結果の上位表示を狙って集客力を高めることで、サービスの販売促進や宣伝を優位に行えます。

【メリット|費用対効果に期待できる】

適切なSEO対策を行うことで、サイトが資産のように蓄積されていくため、諸経費や広告費などに対し、費用対効果に期待することができます。

しかし、こちらは長期的な期間で見なければならないため注意が必要です。

【メリット|効率的に集客できる】

SEO対策は、特定のユーザーを狙うことで、効率的かつ効果的に集客することが可能になります。

検索する場合、ユーザーは購入を迷っていることが多いです。
そのユーザーに適切な情報を提供することで、成約や購買に繋がりやすいとされています。

メリット|サイトの認知度が上がる】

検索結果に上位表示させることで、共感や信頼を高めやすく、サイトのブランディング効果の向上につながります。

検索しているユーザーは他の人も見ている内容に価値があると認識し、共感を高めるという特徴があるため、SEO対策はサイトの認知度にも結びつくため力を入れた方が良いと言えるでしょう。

デメリット|結果が出るまで時間がかかる】

SEO対策は、基本的には時間がかかってしまうものです。

上位表示させたいキーワードにもよりますが、公開後6ヶ月~数年単位で様子をうかがわなければなりません。

SEO対策を行う上では仕方のないことです。
順位が変動しない場合、リライト(既存記事の修正)などを行い、検索順位の向上を目指しましょう。

デメリット|難易度が高い】

キーワードによっては競合他社との競争レベルがとても高く、様々な点で対策を練らなければなりません。
そういった場合は、難易度が非常に上がる傾向にあります。

その為、初心者であれば上位表示は難しくなると考えた方が良いでしょう。
まずは、競合の少ないキーワードを探して記事を書いていく必要があります。

SEO対策が必要な記事

SEO対策が必要な記事とはどんな記事なのか?を、SEO対策初心者でも分かりやすいように解説します。

「site:」でドメインを検索しても表示されない場合】

まずは、Googleの検索窓で「site:調べたいサイトのURL」を検索してみましょう。

(例えば、調べたいサイトが「https://●●●.com」であれば、検索窓に「site:https://●●●.com」と入力して検索)この方法でインデックスされているかを調べることができます。

もし、「site:」を入れて検索した場合に「一致する情報は見つかりませんでした。」と表示されたら、その記事がインデックスされていないということです。

その場合には、「Google Search Console」からインデックス登録のリクエストを行いましょう!

確実にインデックスされるわけではないですが、リクエストを行うことで数時間でインデックスされることもあります。

記事を書いているのにアクセス数が伸びない場合】

上位表示がアクセス数につながるため、アクセス数の伸びが悪い場合はSEO対策をより練り直さなければなりません。

そういった場合は、この後で説明する「SEO対策に必要なこと」の部分を読んでみてください。
何かヒントを得られるかもしれません。

また、そもそもインデックスされていない可能性も考えられます。

特に新規ドメインを利用した新しいブログだと記事を書いてもインデックスされないことは多々あります。
その場合は、上記で説明したように「Google Search Console」からインデックス登録のリクエストを行ってみましょう!

アフィリエイト記事を執筆している場合】

アフィリエイトでは多くのユーザーに記事を読んで貰うことが大切です。

その為、しっかりとSEO対策をすることで流入数が増え収益性も高くなります。

アフィリエイト記事を作成している方はしっかりとサイトを作りこむことで、より結果を得られるため、SEO対策がおすすめと言えます。

SEO対策に必要なこと

初心者でも分かりやすいように、SEO対策を行う上で必要なことをご紹介します。

ユーザーのターゲット層を決める】

自分のサイトを閲覧してほしいユーザーはどんな人かを考えてみましょう。

例えば「ダイエット向けの食べ物を探している20〜30代女性」のように、性別や年齢、検索目的など具体的にターゲットを決めることで、狙うべきキーワードを定めやすくなりSEO対策がしやすくなります。

対象となるユーザーをイメージせずに記事を書いていると、誰にも刺さらないような記事になってしまいます。

必ず、対象ユーザーをイメージするところから始めましょう!

ユーザーの検索意図を考える】

検索結果からサイトへ訪れるユーザーは、どんな検索意図でやってきたのかを考えましょう。

例えば、自分の作成した記事が「ダイエット 食べ物」を狙っているのであれば、「ダイエット向けの食べ物を探している」「食べても太らない食べ物を探している」などの狙いでたどり着いているかもしれません。

どんなことを知りたくて検索し、自分のサイトを見てくれているのかを分析しイメージすることによって、より記事のクオリティを上げる事につながります。

ユーザーに伝わりやすい構成を考える】

タイトルや見出し(h1、h2、h3など)などの記事構成は、SEO対策としてとても重要な部分となります。

基本的に、見出しには狙っているキーワードに関連するものを選ぶことで、ユーザーのニーズに近い記事へと近づきます。

Googleから評価を得られれば、記事内の見出しを検索結果内で内部リンクが表示されるため、しっかりと記事作成の段階でも構成を練りましょう!

ユーザーの分かりすいよう、明確なライティングを行う】

ユーザーが見やすく、有益な情報が載っている、ということが分かりやすく伝えるサイト作りを心掛けましょう!

「見やすいサイト」と「何が書いてあるか分かりにくいサイト」だと、回遊率が全く異なります。

回遊率が高いことで、サイトの再訪問やサイト内の商品購入率を上げることができるため、読みやすく分かりやすい文章で執筆を行いましょう。

SEO対策のやり方【初心者向け】

初心者向けのSEO対策のやり方を紹介します。作業手順としてぜひ参考にしてみましょう!

1.キーワードを選ぼう!】

どんなキーワードで狙うのかを明確にしましょう!

キーワード選定の時点で間違えてしまうと、コンテンツによっては、上位表示がなかなか難しくなってしまいます。

ターゲットはどんなユーザーなのか?
どんな情報を提供したいのか?

狙うキーワードは需要がどれくらいあるのかなどを分析した上でキーワードを定めましょう!

2.カテゴリーやタグを決める】

検索エンジンやユーザーがサイトを認識しやすいようにするために、適切なカテゴリーやタグを決めましょう。

サイトの階層構造が示しやすくなり、サイト全体のパフォーマンスが上がることでSEO対策に期待ができます。

カテゴリーやタグを決めるのが難しい方は、サイトマップを作成することで、スムーズに内部リンク先を把握することができるためおすすめです。

3.タイトルとメタディスクリプションの設定をする】

タイトルにはキーワードを入れることで、ユーザーへ必要な情報が掲載されているアピールに繋がります。

また、狙っているキーワードをタイトルの前半部分に入れるようにしましょう。
それにより、そのキーワードでの検索で自分の記事がより上位に表示されやすくなる傾向があります。

さらに、検索結果でタイトル下に表示されるメタディスクリプションは、検索窓に入力した文字が入っていれば太字で表示されます。

よって、タイトルやメタディスクリプションは、ターゲットに合ったキーワードを使って作成することでユーザーのクリック率を高めることができます。

4.各見出しに力を入れる】

見出しをシンプルな文章に直すだけで2つのメリットがあります。

1つはユーザーが一目でどんな情報が載っているのか判断しやすいという点。

もう1つは、Googleの検索結果に見出しを設置した場合に、その見出しからの流入が見込めるという点です。

文章となってしまっている見出しが、決してSEO評価が悪いという意味ではありません。
ただ、見出しはそれだけ影響力がある部分なのでSEO対策として見直してみるのもよいでしょう。
※現在、見出しはh2~h3までが重要とされています。

5.内部リンクの対策をする】

同じサイト内でリンクを貼る(内部リンク)ことは重要ですが、内部リンクは貼れば貼るほど良いというわけではありません。

しっかりと構造を最適化させるように、関連する記事同士で内部リンクを貼ることで価値が生まれます。

検索意図や見出し構造、前後の文脈を意識して内部リンクを貼るようにしましょう!

6.被リンクや評判を獲得しよう】

SEO評価を上げるために、外部対策として被リンクやユーザーからの評判を獲得しましょう!

被リンクを獲得するためには、自ら積極的に動くことが大切です。
いくら良質なコンテンツを増やしても、被リンクが増えることはほぼありません。

例えば、被リンクを貰えないか他ブログの運営者に依頼メールを送ることです。
そうすることで、時々被リンクを貰えることがあります。


また。SNSを利用して自分のブログを知ってもらうことも大切です。
さらに、プレスリリース、メルマガなどを使って基本的なPR活動を行いましょう。

こういった活動を行うことで、サイトの良い評判も生まれ、稀に被リンクを得ることができます。

もちろん、誰かに必要とされるような良質記事を書くことも重要です。
そうしないと、いくらこちらが積極的に被リンク獲得のために動いても、誰も見向きもしてくれません。

7.ページ数を増やす】

サイト内のページ数を増やすのも、SEO対策として十分に効力があります。

サイトで提供している記事数を多く増やすことでよりサイトの情報量に厚みがでて、回遊率や幅広いユーザーの獲得を狙うことができます。

しかし、記事数を増やしても内容が薄ければ評価は一向に上がりません。
一つ一つの記事のクオリティを大事にしましょう!

8.XMLサイトマップの作成】

XMLサイトマップとは、サイトURLや構成を地図のようにリスト化したものです。

SEO対策に必ず必要とまでは言いませんが、Googleのクローラー対策としてとても役に立つのでおすすめです。

XMLサイトマップを作成した場合は、必ずGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)から送信を行いましょう。

特に、記事を書いても全くインデックスされない・・・とお困りの方は、XMLサイトマップの登録はとても有効です。

SEO対策の注意点

SEO対策を行う上で注意すべき点はどんな点があるのかを初心者向けに解説します。

Googleが定めるガイドラインに違反しない】

Google側は公平な検索環境を提供するために、過剰にSEO対策を施しているサイトにペナルティを科すと宣言しています。

ペナルティの原因は主に、過度なキーワードの詰め込み、他サイトからのコピペ、不自然なリンク等を指します。

ペナルティはインデックスからの削除や検索順位の下落を受けるため注意しましょう。

Googleコアアップデート情報を把握する】

Googleは、年に2~4回大規模なコアアップデートを行っています。

もちろん小規模なアップデートはほぼ毎日行われています。
小規模アップデートが順位に大きな影響を与えることはほとんどありません。

ですが、年に数回行われる大規模なコアアップデートは、検索順位に大きな影響を与えることがあります。
事前に情報を探り注意深く観察しておきましょう。

もしもコアアップデートで順位が大きく異なった場合には、慌てないことも大切です。

状況を見極めつつ、記事のリライトを行ったり、原因であると推測される部分をしっかりと修正していくことが大切です。

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