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早稲田理系が小説の読み方を◯十年振り返り形式で語る

こんばんは!格言に続き(というか小説の一部)小説の読み方を簡単に、◯十年の時間経過と共に語ります。


Whenever you feel like criticizing anyone, just remember that all the people in this world haven’t had the advantages that you’ve had.

 

- F. Scott Fitzgerald (スコット・フィッツジェラルド) -

 
誰かのことを批判したくなったときには、世間のすべての人がおまえのように恵まれているわけではないということをちょっと思いだしてみるのだ。

※学生時代

誰かを批判したくなった時ってヤンキーとか?

確かに恵まれていると言えば恵まれているし、確かに恵まれない人は世の中に居る。


※現在

一見かなり恵まれている人も私ごときに、気を使い敢えて批判していない。

例えば、東京都民は千葉県民を敢えて馬鹿にしたり、批判していない。

むしろ表立って批判していない事により、実害(発展していかない)もあったりする。

また、政治的、歴史的経緯もある。例えば千葉県には早慶の付属高校は無い。

また、東大卒も敢えて早稲田卒の私を馬鹿にしたりしない。

したがって、自分以外の誰しもが、他人を批判したくなっても、敢えてしない、という事になる。

ちなみに、このセリフは父親から息子に語られたセリフだ。

この後息子の回顧録として、

「父親の言葉は言葉面以外に色々な意味合いの意味が込められていて」とただし書きがなされている。


※学生時代

小説のあらすじでは、かなり胡散臭い登場人物と主人公である息子は親友になる、というストーリーなので、そういう意味かな?と思っていました。

※現在

例えば、自分が◯◯大学で隣に慶応卒のエリートが居て、ブツクサ会社の文句を言っていたらどう思うか?

そう、慶応のエリート君は22歳にしてこの格言を(結果的に)熟知していて、知っていて会社の文句を言っているのだ!

ここで、早稲田や東大ですら、本心から「この会社嫌だぁー」なんて影響を受けようものなら大変な事になる。

つまり、この小説の一部に登場する父親の息子に当てた、この格言は物凄く貴重な格言なのである!

→何故ならかなり賢く無いと相手の本心は理解出来ないから。

さらに怖いのは、20歳の早稲田の学生の小説大好きな私ですら読み物取る事が出来なかった!

※さらに小説には、このかなり胡散臭い人物を利用したり、利用しようとする名も無き脇役が大勢登場するのだ。



まとめ

名作と呼ばれる小説に、「ただし社会に出て何十年も経たないとこの名セリフの意味はわかりません!」と書いて欲しい。

さらに言えば、どんなに酷いと言われても慶応以上の大学に行く価値は、こうした理由からも推察できる。

他人を批判している人を、馬鹿だなぁ、と思うのも良し、演技しているのかな?も良し。

育ちが悪いわね~も良し。

絶対真似してはいけない。

(ちなみに、私は慶応の人がブツクサ会社の文句を言っていて、本気で信じた)


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