#17 プロ野球　開幕戦へ向けて

おはようございます。

いよいよプロ野球2022年シーズンが明日開幕です。

1/143試合とはいえ、サポートスタッフ11年目の僕でも気持ちが高まリます。いよいよ始まるんだなぁという期待と、今年はどういったシーズンになるんだろうという不安が重なり合い、複雑な気分です　笑。

開幕へ向けてのコンディショニングは、以前の記事でも取り上げた通り特別なことはありません。10月末までシーズンがあることを想定しているので、開幕のためだけに向けてピーキングをすることはありません。

しかし、サポートスタッフでも精神的に緊迫する時期ですので、それは選手も同じです。　どんな立場の選手であれキャンプやオープン戦中の精神状態とは違うことは確かです。　

過去には、開幕週のトレーニングで張り切りすぎてスクワットの重量を上げすぎて腰を痛めた選手や、技術練習中に無闇に飛び込んで手首や肩を負傷した選手を見てきました。　記憶に残っているからなのか、データで出せないので申し訳ないですが、開幕前にアクシデントは多い印象です。

ソフトバンク松本裕樹　開幕ローテ入り絶望　はり治療で埋没した針を除去、リハビリ組で調整へ - プロ野球 : 日刊スポーツ

こういったケースは初めてですが。。。

そのため、開幕前だけに限らないですが、なるべく障害リスクのないように、目新しい慣れていないエクササイズを処方するのは避けています。　それに加え、今まで行ったことないような強度でコンディショニングを処方しないことです。　テンションが上がった状態でスプリント測定や、スクワットの挙上重量を普段以上に増やしてしまうと・・・　想像はつきますよね。　

緊張感のある状態でコンディショニングできることは、試合へ向けて強度を上げるにはとても良いことです。しかしプロ野球選手は試合で結果を出すことが仕事です。試合に必要な強度は試合で補ってもらうのが一番です。そのためにオープン戦を何試合も行うわけですから。あえて怪我しやすい時期に（しかも短期間）リスクを高める必要は個人的にないと思います。

以上、開幕へ向けての戯言でした。

明日はいよいよ開幕で、試合中はベンチに入りますので、すでに僕は緊張しています　笑。