シン・エヴァのミサトはアニメ史上最低の母親の一人じゃあないだろうか。
※この記事にはシンエヴァのネタバレを含んでおります。
はい、皆さん申し訳ない。
最近ずーっとエヴァの話題ばかりですね。
申し訳ない、「ゴジラvsコング」が始まればゴジラの話題ばかりしかしないと思いますのでそのまでの準備期間としてエヴァのことを語りつくしていきたいと思っております。
本作でキーとなっているのは葛城ミサトなんですが、まあこれがひどい。
「破」で自分の気持ちに身を任せて「行きなさい!!」と無茶ぶりしておいて、その結果世界が破滅したら「Q」でシンジにすべての責任を覆いかぶせて「あなたは何もしないで!」といったミサトさんです。
なんとこのミサトさん、実は子持ちであったことが明かされるのだ。
まあ、この後付け感のひどさよ。しかも、その設定が生きるかと思えば全く意味がないわけである。
この時点でシンエヴァの出来は下痢便のようなものであることはわかっていると思うが、このミサトがまぁひどい。
加持との間に生まれた息子はミサトが母親であることなど1ミリもしっていないのだ。
というか母親の存在を認知すらしていない。
無責任にもほどがある。
もう一人の息子といえるシンジに自分の罪を擦り付けて、実の息子は自分の存在すら明かさない。
恐らく育ててすらいない。
まあ、わかりやすく言えばネグレクトなのだ。
そんなわけで某匿名掲示板では「ネグレクト自爆おばさん」という不名誉なあだ名をもらっているわけである、トホホ。
ぶっちゃけ、早い話がミサトはゲンドウ以下のクズ親になってしまったのである。
しかも恐らく「破」の段階ですでに妊娠していたことが明らかになる。
そもそも指揮官として安易に妊娠してるっていうのはどうなんだよ。
ピルぐらいはつけたほうがよかったんじゃないか?
そこまでするなら、最後は息子のところに戻ってついに母親になる…という風にすれば感動的なんだが、何と今回ナディアのネモ船長がごとく特攻して死にます。
えーっと、こんな空中戦艦なのにオートパイロットモードとかにできなかったんすかね?庵野さん?
自身でも「母親らしいことは何もできなかったね」といって自爆するがイヤイヤそれ、逃げですから。
結局自分の責任から逃げて勝手に自爆したのがこのミサトのオチである。
元々旧劇のころから保護者としては失格なミサトであったが、最終的にはシンジを「女性」として見送ることで区切りをつけることには成功した。
あの「大人のキス」のシーンは今見ても泣ける感動的なシーンであるのだが、本作はそれ以下のエゴ自爆ネグレクトババアになっているのだ。
恐らく庵野的にはこういった自爆もカッコいい物としてみているのだろう。
だけどね、配慮が甘いの。お爺ちゃん。
彼女のやったことはね、立派なネグレクトなの。
自分の責任から逃げた、親としてサイテーな行為なんですよ。
こういう身勝手なものを称賛してる人はマジで親になったらヤバいと思いますよ。
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