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飽きっぽい私が出来た「物事を継続するコツ」

勉強や運動など、始めたはいいものの継続するのはなかなか難しいですね。私も飽きっぽいので大体のことは三日坊主で終わります。

一般的に、やる気がなくなる原因というのは主に

①目標や目的が明確でない
②続けることがしんどくなる
③成果が実感できなくて嫌になる

の3つだと思います。

私の受験勉強の経験をもとに、それぞれの対策をお伝えしたいと思います。
(⇩のリンクで受験勉強のことを書いていますので、よろしければどうぞ)

① 目標や目的を明確にする

勉強でも運動でも趣味でも、始めた瞬間がやる気のピークであとは下降の一途…という状態を防ぐには、まず目標や目的をはっきりさせることが大事です。

私の場合であれば、東大合格を目標に、また卒業後の自分のキャリアアップを目的として勉強を始めました。そうして合格した後の自分とその後の展開をあれこれ想像して、毎日ワクワクしていました。

このワクワク感がやる気の維持のポイントで、そもそもの目標や目的が明確でないと上手くいきません。

例えばダイエットであれば、目標としていつまでに何kg痩せる、体脂肪率や血圧をいくらまで下げる、目的は引き締まった体になって健康や自信を手にすることといったように設定し、それを達成した後の自分の姿を想像するとワクワクが止まらない、といった状態を作ります。

失敗した場合のことは考える必要ありません。
とにかく上手くいった場合だけ妄想できればOKです。


② 最初に頑張りすぎない

自分にとって新しいことやしんどいことを習慣化するには、最初は無理せずスモールステップで始めるのがコツです。

例えば健康やダイエット目的でジョギングを始めるとしましょう。

私がやるとすれば、初日はストレッチだけして終わります。外にも出ません。これで1日目クリアです。

2日目はストレッチをして外に出ます。すぐ家に戻ります。これで2日目クリア。

3日目はストレッチ後、隣の家まで歩いたらゴール。これで3日目クリア。

こんな感じで、誰でも簡単にできることから始めて、毎日ほんの少しずつ自分の中でのゴールを伸ばしていきます。本格的に走り出すのは1ヶ月後くらいのイメージです。

実際に私が東大受験の勉強を始めたときは、家で自分のための勉強をする習慣が全くなかったので、1日1問だけ計算問題を解くことから始めました。

そうして1ヶ月くらいかけて、毎日1時間勉強する習慣を身につけるところまでもっていきました。

まず習慣化するところまで継続することが大事なので、そのためには無理しないことが一番です。焦る気持ちを心のどこかに持ちながらも、毎日続けられていることの方に喜びを感じられればOKです。

次第にやるのが当たり前、むしろやらないと気持ち悪いという感じになってくるので、そうなればこっちのもの。あとは自分のやる気に従って、少しずつリミットを解放していくだけです。


③ 成果が出なくても続けている自分を褒める

努力をしたらすぐに目に見える結果が欲しくなるのが人間の性(さが)です。でも実際なかなかそうはいきません。

もし成果を実感できずに嫌になったときは、そこまで努力を継続できている自分を褒めてあげてください。始めたばかり、あるいは始める前の自分を振り返ってみると「よくやってるなあ」と実感できると思います。それでOKです。

よっぽどおかしなやり方をしていない限り、続けていれば成果は後から勝手についてきます。

私も受験勉強をしていて、一番苦手だった世界史は最初いくら勉強しても点が伸びませんでした。センターで9割取らなければいけないのに、試験半年前~1ヶ月前までずっと5~6割くらいしか取れず、めちゃくちゃ焦っていました。

でも勉強を始める前は、世界史と言われて浮かぶのがザビエルとガンディーくらいだった自分が(割と誇張抜きでこのレベル)5~6割とはいえ、よく取れるようになったよなと思いながら勉強を続け、最終的に1年で無事センターで9割取れました。月並みですが、継続は力なりですね。


以上が、私が受験勉強を通じて得た物事を継続するコツです。
これから何かを始める方の何らかの参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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