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公開!IQ高め凸凹子育てでやったこと全部と、たったひとつの盲点

息子が不登校になったのは小1のとき。

そこから、発達障害を疑い、HSPを疑い、ギフテッドという概念にたどりつき、たくさん勉強をしました。

今現在、息子は、小1のときとは比べ物にならないくらい活力にあふれ、夢も見つけました。

この2年間を振り返ってみると、専門書やギフテッド外来の先生のアドバイスを中心に、ありとあらゆることに取り組みました。

  • 発達やその他の検査

  • 病院(都内)

  • 習い事

  • 認知トレーニング

  • ギフテッドのペアレントトレーニング

この有料記事では、数々の取り組みの中から、我が家が実際に取り組み、効果を感じたものをご紹介しています。

ここでの「効果」とは、「字がきれいになった」「癇癪が起きにくくなった」「親の孤独感が解消された」など、子供や私自身にとってなんらかのプラスの影響があったものを「効果があった」と表現しています。

ただ、これだけたくさん取り組んだのですが、一番効果を感じたのは、実はトレーニングでもセラピーでもありません。

「癇癪を減らそう」とか、「認知力を伸ばそう」と思ってやってことではなく、たまたま流れで始めたこと。でも、振り返ってみると、それが一番本人を安定させ、本来のエネルギーを引き出したように思います。

すごく特別なことでもないですし、専門書を読み返すと、確かに大事だと書いてあります。ただ、私の目がそこに向いていなかっただけ。一生懸命いろいろ取り組んでいながら、一番大切なことが盲点になっていたのだと、振り返って感じています。

大げさに聞こえるかもしれませんが、本当に、親が不思議に思うくらい、子供は変わりました。読む人によっては「当たり前」と感じることかもしれませんが、この記事の最後でご紹介しています。

記事購入にあたっての注意事項
※子育て中の一保護者の体験談であり、専門家の見解ではありません。
※すべてのお子さんに合う方法とは限りません。
※おすすめ度は体感に基づくもので、効果を保証することはできません。
※ブログの内容と重複するものもあります。
※受給証がなくても取り組めるもののみをご紹介しています。
※通院している病院名などを含むため、また必要な方にのみ届いてほしいという思いから、価格設定を高めにしています。

各種検査

WISC-IV★★★

ウェスクラー式(子供用)の知能検査で、IQを測るものです。子どもの発達特性を知るうえで、入り口となる検査です。「IQ130以上でギフテッド」などという場合、そのIQはWISCで測られたものです。
WSICでは、言語理解、知覚推理、ワーキングメモリ、処理速度、全検査IQのそれぞれのIQの数値が算出されます。各指標間のバランスが、発達の特性を読み解くカギになります。

ギフテッドの場合、言語理解が最も高く、知覚推理も高め、ワーキングメモリは高いか低いかバラつきがあり、処理速度は低いことが多いと言われています。

我が家は、不登校になって教育センターに相談をしたことがきっかけで、WISC-IVを受けました。初回相談から、実際の検査までは約半年かかりました。また、検査から結果のフィードバックまでは約1カ月かかりました。

発達障害がない場合、一見して困りごとがわからない場合は有料になることがあります。

提供を受けられる場所:
行政区の教育センター、児童精神科など

NSUCO / VMI / TVPS-4 / DEM★

以上4項目は、視覚発達の検査です。NSUCOは眼球の動き、VMIは目と手の協働、TVPSは視覚認知、DEMは眼球運動や読みの検査です。千葉のかわばた眼科と併設の視覚発達支援センターで検査を受けました。

書きの困難(枠から字がはみ出る、字が汚い、板書が苦手など)がある場合、視覚の発達に課題があることがあるらしく、検査を受けておくと安心できます。

提供を受けられる場所
かわばた眼科および視覚発達支援センター:https://www.ikushisya.com/kensa.html
ジョイビジョン:

検査合は、我が家の場合は自費で2万円ほどでした。眼科の診察代は別途かかります。

かわばた眼科と視覚発達支援センターは、セットで行く必要がありました。眼科がおそろしく混んでいて、3時間くらい待ちますので、行くたびに、新浦安の本屋さんで漫画を購入していました。

我が家は有料の検査をして後悔はありませんが、後述するビジョントレーニングの書籍を活用して、ご家庭で簡易的なチェックをすることもできます。

認知トレーニング・セラピー系

ビジョントレーニング★★★

板書が苦手、字が汚い、微細運動が苦手、球技が苦手などの困難がある場合、「見る力」に問題があることがあります。ビジョントレーニングを行うことで、そのような困難を減らせる可能性があります。

我が家は自宅で取り組みましたが、療育などの一環で専門の方にやってもらえることもあるようです。

発達に問題がなくても、球技が得意になったり、集中力がアップしたりという効果があります。

(覚発達に特性があるかどうか、苦手な分野があるかどうかは、関連施設で有料で検査が受けられます。または、以下の書籍を確認しながら自分でチェックすることもできます。)

コグトレ★

認知機能をトレーニングするワークです。我が家は自宅で取り組んでいますが、療育などの一環で専門の方にやってもらえることもあるようです。

コグトレはワークの量が多く、内容も多岐にわたるので、家庭で取り組むにはそれなりの覚悟というか、コミットメントが必要になると思います。

また、コグトレには「般化しにくい」という批判があります。「般化しにくい」とは、コグトレのペーパーワークができるようになったとしても、実生活では役に立たない、ということです。ただ、このペーパーワークが学校でこなす課題に近いのであれば、ある程度の効果は見込めそうです。

我が家は1.5カ月ほどしっかりと取り組んでみて、空間認知と運筆力が改善したと感じています。注意力もあがってきたかもしれません。(はかりようがないため、あくまで感覚です)。特に効果を感じたのは「点つなぎ」。ビジョントレーニングにも同様の課題がありますが、コグトレの本にははるかに多くの課題が収録されているので、「点つなぎ」のトレーニングをしたい場合にもおすすめです。


プレイセラピー★★

プレイセラピーは、心理士さんが子どもと一対一で遊びながら、本人の気持ちを聞き取ったり、気づきを与えてくれるものです。

プレイセラピー内での会話や、内容は、心理士さんと子どもだけの秘密として、絶対に守られます。これは、今後成長してきたときに、「親にも伝えたくないこと」を安心して話せる必要があるからです。

そうは言っても、子どもと2人きりになりますから、保護者として心配になることもあるかもしれません。信頼できる、安心してお子さんを任せられる心理士さんにお願いする必要があります。

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