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テニスの大事な基礎の基礎【5】

③バランス

基本の動きを更にパフォーマンスアップさせるのがバランス。
基礎と謳っていながらなかなか難しいポイント
(すみません💦)

体においての軸は頭から地面に真っ直ぐ延びる垂軸と体の中心を通りバランスをとる体軸と大きく2つ(ホントはもっと)あるのだそう。
垂軸と体軸が近い場所になるのが直立状態です。
背筋の伸びたすらっと綺麗な立ち姿になります。
プレー中に体を傾けたりする際は体軸は傾いた体の中心を通るので垂軸とはズレてきます。
実際に体の中に棒があるわけではないので軸を意識することになるんですが体軸を感じるコツが脱力。

check!
直立状態で体中にぎゅーっと力を入れて10秒我慢しましょう。
ふっと力を抜いてすーっと真っ直ぐ立つ感覚を養います。
これを繰り返し行うと軸の意識が生まれてきます。

脱力して立つといってもチカラの入っている場所があると思います。
体の中に軸を感じる、良い姿勢を保つ、パフォーマンス時のバランスを良くするためにしっかりしていないといけないのが…

体幹

体幹と言ってもいろいろな捉え方がありますがここではお腹周りという意味で使います。
体幹部分は下半身と上半身の運動を繋げるための連結部分になります。
ここを安定させ体軸を感じバランスを良くすることで下半身(股関節の動きや脚で地面を蹴る反動など)で生んだ運動エネルギーをパワーロスの少ない状態で上半身(胸や肩甲骨など)の運動へ繋げていきます。

意識したいのは体幹部分と腰をなるべく同じ向きににすること(ひねりの説明でも触れましたね)。
顔、体幹部分をできるだけ立てる意識を持つこと(股関節の動きや胸の動きで腰や肩が傾くことはあります)です。

体幹をしっかりさせるためにはインナーマッスルと言われる体の内側にある筋肉をがんばらせなければいけません(肩甲骨を動かすのもインナーマッスルの働きです)。
ぎゅーっとチカラを入れて力みを感じるところがアウターマッスル、脱力してもチカラを感じられる部分がインナーマッスルだったりします。

キレイに歩く

ダイナミックな運動をバランス良く行うためにも先ずはキレイに歩けるようになりたいです。
体幹にチカラを感じ、体軸を意識しながら歩く。
顔や脚を前に出すのではなく、地面をしっかり踏み切って体幹部分を前に送り出す。
体軸は動きとともにズレていく。
ブレないけどズレていくんです。

check!
全身を使って歩いてみましょう。
・肩甲骨から大きく腕を振ります。手の平が下を向くように腕を使えるとgood!
・お尻からもも裏(ハムストリング)にかけて力を入れて地面を踏み切ります。後ろ脚に重心を残そうとすると膝が伸びてしっかり地面を蹴ることができます。
・手足を一生懸命前に出す。から、体がスイスイ前に送り出される。に変われば全身を使えています。
・歩くができたら走ってみましょう。世界が変わります😊

バランスを意識することでスムーズに運動することの理解が深まります。
極端に言うと世界が変わります!
えっ!楽ちん!!
あれ?こんな簡単だったっけ?
こんな風に感じてもらえると思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございます😊
次回はテニスの大事な基礎の基礎【まとめ】として気持ち良くボールを打つ!をお伝えします。

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