日台観光サミット2023 in 名古屋

2023年9月8日 名古屋グランドホテルにて日本、台湾の観光関係者が集まった日台観光サミットが開催された。第17回目を迎える日台観光サミットのテーマはサステナブル。
そして、いつも議論される旅行者数のアンバランス（不均衡）

アンバランス（不均衡）とは、台湾から日本への旅行者数と、日本から台湾への旅行者数のアンバランス
2019年の旅行者数
台湾→日本　489万人
日本→台湾　217万人

台湾政府観光局からは、日本の海外旅行者数の少なさ、パスポート保有率の低さ、そしてパンデミック後の日本人の海外旅行意欲の低さも言及された。


世界の観光は2019年比80%まで戻り、日本へのインバウンドも2019年並に戻ってきているが、日本からの海外旅行は 、2019年比の16%に留まっている。

パスポート保有率（日本）の低さ
2019年23.8%→2022年17.1%
そもそも、日本人のパスポート保有率が低いのは大きな課題。なぜか。をもっと突き詰めて考え、議論する必要があるだろう。飛行機を飛ばすにも、双方の国への旅行者バランスが必要だからだ。

驚いたのは、コロナ後の海外渡航意欲!!
日本は、35%が海外に行きたくない、と回答
日本が世界一位らしい!!

旅行は国際交流の発展を促す。

多くの日本人が台湾、海外に行く機会がもっと増えればと思う。

台湾の朝粥、ルーローハン。グリーンピースの優しいスープ。台湾の食は優しく美味しい。
世界各国の食文化を巡る旅。各国の食文化体験を楽しむガストロノミーツーリズムの促進が相互交流人口の拡大に寄与できればと思う。

日台観光サミット愛知宣言2023
2025年の相互交流人口目標を700万人とし、2019年並みに回復する。と宣言があり、サミットは締めくくられた。

ガストロノミーツーリズム研究所
Gastronomy Tourism Institute
Naomi Sugiyama