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Gastronomy Tourism-次世代のガストロノミーツーリズム-

2023年2月某日、東京にて「奈良県の魅力再発見!学生と考える次世代のガストロノミーツーリズム」と題し、ワークショップセミナーを実施した。

奈良県立大学、立教大学、明治大学で観光や地域創生、国際交流を学ぶ学生20名が、東京新橋にある、まほろば館に集まり、闊達な意見交換がなされた。

私が驚いたのは2つ。
まず、参加者全員が奈良を訪れた経験がある。ということ。もちろん修学旅行で訪れているのもあるが、留学生含め20才前後の学生全員が訪れたことがある県は、全国を見てもわずかであろう。

次に、観光や地域創生について学んでいる学生ということもあり、議論の中身が深く、Z世代ならではの発想や提案は観光関係者にとって大変気付きが多かった。

修学旅行時にお酒のタイムカプセルをつくり、10年後再び奈良に訪れる案や、おてつたび(農業や漁業のお手伝いをし)をし、高級なレストランでの食事をする機会をつくる案、大人になった学生が集うBar(場)、SNS世代だからこそのデトックス旅など、など。
1時間半という、短いワークショップの時間で有意義な議論、発表がなされた。そして、Z世代の皆さんは、SNSなどの情報ツールとリアルをきちんと使い分けた楽しみ方をしている、と実感しました。

今後も次世代の意見を踏まえ、若い世代が旅をしたくなるガストロノミーツーリズムを創出していきたいと思います。

Gastronomy Tourism Institute
ガストロノミーツーリズム研究所
CEO 杉山尚美

ありがとうございます♪