人と語らいたい。お金を使って。と言う話

最近めっちゃコーチングをしてほしいと思ってます。

というか、人に飢えているというか
本当に遠慮なく人に自分の要望を伝え、反応してもらえるというのは

他の何のサービスよりも価値が高いような気がしているんですね。

昨日以下のyoutube見てすごく感銘を受けたのですが
どうやっても定期的に他人とセッションすることで
発展していくサービスだよな〜コーチングって
と思いました。

大人になってわかることは
例え身内でも多少は距離感が必要です。

家族だから全てなんでもいつでも頼って使っていいなんて
本当の親子関係以外では考えづらく
例え結婚しても究極的にはパートナーは他人で

自分がやりたい放題できる人的リソースではないはずです。

僕は少なくともそう思っていますし
遠慮なく何かを頼むようになったら今流行りのモラハラ夫だろうなと
感じてしまいます。

だからこそ、何も考えずにただ自分の話や思考に関して反応をしてくれる人的リソースが欲しいのです。

そこに専門性があれば直良しだと思うんですが
別に自分の全てを聞き続けてリアクションをくれる人なら

その実なんでもいい気はしています。

そういった人を貸し出すサービスは幾つでもありますが

その中でも一番面白いなーと思ったのは
レンタル⚫︎⚫︎関係です。

レンタル彼氏・レンタル彼女
レンタル何もしない人・レンタルぶさいく(僕は特にレンぶすさん好きです)

上記の彼氏・彼女の方は顔やデート専門の印象がありますが
レンタル何もしない人やもはやレンタルぶさいくには
人的な専門性がほとんどないようにパッと見はみれます。

でも、実際のところ金銭により貸し出される本人たちのサービスには
ほとんど縛りがなく、ある意味で何をさせてもいいという背景があったります。
※特にレンタルブサイクさんはサービスを始めた当初は引越し業者の代わりに使われたことがあるとおっしゃられていました。

でも、僕が本当に彼らに価値があると思っているところは、
ほとんどどんな思想価値観においても時間貸しの契約さえ結んでしまえば他者として自分の前に立ってくれることです。

自分はNoteや海外生活を機に、人生における内省を一気に行うようになりました。よかったことが基本なのですが
反対に内省をして自分の感情や過去に向き合い続けるようになって、持論が強調されているような気もしています。

要は自分という中身を振り返り言葉で具体化していくと、そして自己肯定感は上がっていくのですが、逆に自論を強化していく作業でもあるので、意固地になりやすいというかそういう危険性を孕んでいるなとも思うことがあるんです。

なんというか、自分の立場を認めるかわりに、反対意見が認めづらくなるということ。そしてその考え方以外にあんまり疑問を持ちづらくなっていく感じです。

こういった時にレンタル業があるとすごく助かると思うんですよね〜。
皆さんも経験はあると思うのですが
人と話しているときに自分の意見が固まったり、逆に相手の意見で自分が思っていたことが一気に崩れて視座が広がる時。
あの感じがどうしても今はほしい。

それはパートナーともできることですが、本当の意味で遠慮なくできるわけではないです。

だってめっちゃ忙しく仕事している時に「僕が路上でうんこを漏らした理由について真剣に語ろう」なんていったら僕は例えパートナーとはいえ殺意が湧くかもしれません。
もちろん、傾聴はすると思います。背景にどんなものがあるかわからないので。
でもその理由は「僕はトイレという存在は間違っていると思う」とかいう全然生きることに対して重要な緊急の内容じゃなくて、ただの思想からくる行動なら流石にキレます。
こっち忙しいから意味不明なこと言うのやめろ。って。

だから、お金を払って人と会話する。
これにはサービスを提供する側・受ける側の信用関係が成り立ちます。
だから思想から発せられるクソみたいなアウトプットにも、傾聴し意見をくれと言われれば意見を出す関係性が成り立つわけです。

でも、これって人間的な成長には欠かせない気がしているのです。
実際に友達がドイツに来てくれた時に話してくれた内容や
彼らの振る舞い方や行動指針は僕にとっていますごく貴重で
多くのことを学ばせてもらったし
逆に自分では考えられないテーマで思考を回す必要が出てきて、自分がそのテーマにおけるどこに思考を置いているのか意図せずわかることがあります。

社会人になって歳をとるほど、人に対して遠慮なく、ただしゃべることすら難しくなってきます。
相手の背景がわかるからこそ、何もかもをアウトプットしていた子供の時と違ってしまうんです。

悲しいような気もしますが、お金さえ払ってしまえばそういった条件を全て取っ払って思考を拡張できる。

僕が今日本に帰れば、まずレンタルブサイクを借りるような気がしますね。笑

彼はある意味究極のサービス業をやっているような気がします。

よくぶさいくと言うセールスポイントで差別化して広げられたな。と思いましたが
ぶさいくと言うネガティブ要素が入ることで依頼難易度が非常に低いこと、youtubeと言うメディアでの発信に成功したこと、元芸人であり会話やおもしろくするための思考を行い続けたことによるユーモア。

確かに広がるべきして広がるビジネスだったんだな〜とは思います。

でも、個人的にもっとこういうサービスって増えた方が現在日本人にとってはいい気がするんですよね〜

こう、昔にはいた公園で話聞いてくれる不審者のおっちゃん的な。
有害に見えて無害なおっちゃんとか、昔見ませんでした?笑

これに信頼を加えてサービスにしたのがこう言うレンタル業な気がしますね。

ただこう言う人が源泉のサービスは不信感とかが半端ないので
やっぱり難しいところなんだろうな〜と思います。

と言うことで、まずはコーチングやってもらおっかな〜と思っています。
自分を変えることができるのは自分だけでしょうが、きっかけは外部からしか得られないような気もしていますので。

レンぶすさん、ドイツ来てくれないかな〜笑
その時があればレンタルしたい!

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