京橋で働くオッサン(48歳)の我慢しない36Kg減塩ダイエット

〜 無理をしないでスルスル痩せるようになった!? 〜

2019/12/24 迄の成果

420日ダイエット -36Kg ( 96Kg -> 59.8Kg 85g@day )
身長 177cm, 59.8Kg, BMI19.09, 48歳, 男性

私はスキニーやタイトなデニムが好き。しかし市販の男性用デニムは27か28インチまでしか無くそれではユルユルになってしまった。女性用には25や26インチもあるが、今度は私の欲しい脚の長さ32インチが無い。なのでオランダや米国の180cm以上で痩せた女性用のデニムを購入している。

目的

残り半分の人生を健康で過ごす。私は45歳で子供に恵まれ、現在2歳の娘にとっても、オシャレなパパでいたい。。。。というのも娘が保育園に入園し、パパも保育園の送り迎えやイベントに参加するように。するとどうだろう、周囲のパパはスリムな30代が中心。あれ？私最高齢？！(しかも肥満)という状況に。。。

これまでの歴史

高校3年夏に部活辞めてから肥満に。Max 150Kg、お酒は飲めない。間食はしないが、1日5,6食。炭水化物好き。パスタを一度に 1Kg茹でで鍋の中に塩と油を大量に入れてそのまま食べるような事もしていた。

ダイエットをしては失敗。もしくはリバウンドをしてばかり。自分は一生肥満でメタボで成人病で早死に。何歳で死んでもいいや、と思っていたのだ。

嫌なこと

リバウンド
我慢
面倒なこと
カラダを壊すこと
過食、拒食になること
運動w

基本的にズボラでマメではない。キツイ事は絶対続かない。まあ、良くある肥満者のメンタリティだけど、これを鍛え直すのは無理ｗ　もうおっさんだから。

大方針

減塩する（理由は後述）
健康的に行う
ダイエット後も続く永続的な方法にする
なんでも食べる

結論、ダイエットと言うよりは、生活習慣の変更

長期間かけてより自然な体重減を目指す。1日換算 85g , 420日で 60Kgを切る。ターゲットは 2019年のクリスマスイブとした。

1日85g と言われると、なんかできそうな気がする。逆に420日と言われるととてつもなく長い。自分も実際最初はそう思った。しかし、たった10日で850g、1ヶ月で2.6Kgも減り続けるのでモティベーションが得られ、これならいけるかな？と思った。

結果、（少なくとも自分にとっての）真のダイエットとは生活習慣の変更であって、それが伴わないダイエットをしたとことで意味が無い事に気がついた。

具体的な方法

減塩食(後述)
1日10,000歩以上歩く(通勤、営業時)
必ず3食、決まった時間に食べる(長期的には抜くとかえって太る)
種類は何でも食べていい
体重、血圧を毎朝計測して記録を取る(Smart体重計、Smart血圧計)
よく寝る

このダイエットは、1円もダイエット用のコストを払っていない。ジムにも行かないし、サプリもライザップもない。特別な食べ物はなく、食費は浮くし家族と同じ食事でいい。電車代も浮く。最後に衣類の買い替えが発生するが、コレも安価だ。

しなかったこと

・運動（嫌いだから）
・ファスティング（絶食）（長期的で永続的な生活改善を行うためとキツいのは自分の性格に合わない）
・食事の記録（面倒くさい）
・カロリー計算（面倒くさい）
・ダイエットフード（結局リバウンドするか、健康を崩すから）
・サプリ（あんまり信じてないし高いから）

塩分とダイエット

減塩はダイエットと直接関係なさそうだが、私の場合大いに関係あった。というか、私のダイエット成功の大きな部分は減塩にあったと言っても過言ではない。

過去のダイエットでは… 　野菜を大量に摂る ->野菜のドレッシングがノンオイルになる -> ノンオイルは塩分が濃い ->他の食事も塩分濃度が上がる ->喉が渇いて水分過多 ->浮腫みから代謝が落ちる **-> 痩せにくい **という状況もあった。

また、塩分が多いと、パスタ、ご飯などの炭水化物の量も増えがちだということに気がついた。私の肥満の原因は炭水化物の過剰摂取なわけだ。しかし我慢するとリバウンドする。では、我慢しないで炭水化物を減らせればダイエットできるのでは？これに気がついたことにゴールに近づいた。

外食時にも、鶏の唐揚げ、とんかつ、炒飯、ラーメンなど、塩分の濃いものを自然と避けるようになり、油の獲りすぎも自然に減る。これによって我慢しないのに痩せていくという状態になる。

先ずは1日の塩分 9gから、6g に、最終的には 3g 程度で満足できて美味しいと感じるようになった。

減塩の感想

塩分と美味しさ、満足感の関係は絶対的では無く相対的である事が2週間で解って、80% は勝利を確信した。解りやすく言うと、低塩分は慣れてしまうので、塩っ気の無い不満は長く続かないので我慢の必要が無い。一生美味しくない食べ物で我慢しないといけないような印象を持つ人は多いだろう。しかしそんなことはない。せいぜい我慢は2週間だ。思っているより短いのだ。

世には「減塩のコツは出汁などで工夫する」というものがあり、確かに減塩導入期には助かる。だが、手間もコストも高い。実際にはすぐに減塩に慣れるのでそこまで頑張り続ける必要は無い。

減塩すると白米、炭水化物の摂取量が自然と減ってくる。例えば納豆、餃子は酢だけで食べると白米は食べる気もしない。小籠包はタレなしでOK。市販のラーメン、やきそば、うどんなどのタレは基本 1/2〜1/3使用。

コツ

無理の無い長期的な計画を立てること。頑張りすぎない。それでも食べたいときはあるので、そういうときは結構食べて、その後2日で調整する。

毎日体重計に乗る。これなら3秒だ。面倒なので自動記録のスマート体重計( 私は Withingsを使っている) がオススメ。カロリー計算や、食べ物の記録は獲ると面倒で長続きしないのでしない。長期目標に対する現在の状況を眺めながら相対的に調整した。その程度の緩さが大事だと思う。

良く歩くようになったので、夕飯後おなかが減っても布団に入るとすぐに寝てしまう。眠れば勝ち。多くのダイエットの失敗は空腹で眠れず夜中に食べてしまう。そうは言ってもそこそこ疲れていないと眠れない。

ただ、運動は絶対にw 嫌なので、自宅から駅までバスに乗らない、少しの距離なら歩く、会社の1〜2つ手前の駅から歩く、など生活の中にウォーキングを組み込んだ。Airpods Pro は最高の友。このくらい痩せて低血圧になるなら Amazon Music HD などのサブスクに入っても医療費でおつりが来るだろう。

またこれは偶然だが、ここまで2名のダイエットを共にした同寮が居た。彼らとは情報を交換したり体重や進捗を見せ合いながら励まし合ってきた。昼食も一緒に行くことでヘルシーで美味しいメニューや、食べ過ぎないなどの成果が生まれた。絶対に居なければ駄目では無いともう。しかし彼らが居たことで、より成功に確信が持てたし、彼らの成果を聴くのは自分のことのように嬉しかった。

痩せて手に入れたこと

仕事以外でも自分を好きになれる事に気付いた。仕事以外でも自己肯定感を得られるので、仕事に入れ込みすぎないようになり、面白いことに、より仕事がうまくいくようになった。多くの経営者もこれを口にしている。

減塩して体重も減り、ウォーキングもするので当たり前だが、極端に改善されるのは体重だけでは無く血圧もだった。これもありがたい。

ファッションの自由度が無限大に。古着も選び放題になって、安価にオシャレができるようになった。

注意

私は医師でも専門家でも無いので、あくまでも参考までに。他の人にどのくらい効き目があるのかもわからない。ただ、30年以上肥満だった私が成功し、リバウンドする気配もなく、しかも苦しくなかった方法なので、参考になればと思い筆をとった。