SEOで欲しい情報

新年も明けてかなりたちましたが、ここで実務担当者(笑)(自虐)として欲しい情報を整理しておきます。というか、SEOを専門とする方へのお願いです。ちなみに現状への文句とかしかなく、実務に役立つ方法があるかと言えば微妙なので、そういうのが嫌いならお戻りください。

・順位を直接業績評価に結びつけることが損であることを示すデータ
・Googleの検索順位が高いことが必ずしも正しくいい情報であることの証明にならないロジック
・記事の大量生産が成果につながらないことを示すデータ

無理なのかなあ……現在抱える悩みを挙げます。

検索順位を人事評価や業績評価に結び付けないようにしたい

検索順位はアクセス変動・その他のKPI変動の要因分析に利用されるべきではありますが、これを従業員個人の人事評価や業績評価に結びつけることは、一重に自分たちの評価を検索エンジン任せにしているのと同じです。正直検索エンジンを神聖化する態度の人とはあまり付き合いたくない。

ただ、検索順位がアクセス増に結びついてしまうのは何とも言い難く、それも特定の検索キーワードを信奉する場合は頑として動いてくれないことがあります。そういった場合に、「検索順位が上がったけど別にだめじゃん」と示すデータや、ないし説得するためのロジックを見つけなければと思うこの頃です。

Googleの検索順位は記事の質と相関しないことを心底納得させなければいけない

ここでGoogleといったのは大体Yahoo!とかBingは見てないケースが多いからです。重要なんだぞそっちからも。それは置いておき、こんなの反論材料いっぱいあるでしょ、と思った人は間違ってないとは思います。会員専用記事はまず検索順位は上がりませんね?え、会員専用のものって全部質が低いんですか???とか、この記事コピペなんですがまさかこれっていい記事なんですか???とか、これ第一人者の記事なんですがGoogleの検索順位低いですよね?じゃあ今すぐその方にあんたの記事質悪いのなプークスクスwwwって言ってきてくださいよ???とか。

まあそんなケンカ腰で説得など不可能なのは百も承知なので、できるだけ論理的に納得させる方法が必要ですね。でも「記事の質」って100%揉めるからな、質の定義から始まるの面倒だな、こんなことを納得させるために質の議論から始めたくない。

記事の大量生産への力学を止めたい

確か「力学」という表現はどなたかが言っていました。普通の量の記事で多くの成果を出したとして、「じゃあもっと作ればもっと成果が出るね!!!」と言われたら何も言えない……という歯がゆさ。大量生産主義の亡霊かな?

多くの分野を攻めれば確かに多くの成果が出るのかもしれません……が、人的リソースは有限です。社内に限らず社外だってそうです。まあ?上記のようなことをおっしゃる方々は??「為せば成る!!!」みたいな思考をお持ちのようなので???まあ、目標として定められても無視するしかありませんね!!!

っていうことじゃない。そういう考え方はいずれ誰かを不幸にする(WELQしかり過労死しかり、メンタルを患ういずこかの担当者しかり)なので、だれかが食い止めなきゃいけないと思うわけです。

不健全なマインドはだれかが止めるべき

私のケースでいうと、私は今いる企業の事業の全体的な方向性には共感します。中身はまだまだ直さなければいけないと感じます。たとえ給与が下がったとしても、将来の後任が納得できるような進め方ができる雰囲気を整えたい……そう思ってやまないのです。幸いリンクスパムは絶対に加担していないといいきれますが、記事スパムを量産するようなことはしたくない。みなさんも今年も「記事スパム」にならないようがんばっていきたいところですね。

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