余韻
まだ去り切らない夏の 昼の熱の余韻が
夕暮れ時のアスファルトを 温めてる
何もなかった夏の 何もなかったぼくは
まだ熱い地面を蹴って どこへ逃げる
一人 また一人と来てはいなくなる
そんなことにも 慣れてしまったけど
月が替わって夜の温度が落ち始める頃
夜に鳴く虫の種類が変わるなんて
どうでもいいことを 得意げに
話してた あいつはどこへ行ったかな
まだ続く夏の余韻が ぽつんと影を落とす夜
波の音に 誰の夢を見る
〇 〇 〇 〇 〇
まだ去り切らない夏の 昼の熱の余韻が
夕暮れ時のアスファルトを 温めてる
何もなかった夏の 何もなかったぼくは
まだ熱い地面を蹴って どこへ逃げる
一人 また一人と来てはいなくなる
そんなことにも 慣れてしまったけど
月が替わって夜の温度が落ち始める頃
夜に鳴く虫の種類が変わるなんて
どうでもいいことを 得意げに
話してた あいつはどこへ行ったかな
まだ続く夏の余韻が ぽつんと影を落とす夜
波の音に 誰の夢を見る
〇 〇 〇 〇 〇