〜2022年読んだ本大賞〜

序文

こんにちはgaruborです。

今年は55冊読んだなぁ結構読んだんだなぁということでこれが特によかったなそれぞれ一口に振り返ります。

ジャンルわけとして、

  • 外側の文化系(社会学、未来考察とかそんなの)

  • 内側の文化系(哲学、自分の中で解決しそうなやつ)

  • 健康系

  • コミュニケーション系

  • 仕事系

  • 物語系

で分けて部門別でよかったやつもピックアップします。


大賞

No.1 正義の教室

・昔書いたnote
・自由・平等・倫理、この3つの要素で正義を説明できるようになった。
・自分が物事に憤りを感じたり行動を起こしたときに、それを論理的にどう正しいんだ、と主張・説明できるようになった。
・普通に読み物としても面白かった。
・今年後半はずっとこれを軸に物事を考えていた気がする。

No.2 デジタルゴールド

note
・怪しげな仮想通貨のの生まれを知った。
・多分普通に技術を勉強するだけだと「なんでこんな仕様なんだ?」みたいなところで疑問符を持つところを、経緯を知れたことで気持ちよく理解できた。
(送受信の際に互いの身元を明かす必要はないこと等)
・noteを書いていた時とかは熱烈にブロックチェーンに興味があったが、今は割とブロックチェーンの時代(NFT,メタバース)なんかこないんじゃね? と思っている。
(そんなことやってる暇あったら多分ファイナンス系の勉強してる)
少なくとも日本じゃ旨味ないよなーと。
・・・・という寒い雑感を持てたのはこの本のおかげ!

No.3 3つの幸福

note
・要するに何すればワシは幸せになるねん? が具体的に書かれている。
で、やってみたら割と腑に落ちて気持ちよく幸せになったりした。
ちゃんと睡眠・適度な運動・良好な人間関係。これしかいらない。
・ドーパミンはそんな出すな。依存症になるぞ。
スマホが気になったしょうがない状態はパチンコ依存症と変わんないぞ。
みたいな。
・他者承認のようなパラメータよりも自己達成のようなパラメータを目標にする。
Youtube登録者数○人、よりも毎週投稿する! のような。
いわゆる気持ちいい系の本よりも科学的に具体的な行動が書かれていたのがグッド。

部門賞と一口コメント

外側の文化系

部門賞
デジタルゴールド

割愛

部門賞
あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない

・今年フェミニズムについて考える機会があり、特に面白かったのはこれ。
・ベルリンの壁が壊れて資本主義と社会主義が合体して資本主義になっちゃったけど、社会主義派が「前の方が幸せだったぜ」と言っているのは印象的。
・女性が自分の体を資本(=金銭・安全と交換可能)なものとして捉えているのは資本主義の特徴。
・社会主義がいい、とは言わん。けど、いいところを理解して採り入れる考えは頭の片隅に置いておきたい。

以下コメントのみ


希望の歴史 上下

note
・今年のファクトフルネス、という感じ。
・まあニュースって悪いことばっか報道するよね。それが嘘とは言わんけど、過敏に反応しすぎることはないぜ。みんないつか死ぬんだぜ、メメントモリ。
・こうゆう本が一番売れてほしいとも思った。

東京貧困女子

・極端な例を見ているのかなー・・という感覚があった。そんなに上京した女の子って大変な人ばっかりじゃないと思うので。
・まあこんくらいひどい生活をしている人もいる、ということを受け止めて自分の生活はマシだなぁとも。
・日本で子供育てるの辛いなぁ。

ビットコインとブロックチェーン

そんな目新しいことは書いてなかった。
ほんとに初歩の初歩に読む本。

ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた

フェミニズム入門書。
かなりわかりやすく事例が書かれていてよかった。
ネット上に現れるフェミニストへの目線を変えるにはうってつけの本。
一歩まともな人間に近づけた気がした大事な本。

嫌われた監督

落合歪んでたんだなぁ。。。と小学校の時の中日を思い出した。
森野とタイロン、和田はそんな覚悟で野球やってたんだな、と。
読み物としては相当面白い。マネはできない。

Web3とdao

意外と書いていることは薄めだった。
濃いこと書きすぎてもしょうがないから、これくらいが丁度良いのかな。
Web3への入門書。daoはそもそも実現可能性がわからないので足を突っ込んでもしょうがなさそう。

映画を早送りする人たち

note
これは相当いい本。
周りでもアニメとかを何倍速で見る人が多くて、何考えてるんだろう、とか思ってたけど、理解できた。
僕は作品を見ることを「作品を鑑賞している」と感じていた。
しかし、彼らにとっては「コンテンツを消費している」なのだ。
ここには明確な差がある。
その差を是正しようとは思わないけど。
映画館に行きたくなる本。

2040年の未来予測

未来予測系の本って大体楽しめないんだけど、これはちょっと面白かった。
自分の経済状況とかこうしていこうぜ、みたいな目線があったから。

利己的な遺伝子

挫折。再挑戦する。
結局俺たちは遺伝子の操り人形なんだ。
誰かを好きになるのも・・・こんなnoteを書いているのも・・・。

禁断の中国史

無駄

2030年

出版から2年経ってるから、もしくはなまじ中途半端な知識を得てしまったからか、全然面白く読めなかった。
表紙はビジネス書の中で一番好き。

ファスト&スロー

予想通りに不合理をちょっと詳しくした感じ。
いつもニコニコしていようと思った。

予想通りに不合理

かなり面白い本。本当に。
持っているものには過大に価値を感じる、とかは「あるあるぅ〜!!」ってなった。
たまに読み返して自分を取り戻したい。

内側の文化系

部門賞
正義の教室

割愛

以下コメントのみ
まとまらない言葉を生きる

ちょっと読むタイミングが悪かった。
銃殺事件の後で読んだけど、若干自民党批判の記載があったから、うっ、となってしまった。正しいこと書いてはいると思うんだけどね。
品の良い言葉を使い続けたい。それが自分の後世が使う言葉になると思うから。
そしてこうやって要約される事を酷く嫌うだろうなぁ。

勉強が面白くなる瞬間

中田先生の動画から。
意外と大した事ない本。
本気の本気で勉強したいと思う事以外やるなばか! みたいな感じ。

結婚しなくてもいいですか

ちょっとだるいな、って時に読んだ本。(漫画)
こんな生き方をしたいとは思わないが、否定しない人間になりたいと思った。

健康系

部門賞

運動脳

・ぶっちゃけ大したことは書いてない。要は「2日に一回くらい朝走ったら色々いいことあるよ」を長々と書いている。
・実際マジで大したことは書いてなくて、でも生活の中に積極的に運動を取り入れるきっかけになったので部門賞。
・ほんとに大したことないので、立ち読みで最後の方ペラっと読んだらいいと思う。

3つの幸福

割愛

以下コメントのみ

人生を変えるサウナ術

サウナを知っている人間が読む必要はない。

自分の頭で考える読書

note
・正直読んだタイミングではふーん、というレベルだったが、時間が経って沁みた本。
・大きく分けると本は問いの発見/答えの発見/既知のリマインドに分けられる。後者の方がエネルギー少なめに読める。
みたいな概念がかなり好き。
運動脳に書いてあることなんか言われても「わかっとるわ!」ってこと。けど、それを本として読むことでリマインドする。それって「中に書いてあること知ってたけど、リマインドになるから読んでよかったよね」になるからいいよね。
けどそればっかだと新しい発見はないからいろんな本読みたいよね、みたいな。
・やっぱ本読むの好きだなーとなる本。
・積読はいまだに僕の中では悪なので対立中。

働くあなたの快眠地図

睡眠系の本でもかなり良い本だと感じた。
実際問題難しいよね、みたいなところの折衷案をいろいろ書いてあったりする。
これ読んでNature Remo買った。

コミュニケーション系

部門賞
聞き方の一流、二流、三流

人と話すのが楽しくなった。
そんなに初対面の人と話すのが緊張しなくなった。
突飛なことは書いていないが良本。

「育ちがいい人」だけが知っていること

・正直本としての評価は1をつけたい。が、自分の生き方をこう変えたいな、と思うきっかけになった。
・自分と関わる人間がなるべく気持ちよく生きれるよう行動したい。そんなメンタリズム。

・○○のような行動をとるのはいかがなものでしょうか。
・・・みたいな、皮肉っぽい文章が散見される。自分みたいな育ちが悪い人間にとっては気持ちよく読める文章ではなかった。

以下コメントのみ

モテたいわけではないのだが

見た目整えよう、とか話し方まともにしよう、とか最低限のことが書いてある。

キングオブデート

1/2/3回目のデートはこうしよう、みたいなことが割と具体的に書いてある。
結構読みやすいし、再現性もある本。ちょっと真似して良い感じにもなった気がしなくもない。
が・・・・・・まともな人間向け。僕はまともじゃない。

惚れさせるテンプレ

読まなくて良いと思う。

共感の技術

んーーー、なんか綺麗事書いてある感じ。
具体的なアクションというよりはどんな気持ちを持って相手に共感しましょうね、のような。
聞き方の一流〜を読めば十分。
けど、その土台はこっち・・・みたいな位置づけかなぁ。

悪魔の傾聴

これもまた良い本。
自分の話はクソつまらないと思え〜
胸に秘めて生きている。

仕事系

部門賞
好きなようにしてください

キャリアキャリア考えてうんざりしていた自分にはうってつけだった本。
誰かが納得するような、何かに迎合するようなキャリアを考える必要はない。
今やりたいようにしろ、という投げ捨てをしているわけではない。
とにかく「お前が正しいと思うんならそれやりゃええやん」。ただそれだけ。
自分の芯が通っているなら、会社や人に嘘をついたって良いと思う。(綺麗に見えるキャリアを伝えたっていい。)

以下コメントのみ

ユニコーン企業

綺麗事言ってんじゃねぇ! ・・・と思っちゃったなぁ。
これくらい決定権を持ってプロダクトをガンガン改善していきたいぜ! とは思った。

情熱プログラマー

読んだ時はうおおお!!! となったが何も覚えていないので、多分大したこと書いてなかった。多分。

アジャイルプロジェクトマネジメント

未読了。ちょっと早かった。

プロセスエコノミー

流石に職種によって活かせる活かせないがはっきりしているな、と思った。
僕にはむずかしそうだった。

上司を操る仕事術

上司を操るためにはよく寝ろ! って書いてあった笑った記憶はある。
良好な関係を作ろうってところはよかった。

ずるい仕事術

意外とずるくない、と思った。
鶯谷ルートは僕も好き。

数値化の鬼

まあそうだよね・・という内容。
自分が昇進や転職を考える時にはこの考え方が大事だと思っていたので、再確認できてよかった。

起業の化学

僕には早かった。
起業するときにもう一度読み直す。

実践! 1on1ミーティング

かなり良書。
1 on 1だけじゃなくて、人と接する上で最低限必要な態度とかが学べた気がする。
1 on 1に対する見方・姿勢を見直することができた。
部下の成長を強制はしない。けど、したいと思った時にサポートできる人でありたい。
多分やることって成長させることじゃなくて、部下が伸び伸びと仕事をできる環境を整えることだ。

大学4年間のデータサイエンスが10時間でざっと学べる

高校3年間の算数を思い出す必要があるな、と思った。

超文系人間のための 統計学トレーニング

期待値・分散は流石にわかるので、後ろの方だけ読めば良いかな、とは思った。
割と好き。


1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書

こうゆう構造の本、結構読むの辛いな、と思った。1ページに4行くらいあるタイプ。
けど、こうゆう熱い本は好き。

リーダーの仮面

本の言いたいことはわかるが、こうゆうマネージャーになって俺が良いマネージャーだ、と満足する人間には絶対になりたくない。
数字は絶対守る。これは正しい。
けど、そのための手段が自分にとってどれが良いかは、これから模索していく。

物語系

部門賞
僕は愛を証明しようとおもう

・特別賞があるとしたら間違いなくこれ。
・特に自分の行動・メンタルモデルが変わった気がする。
・この主人公ほどの行動力はないが、無駄な自信があるぜ、と意気揚々とすることは大事なんだと感じた。
・馬鹿野郎! 本は自分で買うから意味があるんだ!

僕の狂ったフェミ彼女

これもまたかなり面白かった。ただ読み物としての意味合いが強かったかな。
仮に韓国や別の国がこんなんだとしたら、腐ってんなーと思うし、メガルが存在するのも理解できる。
感情的に一歩距離をとりたくなる存在ではあるが、理解しようとする姿勢は崩したくない。

以下コメントのみ

クビキリサイクル

読み直し。
面白いけど古臭さもある。やっぱクビシメロマンチストよ。

ペイント

適当に買ってかなり面白かったSF本。
親になる資格って今はないけど、それが当たり前になった世界だと、子供を持つのってそりゃ責任能力問われるよなぁ・・・・みたいな。
今の日本で子供を産む・育てるのは結構大変。だったら産む資格でも作ったらどうだろう?(極論)


消滅世界

挫折。
文学作品はどうしてこうも下ネタが好きなのだろう。


戦中派不戦日記

意外と焼け野原の中でも楽しくやってんだな、と楽観視できた。


半分の月がのぼる空

読み直し。
古臭さはあるものの、それを読みにきた。
こんなヒロイン好きになっちゃうね。

ねじまき鳥クロニクル

・初めての村上春樹。
・意外と読みやすいけど、行間読み取れねぇなあ・・ってことはあった。
・戦争から命辛々帰ってきた話と、妻に嘘付いたらめちゃめちゃバレて憎まれ口叩かれるのは結構面白かった。
・なんで口淫される夢みたの? そんな描写いる?


以上! 来年も良い本と出会えると良い!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?