ドイツでホームステイとか言われても

いうて人の家やし気ぃ遣うわ……ドイツ語なんてそんな始めたばっかりやし……何喋って良いのかわからんし……早く寮に変わりたいな……

みたいなこと思ったことあるかもしれんよな!?ホームステイで留学してるみんな~!!

こんにちはgaronです。ドイツに来て4ヶ月目……えっもう4ヶ月目!?!?!?は!?!?!?早くね!?!?!?
まあ私のことはいいんだよ

留学ってなったとき、いきなり自分で日本にいるうちから住居を決められる人ってそんなにいないはずです。
特に学校に通ってる人は、ホームステイか寮での滞在が多いのではないでしょうか?

そして困るはずです、困らない人などいるのか!?

来たときからいきなり「なにをどうしたらいいんだ」の嵐!
ホストファミリーになんて尋ねればいいんだ
なにがなんだかわからない……
もぉまぢむり。。。

ってなるよな!?ならんかった!?ならんかったらあなたはちゃんと準備や勉強してきた人です……えらい……

でもだからこそ言うけど

ホームステイは本当に楽しいのよ!親切なご家庭に当たれば、慣れたらご飯の用意手伝ってるだけで笑いが絶えないし、自由にのびのび過ごせるんよ!!

でも生活する上で当たり前のことに心配や不安があると、心から楽しめない部分があるから、基本的な悩みは早めに潰しとくに限るんよ!!

そんなこんなで私がホームステイ中の3ヶ月、困ったことと対処法を書いていきます!

1.帰り道で迷子になった話
2.鍵が開かない話
3.洗濯や掃除のタイミングがよくわからない話

1.帰り道で迷子になった話

「いや自分の住む家やん忘れるわけないやん」
って思うやん!?
一回案内された家なんか死んでも忘れるわけないって思うやん!?

それがわからんのよ

朝来るときにされる手短な案内!結構早く暗くなるドイツの夕方!午後の授業後に行われるオリエンテーション!!

最寄り駅に着いたら真っ暗なんだけど

えっ……ここどこ……?家に行く道どこだった……?ここは見たことある気がするけどどのタイミングで曲がってここに来たっけ?
Googleマップ?いやSIMないんで……裏道が載ってない大雑把なスクショしかないんで……

17時が18時に、バッテリーが50%から30%に……

泣きそうになった。
良い大人が道端で泣くのは尊厳とかそういうのが失われると思ったのでやめたけど

日本で日付変わるまで残業してても泣きたくはならなかったのに(当時沸き上がっていた別の感情についてはここでは控えさせていただきます)

結局朝に案内してくれたついでに寄ったホストマザーの親戚の人の家に助けを求めたけど……
何が言いたいかって

行き道で案内してもらうときは交差点の度に後ろを向いて写メを撮るんや!!
説明がまだ理解できないほどの語学力でも写真は裏切らないから!!
撮ってても「ハハハ心配性だな」みたいに温かく笑われるだけだから!笑われるだけで済むなら安いもんさ!!!

逆にそこで嫌な顔されたら詳しい地図を何回も聞き返すくらいはしていい、こっちはもし迷ったら誰に訊けばいいのかわからない=帰れない なんだ……

そしてもう本当にわからんかったら学校に戻ってヘルプを求めてもいいと思うよ
学校のスタッフは家の人と現地語で喋れるから……

2.鍵が開かない話

「いやおかしいやろ 鍵なんやから開かないわけないやん」
みんなそう思うよな?ところが

部屋の鍵が開かない
玄関の鍵も開かない
脱出ゲームか!?!?!?

こんな状況に突如陥るわけよというのもドイツ、というかヨーロッパの鍵

かたい

かたいんだよ……なんか回らないんだよ……慣れるまでほんとにやりづらいんだよ……

「ドアを手前に引っ張りながら鍵を右に回すと解錠されるのでそのまま鍵を左に戻さずにドアだけ奥に押す」とかいう
一時間暇を潰したい人向けの落としきりアプリか!?みたいなややこしい手段を取らないと開かないドアとかあるんよ
でも残念だからこれはアプリじゃなくて現実だ……

鍵を開けたかったらドアにも注意するんだ

ドアを引っ張ったり押したりしたら鍵が回るポイントを見つけられるはず……!!

あとはどんな鍵でも、受け取った時に1回開け閉めして、ホストファミリーに見てもらうのが1番良いよ(身も蓋もない)
下敷きとかヘアピンとかで無理矢理ドアを開けられるのは、スパイラル~推理の絆~の登場人物くらいだよ

3.洗濯や掃除のタイミングがよくわからない話

「洗濯は週一でね」と言われたはいいが、具体的にいつ使って良いの!?勝手に使って良いの?
使い方聞きたいのにいつもホストファミリーが帰ってくるの遅いよ……夜中にやるわけにはいかないよ……

えっ壊れてるの!?いつ直るの!?えっ何て!?何て言った!?
この服の山どうすればいいの?

聞きたいときにはいつもいねえ!!!

「掃除していい?」
「ああ!君はなんて良い子なんだ!!もちろん!」
「掃除機どこ?」
「明日教えるね!!」

翌日は夜中まで帰ってこなかった……

もうこういうのはよくある!よくあるって割りきろう!

まず最初に言っておくと、ドイツは水道代も電気代も高い。
そしてなぜか日本ほど埃が溜まらない。

つまり掃除も洗濯も頻繁にはやらない

ということ、そして

ホストファミリーはいつ暇なのか慣れるまでは本当にわからないし、仕事してる人だと約束通りに帰って来てもらえるかもわからない

つまり何が言いたいかって

今話してくれてるなら「今教えて!!」「今見せて!!!」って言う

もうこれに尽きる。
これしかないマジで。

ざっとこんなもんかね
ここまでホームステイで最初に困ったことの1,2,3振り返って思ったことは

もうとにかく最初にしつこいほど尋ねて!!!

これに尽きます。
文化や常識や生活スタイルがどうのこうのいう前に

日本では当たり前に自力で解決できていることでも、言葉が通じない場所で一度詰んだら、すぐに助けを求められるか、どれくらいの時間一緒にいて話してくれるかが家庭によって全然違います。

「これがルールだよ」
「ほーん わかりました」
で、わかったつもりになってる状態が1番危ないんや!!
やったことないことは、やり方知ってても「わからないこと」だと思っとくんや!!

留学生ってほんとになにもわからないところから始めてるってことわかった上でホストファミリーになってくれてるので、初歩的な確認を丁寧にすることは迷惑ではないと思いますマジで。

こういうのは早ければ早いほどよい。初手が肝心。
もうホームステイ始まってしばらく経つし尋ねにくい?
来週訊くより今日の方がいいよ!!!
わかんなかったらメモ持っていって書いてもらってスマホで訳そう!!

(というかわかったつもりになって勝手にあれこれやる方が迷惑かけることもあるので、それよりはマシ。無断で洗濯機週に2,3回使ったり、コンロで鍋を焦がすとかしたらマジで怒られるので)

なんやかんやそれなりに不安な体験してますが、それでもご飯を提供してもらえて、一日中パーティーとかしなければ水道や電気のことを心配する必要はなく、何より、自然に日常レベルのドイツ語やドイツ人の生活に触れられることは本当に楽で、面白くて、貴重な体験であることは間違いありません。

元ホストファミリーの人にカフェやディスコに誘ってもらえることもありますし。
私自身かなり良くしてもらったので、楽しかったな~やってよかったな~って思ってます。

まあ合う合わないあるから、合わないなって思ったら寮に変えれば良いしな……

(たぶん)限られた留学時間を皆さんが楽しく過ごせるよう応援していますよ。

ほなまたね。

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