見出し画像

【ゼロから始めるFaB】CALLING台北に行ってきた!【海外大会レポート/Flesh and Blood】

こんにちは、Fozです。

今回は10月13日〜10月15日に台湾・台北市で開催されたFaBの大型イベント『CALLING Taipei』のレポートになります。

1週間前に開かれたBattle Hardened Tokyoの興奮冷めやらぬ中、舞台は台北へ。

フォーマットもBlizからCCへと、更に濃い戦いが予想されます。

CALLING 台北

フォーマット:CC

エントリー料金:2200台湾ドル(約10,000円)

参加賞:Teklovossen(Cold Foil)

プレイヤー数:283人(公式発表)

コロナが発生した2020年以降、海外に行くことがめっきり無くなりパスポートもただ有効期限が減っていくだけの可哀想な状態になっていましたが、ここにきてついに本領発揮。

台湾といえば日本からも渡航しやすく、韓国に次いで行きやすいイメージがあります。

今大会はFayble Eventsさんが大会のスケジューリングや予約などを行なっていました。

台湾やシンガポールのFaBイベントといえば、繁体字テキストと情緒溢れるイラストが人気のFate Foreseenプロモが手に入るかもしれません。

今回も大会のパッケージ賞品としてプレイマットが、争奪戦イベントの景品や参加賞にプロモカードが配られていました。

Fate Foreseenプロモイラスト

フライトまでの道のり

台湾には成田空港→桃園国際空港というプランで行くことにしました。

松山空港という空港の方が会場には近いそうなのですが、こちらのプランがかなり安かったので節約も兼ねて。
往復の航空券とホテル代を合わせても¥50,000以下で収まったと思います。

飛行機模型がお出迎え
空港は天井が高く広々としていて好きです
搭乗ゲートへ
めちゃめちゃ久しぶりの海外です

桃園国際空港に到着

桃園国際空港に着きました。
日本との時差は1時間で、フライト時間は3時間半ほど。
東京から九州に行くより早いのではないでしょうか。

金曜日の夕方に出発して夜に着いたのですが、入国審査のゲートには長蛇の列が…。
入国審査や両替などで空港を出るまでに1時間はかかったと思います。

入国後、まずは日本円しか持っていないので両替所に。
イベントではクレジットカードの手数料を抑えるため現金のみのブースもあります。特にアーティストさん。

両替が終わると、空港内にいくつかあるSIMフリーを売っているカウンターで3日分のSIMカードを買いました(300元=1400円ほど)。

店によっては店員さんがSIMの交換もサービスでしてくれます。

桃園国際空港から台北駅まで、エアポートラインという空港から台北駅まで直で行ける列車に乗りました。

その後Bannan Lineという路線で会場エリアへ。
この路線を見つけるのに15分くらい彷徨いました…。
バス移動も候補にあったのですが、お昼ごろに『バスが平気で遅れてくる』という書き込みを見たので、確実に行ける電車を選択。

台湾の電車はほとんど日本と変わりないですが立つスペースがちょっと広いかも。

夜の台北を歩く

最寄り駅からホテルまでは徒歩10〜15分程度なので歩きます。

そごうって台湾にもあるんですね。

台北市はアジアだな〜って思うごちゃまぜ要素と、銀行や百貨店のような綺麗でお金のかかってそうな建物が印象的でした。

夜の台北市
学校?こういう門って情緒ありますよね
閉まってましたが昼は女性客が多かったミスド。
便利商店(コンビニ)はセブンイレブンとファミリーマート
ポッキーみたいなお菓子が色々
信号に秒数。人のマークも走ってます

CALLING Day1 〜会場到着〜

CALLINGの会場は台北市にある『Breeze Center』という百貨店+多目的施設の9階で開催されました。

僕は土曜から参戦したのでエントランスが閉まっていて、入り口が分からずパニックに。(時間がない!)

それらしきプレイヤーの後について行くと地下の臨時入り口みたいなところから中へ入れました。

9階に着くとほぼ1フロアを貸し切って大会を運営していて、かなり広々としていました。

色々合わせて1000人は入りそうなフロア
最新弾『Blight Lights』のパネルも。
アーティストブースには様々な商品が。
手描きイラストも依頼できますが、時間に余裕が必要。
日本ではまだ少ないプレイマットもたくさん。

僕の好きなアーティストの『Ijur』さん(Isuardi Theriantoさん)にもお会いすることができました。

『Shock Charmers』『Premeditate』『Codex Inertia』等のカードは現役でお世話になっています。

プレマやSoul Shackleにサインしてもらいました!
色んなブースの色んなシングル。1台湾ドル=4.7円程度
LeviaTシャツ。Prismもお願いします
ジャッジの皆さんも準備中です
会場の一角でこの人数。FaB熱が高まってます!

ヒーロー分布

公式記事で発表されていたCALLING 台北のヒーロー分布です。

Top TierヒーローのLexiが58名(僕も使用しています)、
次いで新弾で強化されたと専ら噂のDromaiが41名。

さらに、Bright Lightsで多くの方パーツを手に入れたDashが25名。

その下にはBravo,Katsu,Iyslanderと続きます。

個人的に気になるのは前週のBattle Hardened Milwaukeeで予選全勝を飾ったAzaleaと、東京で行われたPTIイベントを準優勝したPrism AoSの2種類のヒーローです。

会場には有名なプロプレイヤーや大会優勝者達の姿もあり、「正直当たりたくないな〜」と思っちゃいました(当たりました)。

YouTubeの大会実況でよく見るSamが今回のCALLINGも実況してくれるそうで、記念に写真をお願いしました。

Samはコミュ力お化けでした

大会開始。

初戦はKatsuが相手で「苦手なNinjaだ…」と思っていたのですが、相手がArt of Warを重ね引きして肝心の攻撃札がこないという不運に見舞われて勝利。

隣がRiptideだったので(本当に対戦経験がない)、まだKatsuで良かったのかなと思います。

今回のデッキリストはNacionals Japanで優勝されたどくいろさんのArt of War3積み型を参考にしようと思っていたのですが、
Dromaiが増えた最近になって台頭してきたカード『Ice Quake』を積んだリストが結果を残していたのでそちらにしました。

Fatigueにはちょっと弱くなる

結果的にはDay1を終えて5-1-1の22位抜けと、人生初CALLINGでDay2を経験できることになったので上々の出来だったと思います。

今大会のMVPカードを挙げるならArctic Incarcerationでしょうか。

使うと相手に嫌な顔をされます

魅力的なサイドイベント

本戦は9:00から始まり、Day1は17:00前には終了していました。

その後に行われたのが『Rebound』というサイドイベントで、
なんと参加するだけでSigil of Solace(シンガポールプロモ版)が1枚手に入るという太っ腹なイベントでした。

土日で2回開催されるので、これに出るだけで交通費ペイできるのでは?と思いました(知らずに参加登録を逃しました…)

コスプレイベント

CALLINGでは定期的に併設イベントとしてコスプレ大会が催されます。

審査項目はかなり細かく決められているみたいでかなりガチな様相です。
今回は日本から参加した人も多く、皆さんキャラクターにハマっていました!

優勝はLevia Redeemed

優勝者には『Taylor』プロモが贈られるほか、参加したコスプレイヤーには特典があるみたいです。

Taylorプロモ
ナチュラルにコスプレしてる姫子さんも撮影

台湾グルメを満喫! 〜夜市へ〜

白熱した本戦Day1も終わり、プレイヤー達と台湾名物の夜市へ行ってきました。
会場からかなり近い夜市で、規模的には小さめだそうですが十分楽しめます。

めっちゃキラキラしてる
今回の『FaB楽しい』会場
炒め物や蛯の焼き物が美味でした!
ゴリ押しされて臭豆腐店へ。味は美味しいです!
デザート屋さん。餅が沢山入ったぜんざいを食べました。

CALLING Day2

Battle Hardenedは1日で終わることも多いですが、CALLINGは2日間かけて12回戦+Top8戦を行います。

Day1の270人の中から足切りラインを超えてDay2に進めるのは5-2以上のプレイヤー or 64位までに入ったプレイヤー。かなり数が絞られました。

Day2 進出ヒーロー分布

Day2に進出したのは以下のヒーローです。
安定した強さを誇るLexiが23人抜けた反面、フェアデッキともいえるDashやBravoはかなりの数が減りました。

進出率で見るとLexiが約40%、Uzuriが40% 、Katsuが31%、Dromaiが22%、、Dashが8%、Bravoが8%…等となっています。

Top8に入るには、基本的に12回戦で10勝2敗という成績が求められます。
今回は9勝3敗でもオポの高かった2人がTop8に進出していました。

僕は3回戦目のミラーマッチを落とし、合計3敗目(引き分け込み)

さらに最後のミラーで負けてDay2終了が確定。

10回戦目くらいからはテーブル上位のプレイヤー達がしきりに「X(エックス)は?」と話していました。

旧Twitterの話でもしてるのかな?と思っていたのですが、どうやらエックスとは『現時点の敗北数』を意味しているらしく。

事前に両者のエックス(敗北数)を把握しておくことで時間切れ前に投了するかを判断したり、トスするかの材料になるみたいです。
(FaBは下手にトスやトスの交渉をすると失格になる場合があるそう)

僕の最終戦績は8-3-1の18位でした。

使用デッキ:Lexi(Hybrid) 
Day1
vs Katsu ⚪︎
vs Dromai ⚪︎
vs Katsu ×
vs Bravo ⚪︎
vs Boltyn ⚪︎
vs Dash ⚪︎
vs Uzuri △
Day2
vs Bravo ⚪︎
vs Lexi ⚪︎
vs Lexi ×
vs Lexi ⚪︎
vs Lexi ×

9位〜24位までには$225の賞金が出ます。
初のCALLINGをマネーフィニッシュで終わらせることが出来たのはとても嬉しいです!

Top8 Players

Top8のプレイヤーが出揃いました!

数々の大会でTop8入りの常連であるBrodieやゲスト参戦もしていて世界ランキング常連のNickといった有名プレイヤーに加え、地元台湾勢と思われるプレイヤーも勝ち残っていました。

皆良い笑顔です
準々決勝〜決勝の結果です

CALLING  優勝者

CALLING Taipei 2023を制したのは、Azaleaを使用したJustin Cu選手

やっぱりAzaleaは強い!
おめでとうございます!!!

Battle Hardened 台北

日曜日にはCALLING Day2と並行してBattle Hardenedが開催されました。

フォーマットはBright Lightsシールド。
新弾の発売から1週間での戦いになります。

上位にはTeklovossenが多かった気がします

Battle Hardened Top 8

安定した強さのTeklovossenと突出した強さがあるMaxx。
決勝ドラフトを終え、優勝を飾ったのはMaxxでした。

Battle Hardened 優勝者

BH優勝はJi Timm Lee選手。

おめでとうございます!!!

″1st″ WTRドラフト

日曜日のサプライズイベントとして、Welcome to Rathe初版の招待制ドラフトイベントが開催されました。

参加者は前日までの各種サイドイベント(ComonnerやBlitz等)に参加したプレイヤーの中からランダムで招待されるそうです。

皆がサイドイベントに出たくなる良い案だな〜と思いました。

貴重な1st WTRを1BOX使ったドラフト

〜Sigilプロモ再び〜 Rebound Event

2日目にもReboundイベントが開催されました。
このイベントの良いところは″Rebound″の名前の通り、CALLINGやBHが終わった後に始まるので沢山のプレイヤーが参加できる点ですね。

プロモSigilも無事ゲットできました!

シールドパックからはMarvelが出ました

帰国

楽しかった2日間が終わり、帰路へ。

今回は弾丸旅行になりましたが、お土産のパイナップルケーキも買えましたし、FaBも台湾グルメも満喫できたのでとても良い思い出になりました。

観光地には行けなかったので、次に台湾へ行くときは色々回ってみたいです!

帰国。弾丸旅行は疲れます
やっぱり日本は最高!

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。

今回は初めてのCALLINGに参加したレポートとしてサクッと書こうと思っていたのですが、かなり濃い内容になりました。

海外プレイヤー達は「日本でCALLINGが開催されるなら是非行きたいよ」と話してくれていたので、近いうちにCALLING Japanが開催されることを切に願います!

それではまた〜

------------------

良ければ記事の保存やフォローで応援していただけると嬉しいです!

noteと一緒にX(旧Twitter)を開設しました。
FaBに興味がある人は是非繋がりましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?