冬の詩

刺々しいホントに溶けと毛羽立つ温度
薬と和らぐ意図する誤飲
白白しいあなたと紅く明けた心
クスリと安らぐ愛しきサイン

色味無い世界で微かに視える音
痛みが匂う確かな二音が
いつまでも手繰るように奏で逢う

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