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人と会うということ

この2年ほど、ずっーと引きこもっていろいろ試行錯誤してきたけど、先週あたり、心の中で前向きな気持ちがふわっと生まれ、浮き上がれそうな瞬間があった。この勢いで社交の場に出られないかと模索した。

どうせなら楽しいことをして療養に役立つ方がいい、好きなこと、楽しいことって何だろう、、、感情が壊れるといろいろ麻痺してわからなくなる。


ただ、山の緑や空の青さや夕立の茜色をみてると、心が癒されるのはいつも感じていて、そういう自然系のものがいいとネットで探して、植物園の募集をみつけ、予約の連絡をして、今日車で出かけていった。

造園の仕事のイメージで掃除とか剪定とか単純労働だと思ってたけど、そう単純ではなかった。

ボランティアに与えられた区画内の園芸品種のメンテナンスをすることになったけど、何が植わっているのか種類が多くてわからない、実生のものもたくさん生えてて、抜くべき雑草がどれかわからないし。簡単なのは枯葉を取り除く作業だけ。

わからないことは聞いてくださいと度々言われ、作業のポイントを聞くが皆さんそれぞれ持ち場の中でやっているので、聞きにくいし、邪魔にならないようにひたすら枯葉を取り除く、ときどき話しかけられたり、空気を読んでおしゃべりに参加する。

落ち葉を取り除いているときは、マインドフルネスと同じで、”空”になれる、予想どおり、空になれると楽しい。雑談は仲良くなれると楽しいのだろうけど、初めてなので緊張の方が大きくてそんな気持ちにはなれない。

コミュニケーションというのは、思考と感情の調整を常にしてるんだろうけど、ドーパミンとかがたくさんでてないと楽しさとか安心にはならないだろうし、今の私にはちょっと無理だと思う。しかし、久しぶりに会話できたのはよかった。

趣味の場の、しかもボランティアでは、損得勘定の支配欲求マウントおじさんおばさんがいないから、随分気持ちが安らかだった。

わずか2時間だったけど、家に帰って疲れて2時間ほど寝むりこけた。
今後も続けていくためには楽しいかどうか。最大の山場は、植物を覚えるストレスがあるということ、作業系のマインドフルネスはいい、あと人もいいと思う。

一週間、考えてみよう。。乙


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