日記を習慣化するコツと毎日書くことで得られる効果とは?

日記は素晴らしい

 私は毎日、日記を書くようにしています。きっかけは、以前のブログでも紹介した本「いくつになっても、ずっとやりたかったことをやりなさい」の中で、ワークとして、日記を書き始めたことです。この本の中では、モーニングページという表現をしていますが、日本語で言えば、日記です。

 この日記、子供の頃には多くの人が学校の宿題などで書いた覚えがあるのではないでしょうか?でも、社会に出ると、日記なんて書くヒマはないし、日記を書く必要なんて社会人にはないでしょう。日記よりも、会社の上司や顧客への報告書をか必要がありますからね。

 そんな日記という習慣が中高年になって必要になるなんて思いもよりませんでした。でも、始めてみると、これがハマってしまいました。最初のうちは、日記に何を書こうか悩む日もありましたね。前日に行った日常を書くのか?それとも、何か考えごとを文章にしてみるのか?ん?何を書きたいんだ?みたいな感じです。

 そんな状態ではありましたが、毎日、とにかく100均で買ったA4サイズの大学ノートを開いて、その時に思っていることを文章にしていきます。すると、不思議なことに書き始めるとどんどん筆が進んで止まりません。気付くと、1ページ書き終わっています。そんな感じで、歯磨きをするかのように、毎日、毎日、日記を書いているうちに、だんだん文章を書く行為そのものが楽しくなってきました。これには、自分でも驚きました。

 こんなに楽しい気持ちになれるならと、多くの人に日記の素晴らしさを伝えたくなりました。とにかく、日記でも書こうかな?っと少しでも思った人は試しに日記を書いてみることをオススメします。

日記を習慣化するコツ

 日記というのは文字通り毎日書くのが普通です。でも、日によっては、早朝から出掛けて忙しくて余裕がない日もあります。また、仕事や家事に疲れてしまい、日記をかくことが億劫になることもあるでしょう。そんな時、日記から遠ざかってやめてしまう可能性があります。

 では、どうすれば日記を何ヶ月も続けられるのか?それは、日記を書く時間帯と文章量を調節するだけなのです。

 まず、時間帯は、普通は朝起きた時か、夜寝る前か、だと思いますが、これにこだわる必要なんてありません。自分が書きやすいタイミングで、朝でも夜でも昼でも好きな時に書けばよいのです。ただし、翌日以後に、まとめて書くのはやめたほうがいいです。きっと、面倒臭くてやめてしまうからです。とにかく、朝から夜のどこかでその日の日記を書く、これだけで良いと思います。

 次に、文章量ですが、これもあまり考えなくて良いと思います。私の場合も、たくさん書きたいことがある日もあれば、あまり書くことがない日もあります。それに、たくさん書くということは、それに比例して書く時間が長くなるわけなので、無理してたくさん書かなくて良いでしょう。極端に言えば、一言だけでも良いと思います。

 私の場合は、1ページを1時間以内に書くという目安で書いていますが、30分で書き終わることもあれば、2ページ以上に渡り1時間を超える超大作を書く日もあります。まれにですが。よって、とにかく毎日少しでいいから書き続ける習慣が付けばよい、と私は思います

日記を書くことによる効果

 さて、日記を書くことで、いったいどんな効果があるのでしょうか?私が体感して言えることは、文章力、頭の体操と整理、ヒラメキ、の3つあるのではないかと思います。

 文章力は、当然といえば当然なのですが、単語や漢字や句読点の打ち方などを、日記を書くことにより自然に覚えたり調べたりする機会が得られます。例えば、前日に過ごした行動をイメージしながら文章を考えるということが、文章力の訓練になると思います。

 頭の体操と整理は、その時に自分が考えている事柄や悩み事に対して、日記に書き出すことによって、考え事が整理できたり、悩みに対する解決策を見える化でき、客観的に判断しやすくなるように思います。実際に、私も日記を書くまでは悩んでいた課題が、日記に書き出している最中に解決したり、悩み自体がなくなることもありました。頭の中でぐるぐる考えている時って、意外と悩まなくていいことも考えていたりするみたいです。

 ヒラメキは、時折あります。日記を書いているうちに、こんな発想もできるじゃんとか、具体的な方法を思い付いたり、ビビッと、降りてくることがあります。紙に書き出すことによって、余計な邪念がなくなることで新たなアイデアが生まれるのかもしれません。

 このように、文章力、頭の体操と整理、ヒラメキ、の3つが得られるのが、日記を書く大きな効果だと私は思っています

日記を書きましょう

 さて、いかがだったでしょうか?みなさんも、日記を書きたくなってきたのではないでしょうか?

 今の時代であれば、スマホでも日記を書くことができますし、自分のお気に入りの手帳やノートを買って、1つの作品として日記を創るのも楽しいと思います。

 その日記を、1ヶ月後、1年後、数年後に読み返してみるのも、懐かしくて楽しい瞬間なのではないでしょうか?

 なんと言っても、世の中に1つしかない唯一無二の作品を毎日創れる習慣を持てる、それが日記の素晴らしさですよね。

 今日から日記を書いてみてはいかがでしょうか?



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