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★【障害児イクメン】装具診❶型取り

装具の見積書が業者から届きました。見積り金額は、15万8,258円でした。
先日、4ヶ月待ちの整形外科を受診して、装具製作の許可がおりました\(^o^)/。
医師のOKが出たら、「装具診」と呼ぶ受診を3回することで装具が完成(納品)となります。親も支払い関係などでバタバタします。

3回の流れを簡単に説明すると以下の通りです。
今回は、「❶型取り」と意外と制度が難しく大事なお金のお話し(見積書)までの範囲を書きます。

◆装具診の流れ:❶型取り→❷仮合わせ(試着)→❸納品

今回製作するのは、上記写真にある「短下肢装具」というレガースのような足に装着するタイプの装具です。

❶型取り:子どもの足に石膏ギプスを使って型取りします。

❷仮合わせ(試着):できた装具を試し履きし、医師が適合をチェックします。微修正が必要な箇所がある場合は、装具業者に指示します。

❸納品:ベルトなどを付けて完成した装具を履いて医師が最終チェックをして、OKなら納品です。

◆❶型取り

通常は病院内で型取りします。
しかし、コロナ禍で3密を避けるため、装具業者にて型取りと異例の事態でした。ラッキーなのは、医師のOKが出た後に、型取りまで済ませたことで通院回数が1回減り、装具の完成時期も早くなりました。

受診後にタクシーを呼んで装具業者の会社まで行きました。(※もちろん自腹です)。キレイな建物の会社の個室で型取りしました。型取り自体の所要時間は20分程度でした。

◆費用について

装具はオーダーメイドなどで10万円以上します。(※今回は、15万8,258円でした)。
装具の価格はパーツごとに厚生労働省の公示により定められています。費用に受託報酬加算額の6%が追加した費用が支払う合計額になります。

費用についてのポイントは3つです。

◆ポイント1:「障害者手帳」と「医療保険」のどちらで作るか医師と決めること。

準拠する法令が異なり、手続きも大きく変わってきます。今回は治療用装具として「医療保険」で作ることになりました。

ポイント2:装具費用は立て替え(前払い)で支払います。

通常保険証があると自己負担分のみの支払いとなります。
しかし、装具は「療養費払い」という方式のため、先に全額自費で払います(><)。
後ほど、領収証などを健康保険組合に申請します。その後、口座に立て替えた費用が振り込まれます。

ポイント3:オプションなどは保険適用外となり自腹となる。

今回の場合、装具の上にはくカバーシューズは自腹となります。

カバーシューズはとてもありがたい存在です。
これまで普通の靴を試しましたが、専用のカバーシューズが良い家族と保育園との結論になりました。
しかし、お値段が高めで、1足8千円ほどします(保育園の園庭用と自宅用の2足必要なので1万5千円ほどの出費)。
カバーシューズも装具支払い時に一緒に買うと手間が省けます。しかも消耗が激しいので前回は通算で4足購入しました。

○ 補装具の種目、購入等に要する費用の額の算定等に関する基準
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/0000083376.pdf

治療用装具療養費について
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000189388.pdf

補装具費支給事務ガイドブック(平成 30 年度 告示改正対応版)
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000307895.pdf



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