一軒家のお庭のお手入れを、ガーデナー(庭師)養成講座卒業生だけで仕上げる企画!!~後編~
先日もこちらのnoteでご紹介したガーデナー養成講座の特別講座、「一軒家のお庭のお手入れを、卒業生だけで仕上げる」企画。
2日間にわたる特別講座、今回はその後編です。
朝イチ、前回の進捗と今日の工程を皆さんで確認。
1日目から少し期間が空いていたので、それぞれがどこを担当し、どういった時間配分で進めていくのかを確認するところからです。
それが終わったら、いつも通り養生からスタート。
養生が終わると、皆さんそれぞれの担当につき、剪定や刈込をスタートしていきます。
今回は、一軒家のお庭ということで、様々な樹木がありましたので、皆さんにはいろいろな体験をしていただけたのではないかと思います。
こちらはモミの木。そこそこ高木でしたので、登り込みでの剪定にトライしていただきました。
茂った高木に登り込み、中から剪定していただいたりも。
基本的には皆さんにお任せしながらも、ポイントポイントでは講師の細川が指導に入ります。
前回のnoteでも書きましたが、皆さん約半年の講座に通ってくださって、「そこで身につけたスキルを錆びつかせたくない」という思いも参加の動機のひとつ。
ですから、講座で学んだことの復習はもちろんですが、よりステップアップするための指導も積極的に行っていきます。
皆さん、予定より前倒しで進めてくださり、2日目の今回も予定より30分程度前倒して完了しました。
そのため、オマケとして、松の剪定についてレクチャーしました。
今回の黒松も、結構暴れている松でしたので、仕立てるというよりは、「松の剪定のやり方を学ぶ」という場になりました。
少しでも学びになっていれば嬉しいです。
最後はいつも通り、掃除と道具メンテナンスを行い、完了。
無事、予定通りの工程で完了することができました。素晴らしい!!
参加した卒業生の皆さんからは、「これまでの本講座や体験講座のように、皆が同じ樹木の剪定を学ぶ場も良いけど、今回のように、生きた現場を自分たちで仕上げていくのも面白い!」というご感想をいただきましたので、こういった場を今後も設けていけたらなと考えています。
今回の特別講座お借りしたお庭は一軒家のお庭なのですが、当社で企画している「お庭のカットモデル」でご応募いただき、お借りすることができたお庭です。
養成講座の卒業生によるお手入れですから、いわゆる「プロのお手入れ」ではありません。
ですが、仕上がりをご確認いただいた際には、「こんなに綺麗になると思わなかった」「こんな風に仕上げてもらえるなら、毎年でもお願いしたい」とおっしゃっていただき、非常に喜んでいただくことができました。
またこのような場を企画できればと思います。
※卒業生向けだけでなく、お庭のお手入れを学びたい方、養成講座に関心をお持ちの方向けに、定期的に体験講座を実施しています。
そのあたりの開催情報は、Twitterで告知していきますので、良かったらフォローしていただければと思います。
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