開院以来、医師として経営者として悩み、考えることはつきません。そんな僕がいろいろなストレスから離れられる場所とは? ひとつはもちろん、レースが行われるサーキット。そしてもうひとつ、とても大切な場所。それが山中湖にある別荘なんです。 欲しかったのは、子どもの頃の夢をかなえる家 僕が別荘を建てたのは約3年前。当初は、自分が大好きな車を置ければ場所はどこでもよいと思っていたのですが、富士山が目の前に大きくそびえたつ今の場所を見つけた時、ここにしようと即決しました。とにかく僕は車さ
1999年に独立し、ガーデンクリニックを立ち上げてから22年。僕は医師という側面と同時に、クリニックを運営する経営者の側面を持つことになりました。今回はその選択をしてからの自分の思いをお話します。 医師と経営者、異なる視点を持つ必要性とジレンマ 最初の1か月、訪れる患者様は週2~3人と、独立してすぐはやっぱり苦労の連続でした。病院に勤務していた時は、医師としての技術を磨くことに専念できましたが、いざ経営者になれば、自分のことだけを考えているわけにはいきません。クリニックの理
さて今回は、ちょっと真面目な話を。これまで医師を目指した理由やなぜ美容外科を選んだのかをお話ししましたが、独立した時の思いをお話したいと思います。 患者様の人生を診続ける環境を作りたい 僕がガーデンクリニックを開設したのは22年前。医師免許を取得後、それまでは美容外科では有名な大きな病院で働いていました。会社で言えば、いわゆる大企業。さまざまな手術も経験させてもらいましたし、大きな病院の中で守られて、組織の一員でいることである種の楽さを感じることもありました。 ただその反面
医師になり一生の仕事にしようと目指した美容外科、そして子供の頃から大好きな自動車レース。どちらも僕にはかけがえのないものです。まったくつながりがないように見えて、このふたつには共通点があると僕は感じているんです。今回はそのお話をしたいと思います。 レースは単に命知らずのスポーツではない 自動車のレースというと、何となくスピードと根性で突っ走り、「命知らずが強い」みたいなイメージがあるかもしれません。でも実際はその真逆。例えばサーキットのどこでいつ正確にブレーキを踏むか、どの
今年再始動したガーデンクリニックのレーシングチーム「G.C.R.T」。今回は、なぜ僕がレーシングチームを作りたいと思ったのかをお話したいと思います。ただ車が好きだから?走ることが好きだから?もちろん、それも理由のひとつです。でもそれ以上に“ひとつのチームであること”、そこに意味を感じているからなんです。 世界最高峰レースが教えてくれたチームの形 もう何度もお話ししていて申し訳ないのですが(笑)、子供の頃から車が大好きでした。僕が子供のころはスーパーカーブーム。とにかく早くて
久しぶりのコラムですが、今回は僕が創設したレーシングチームについて、お話させてください。学生時代からの車好き・レース好きの僕にとって、レーシングチームを持つのはひとつの夢でもありました。コラムをお休みしていた間に再始動したチームの、嬉しい結果を報告したいと思います 新ドライバーを迎えた新生G.C.R.T 以前のコラム(Vol.11)でもかなり熱くお話しましたが(笑)、僕は車が大好きです。大学時代はカートレースに没頭し、一時は本気でレーサーを目指していたことも。残念ながらその
これまで、美容外科は“患者様と一生つきあう医師”だとお話してきました。その考えはもちろん今でも変わりません。 でも患者様の中には「この日のためにきれいになりたい」あるいは「今の自分を変えたい」など、短期間で結果を出せないかとご相談される方も多くいらっしゃいます。 今回はそんなご相談についてお話したいと思います。 結婚式のドレスのために ある日かかってきたのは「1か月後の結婚式で着るドレスのために、2サイズダウンしたい」というお電話でした。すでに何カ所もの美容外科医院に断られ
前回は、美容外科なのになぜ膝関節症の治療を始めたかをお話しました。実はもうひとつ、美容外科なのになぜ?と言われる治療があります。もちろん膝関節症治療同様、僕が美容外科だからこそ必要だと考えたもの、それが“マグマトリートメント”です。なぜ必要と思ったのか、今回はその導入理由をお話しようと思います。 きっかけは脂肪吸引後のアドバイス 以前のコラムで、美容外科医になって以来、特に脂肪吸引には世界レベルを目指しこだわっていることをお話しました。そのため、たくさんの脂肪吸引の患者様が
昨年からガーデンクリニックで始めたのが、膝関節症の治療です。美容外科なのになぜ?そう思われる方も多いと思います。でも、美容外科だからこそ必要な治療だと、僕は考えています。今回はなぜ膝関節症治療を始めたのか、その理由をお話ししようと思います。 顔は若いままでも身体に感じる不安 美容外科というと手術をして終わりというイメージもあるかと思いますが、以前もお話したように「患者様を“一生診る”」という僕の考えもあり、ガーデンクリニックには長い期間ずっと通ってくださる患者様が多くいらっ
美容外科医となって20年以上が経ち、これまでにたくさんの患者様にお会いしてきました。今回はそんな患者様からいただいた手紙にまつわる話をしたいと思います。それは僕にとって忘れることのできない一通の手紙でした。 美しい写真は楽しかった記憶とともに ある日届いたお手紙は、患者様の娘さんからのものでした。 その患者様はモニターとして若返りの施術を行った方でした。当時50代後半だったのですが、顔の脂肪がたるんだ分、頬が痩せて老け顔になっていたため、たるみ部分の脂肪除去と頬への脂肪注入
前回・前々回とガーデンクリニックが特にこだわる脂肪外科(脂肪吸引・豊胸などの脂肪注入)についてお話してきましたが、実はもうひとつ、脂肪注入で効果を上げている診療があります。それがアンチエイジングなんです。 診療の話が続いてしまっていますが、まだあまり知られていないアンチエイジング効果をぜひお伝えしたく、今回もおつきあいいただければと思います。 老け顔、疲れ顔の理由とは? 豊胸を考える患者様の多くが悩んでいるのが、加齢によってデコルテが痩せたりたるんでしまうことで、胸が下がっ
今回も僕が、そしてガーデンクリニックがこだわる診療科目についてお話したいと思います。前回は脂肪吸引についてお話しましたが、医学的に脂肪吸引とともにワンセットで語られる手術があるのをご存知でしょうか?それが身体のラインを美しく形作る“豊胸”なんです。 脂肪外科(脂肪吸引&注入)という技術美容外科にはもともと脂肪外科(ライポ・サージェリー)という概念があるんですが、脂肪外科の二つの柱が、ライポ・サクション(脂肪吸引)とライポ・インジェクション(脂肪注入)。基本的にワンセットで考
今回はちょっとまじめなお話を。僕が手掛ける手術の中でも特にこだわっている診療科目について、これから何回かにわけてお話ししたいと思います。美容外科ってどんなことをするの?ちょっとコワい?と思っている方にも、僕の手術に対する考えをわかりやすく伝えられればと思っています。 世界で戦える手術を極める僕が美容外科に入って、一番衝撃を受けたのが脂肪吸引の手術です。医学生時代、形成外科の一環として、逆さまつげや二重・鼻の形成術など目や鼻の手術は見たことがありますが、脂肪吸引は授業で習いま
前回のコラムでは、子供の頃からのクルマ遍歴?!をお話しましたが、大人になってから好きなのが、古い車。今回はその魅力をお話します。 朽ち果てた車をフルレストア いろいろな古い車をレストアしてきましたが、一番印象に残っているのが「ノーブルP4」。映画「フォードvs.フェラーリ」でフォードに負けてしまったフェラーリP4のレプリカです。本物は世界に2~3台しかなく何十億円もする車ですが、レプリカは90年代に流行ってけっこう作られたんです。それが、御殿場のスポーツカー博物館が閉館後、
このところ仕事の話が続いてしまったので、たまには僕のプライベートの話も。今回は僕の唯一の趣味の話です。ちょっとマニアックになってしまうかもしれませんが、おつきあいのほどを(笑) 最初に買ってもらったのはアメ車とフランス車!? 僕は物心ついた時からの、大のクルマ好きです(笑) 最初の想い出は、初めて父に買ってもらったミニカー。3~4歳ごろのことだと思いますが、今でも買ってもらったお店も車種も覚えています。初めてのミニカーは、なぜかリンカーンとシトロエン。今考えれば、その年頃に
「昔はクリニックに来ることが楽しみだったのに、最近は元気がないからなかなか通えなくて…」長年通ってくださる患者様から、そんなお話を聞くことがあります。 せっかくきれいになったのだから、もっと活動的になって楽しんで欲しい。患者様には外見だけではなく、身体も健康な状態で元気に過ごしてほしい。なにかできることはないだろうかと常に考えていました。 そこでその答えとして、ガーデンクリニックとして初めてサプリメント「NMN3750」を発売することにしました。 健康寿命を延ばす、今話題の