見出し画像

砂糖断ち 月経の変化


砂糖断ちから18日目で最初の生理がついにきた。
下腹の鈍痛と腰がすこし痛いくらいで、普通に起きていられるどころか自転車に乗り買い出しに行けるほどだ。もはや生理3日目くらいの感覚である。
先月までの生理とは別人の差であるが、喜ぶにはまだ早い。もともと、異常に苦しい月とそうでもない月があるので、(交互にくるわけではなく異常な月の割合が多い)今月はもともと、そうでもない卵巣Aから排卵されたのだろう。
それを考慮しても、かなり楽なのは確かだ。今回は生理前の便秘もなかったし、この文章を考える気力がある事は精神状態も悪くない。何よりどちらの卵巣の月であろうと浮腫みは毎月酷かったのだが、浮腫みがない事がなにより嬉しい変化である。
ここで私の生理の歴史を振り返る。
異常な生理痛は10代からはじまり、仕事場で失神したことをきっかけに低容量ピルを服用する様になった。翌月から全ての症状が全くない状態になり(軽減ではなく全くないのだ)小さな薬を一粒毎日飲むだけでまるで別人の体になった様で普通に生活できるようになり本当に救われたと思っていた。3年飲み続けた。
ところが20歳くらいになった頃それまで知らなかった事を知る様になり、ピルを飲むのをやめた。その後まる3年生理がこなかったのである。
3年間ホルモンをコントロールしながら生理を起こしていたわけだから、それをやめれば自然に生理が起こらなくなるのも納得できる。ひとまず体が生理を思い出すのを待つしかなく、その間に様々な食事法を試したりしていた。
ピルをやめて3年が過ぎた時にようやく生理がくる様になった。最初の2年程は生理による、めだった症状はなく普通に過ごせていた。食事に気を遣っているつもりでいたので、きっと体の毒が解毒されたんだワと有頂天であった。しかし2年過ぎたあたり(ヴィーガン生活5年目になった頃)生理前になると浮腫みだすようになった。今思うとヴィーガン生活で食事が完全に糖質にかたよっていたと思う。
生理痛もこの辺りから湯たんぽで温めれば楽になれる程度の痛みから段々と重い痛みに変わっていき、そこから5年程過ぎたときに、矢が刺さる様な痛みと嘔吐の地獄の生理がはじまり、いよいよ精神状態にまで症状が及ぶようになる。
生理10日くらい前になると何もする気力がなくなり人と会ったり会話する事は絶対に避け、訳もなく沈んでどうしようもなかった。
そんな時ドラッグストアで見つけてしまうのである。漢方薬だ。しかも浮腫みに効くとある。
またピルと同じような道を辿るだろうとわかりながらも、
いま助かりたいという気持ちで飲み始める。
翌月はとても効いている様に感じた。鬱症状も何も手につかない程落ち込む事はなく、普通に生活ができたし、何より驚いたのは飲み始めて10ヶ月間、矢の刺さる痛みや嘔吐する程の酷い生理痛はなくなった。しかし、謳い文句であった浮腫みに関しては最初の2ヶ月程は効果を感じたがそれ以降は尻下がりであった。砂糖の摂取量を考えれば当然である。
10ヶ月程経ち春がくると、今まで経験した事のないレベルの鼻炎が訪れる。おわりのないクシャミと鼻水に体からの本気の警告を感じる。
砂糖を控えるべきなのはずっとわかっていたが、わかっちゃいるけどやめられない。
そこでとりあえず漢方をやめたのだ。すると翌月から10ヶ月間行方知れずだったあの矢の刺さる痛みと嘔吐がさらにパワフルになって戻ってきた。見事だと思った。
薬とは自分が拵えた魔物に封印を施すお札みたいだ。実に手頃で便利だ。
しかし手頃なものは高くつく。気づくとお札の上にさらにお札が必要になるものだ。
薬をやめれば封印はたちどころに解かれさらに勢いを増した魔物がむかってくる。
ここで魔物と合流したのが夏風邪であった。
20日間寝続けの夏風邪のなかで私はとうとう準備ができた気がした。
悔い改める時がきたのだ。
封印はもう使わない、砂糖をやめよう。
ここに至るために魔物も必要だったのだろう。

今日食べたもの
夕食
#いわしの梅煮
#トマトとアボカドのサラダ
#わかめと豆腐の味噌汁
#納豆
#チーズ
#アーモンド
#牛乳

生理1日目は大体一食しか食べないので夕食のみだ。
牛乳が飲みたくて久しぶりに飲んだ。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?