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競争や承認欲求から解放されるには

承認欲求というものはやっかいなものである。
なんなら我々が抱えるストレスの大半を占めているように思えるわけである。

成果を認められたい。褒められたい。チヤホヤされたい。
それだけではない。

あの人に勝ちたい。負けたくない。あの人には勝ってるはずだ。あの人より自分はすごい。

これらも承認欲求の一つである。

我々は日々競争を強いられる環境にいるわけである。
受験や成績、会社に入ったら業績など。

その中で常にあいつよりは上だ下だ。あの人には勝てない、負けるという感情を抱かされている。

しかし国民に競争させておけば勝手に経済的に成長していくので合理的であると言える。

しかし繰り返すが、この植え付けられた感情そのものが私たちのストレスになっている。

その感情を排除することはできないだろう。しかし、以下で示す方法で和らげることはできる。

それでは本章に入ろう。

ちなみにこれはあくまで僕の意見であり主観であることは前提に置いておこう。

環境

 これはいうまでもないことだが承認欲求には環境が大きく作用している。

例えば学校だ。学校生活をしていると成績によってランキングを出されたり誰が成績がいいのかなどで学校生活における評価が下される。

もちろん上を目指して頑張れる人はそういう環境が向いているのかもしれない。
しかし、世の中がそういった人ばかりなわけがない。

競争社会が苦手な人も多くいるわけだ。
そうたぶんこれを読んでいるあなたのような人。

常に競争を強いられる環境にいるわけだから、そりゃ周りより良くありたい勝ちたい、負けたくない、その他マウントが存在して当然だろう。

多分あなたのような人はそういうのは苦手なのだろうけど。

一歩身を引く

 まずはその環境から一歩身を引くことが大事である。
なにも引きこもれというわけではない。

心理的に一歩身を引くのだ。

成績は上げなくてもいい、業績も上げなくていい。馬鹿にされても怒られてもいい。

一番大事なのは競争環境に頭を突っ込んでうろたえるのではなく、自分が健康でいることだ。

健康的で気楽に過ごすことの方が競争に勝つことよりも承認を充すよりもよっぽど大事なわけである。

ていうか、健康で気楽で楽しく過ごすことができるなら、承認欲求を満たす必要もないし、競争で勝つ必要もないと感じるだろう。

一歩身を引いて自分を守る、自分で満たすことが大事なのだと思う。

マウントフィールドの変更

 マウントフィールドとは、自分がマウントに感じているジャンルのことを指す。

例えば、成績や業績や見た目の良さや持っているもののなどである。

僕は服やブランドものに一才の興味がないので、他人から高い服やブランド物のバッグを自慢されてもなんとも思わない。

高級品がマウントフィールドの人にとって、高級品を自慢されることは多大なストレスになるわけである。

ちなみに僕にとってのマウントフィールドは、「いかに面白いか」である。

正直僕は、コメディアンを除いたらだれよりも面白いと本気で思っている。

だから、他の人が話しているときにその話がつまらなければストレスを感じてしまう。

「僕が話す方が面白いんだから、話すな」と思う。

逆を返せばつまらない話をすることにとても恐怖を感じる。
うけなかったらどうしよう、面白くなかったらどうしよう。

そんな心の狭いお前と僕に提案したいのが、マウントフィールドの変更である。

お前と僕はどうすればいいのか

 結論から言うと、マウントフィールドを変えると言うことである。もっと言えば競争者が少ないフィールドがいいだろう。

例えば、1日に歩く歩数など。

歩数でマウントを取ってる人をみたことはあるだろうか?

「俺昨日一万歩歩いたけど、お前何歩?」

こんなマウントとってるやつはアホでしかないわけである。

その他にもなわとびを飛んだ回数や、1日に目にした広告の数などマウントにとれるものはいくらでもある。

自分がマウントに感じるフィールドを変更して、そのマウントを取る奴がいないフィールドでマウントを取り続けていくのだ。

「俺昨日一万歩歩いたぜ!すげえだろ?」

「は、はあ、、、、そうっすか。」

あーなんて平和な正解だろう。

以上。

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