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エターナルフレンズ standing in the dark

あなたは、聴こえなかったいいわけを
電車のせいにする

あたしは、伝わらなかった方が良かったと
電車をいいわけにする


時間通り、いつも通りに
この駅に止まる最終電車は

アタシと君の間にあるものが
壊れることを許してくれない



未来を覗き見できない代わりに

神様があたし達に許したのは

言葉と言葉で、思いを伝え合うこと
だけど

何気なく振ったダイスは
思いがけない場所へ引っ張っていく


その力があまりにも強いことは
もうわかってるから

手のひらの中で、胸の中で
その想いが小さくなるまで
長い夜を待つんだ



街のネオンが星屑みたいに反射して
君と別れた帰り道は、頭がバカになりそうなくらい切なくて
寂しくて、寂しくて、苦しくなる・・・

なのに、あまりにも周りはいつも通りで

みんな急いでたり、笑ってたり、腕を組んでたり、あたしは、彼らから置き去りにされたみたいで、いつもの自分を見失う


この辛さから逃れたくて
たった一言この気持ちを君へ送って
二人の間にある絆も、壊してしまいたくなる

でも結局、君に会うと
そんなことぜんぶ吹き飛んで、その絆に寄りかかって安堵している自分勝手なアタシがいる


あたしが望む未来に
彼がいるかわからない

あたしが望まないこのままは

彼がいることを許し続けて

彼を愛するあたしを許さない


未来を覗き見できないあたしに

そんな独り言だけが、いつまでも冷たく
あたしの毎日を縛り呪うんだ。


あたしが欲しいのは、レモンじゃなくて
甘いイチゴなの

恋が良いものなんて、誰が言ったんだよ

ムカつくのに
石を投げる相手が居ないから

振り上げた手は
いつもどおり目を覆う

気がすむまで闇の中で
大好きな君を想って立ち尽くす

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