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需要を見極める話(見切り発車のため最後まとまりきりません)

こんにちは。忙しい時に限ってやりたいことができるけど手をつけられず暇になった頃にはその熱が冷めてるあの現象に誰か名前を付けて欲しいと思っているおのしゅんすけです。


さて。今日は海運は派生需要だが、という話をします。


派生需要

まず派生需要とは、という話ですが僕は経済は門外漢なのでもしかすると少し間違っているかもしれませんが御容赦ください。

需要には本源需要派生需要があります。

本源需要とは直接必要とされる需要のことです。商品とかサービスのことですね。

派生需要とは本源需要に伴う需要のことです。本源需要を供給するために発生する需要ということで、輸送サービスはほとんどがこれに当たります。極端な話、本源需要に依存しているため本源需要が減ればこちらも減るという訳です。

当然海運も派生需要です。


で、海運の場合どうなのかというと近年、世界中の船を足し合わせた積載量が増加しまくってるのがLNG船コンテナ船です。わかりやすく言うと世界中のコンテナ船で協力してマックス詰める荷物の量がどんどん増えてるよ、その成長率がすごいよって話です。


コンテナ船は結構前から成長を続けています。その理由は多頻度少量輸送のニーズの増加です。

わかりやすく言うとちょっとずつ何回も運ぶ方がいいという人が増えた訳です。

なんでかって言うと通販の普及が原因です。要するにDoor to doorのニーズが高まったからです。

経済的な話をすると輸送コストが下がり、在庫コストが上がったことで総物流コストが1番小さい(コスパが1番いい)輸送回数が増えたんです。(難しいのでここはいいです。)

コンテナはひとつひとつの中身が違います(同じ時もある)。なので、このコンテナは服、あのコンテナは家電、みたいな事が出来るんです。

しかも見たことある方もいらっしゃるかと思いますが、コンテナって船に積んでるやつをそのままトラックとか電車に積み替えれるんです!

ここがコンテナの強みですよね。(複合一貫輸送っていいます。)

まとめるとAmazonとか楽天とかの通販の需要(本源需要)の増加に伴ってコンテナ船の輸送サービスの需要(派生需要)が増えたよね、ていう例です。


LNG船も同じです。LNGとは液化天然ガスのことです。

こんな船見たことないですか?


環境のことがうるさく言われる昨今、環境性に優れた天然ガスは注目を浴びて需要が高まっています。

他にも天然ガスは採れる場所が世界中にあります。石油みたいに中東に依存することはないので最近のアメリカ対イランでホルムズ海峡がピリつくようなことになってもそれほど心配がない訳です。

実は船の世界でもLNGの需要が高まっているんですが、長くなるのでまた纏めます。(纏めたら追記します。)


要するにグングン成長するLNG市場の為にLNG船の需要が高まってるという話です。


さて、本題です

こんなことを思っているうちにふと思いました。海運はたしかに派生需要だけども……



客船は本源需要やん!


例えばフェリーとか昔の客船みたいに人の輸送が主目的なら派生需要なので今ニュースを騒がしている中国での新型コロナみたいな海を渡る旅行客がガクンっと減るような事態になれば大打撃です。

が、しかしです。現代の客船はそれに乗ることが主目的です。つまり本源需要なわけです。


だから……えっと……


ごめんなさい。本源需要やん!の見切り発車で書き始めたので落下地点を見失いました。


とにかく。本来の海運の経済のノウハウとは少し違うノウハウが現代客船には必要だということがわかりました。勉強すべきことが少し明確になった気がします。頑張ります。それでは。

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