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短いエネルギーの話

こんにちは。絶賛試験中おのしゅんすけです。


さて。今日は手短に将来のエネルギー・天然ガスについてざっくりまとめます。


まず凄いところ

まず天然ガスの凄いところをあげると

・採れる場所にかたよりが無い
・環境に優しい

とまぁ、こんな感じです。


例えば石油だと中東に産出地が偏っています。でも天然ガスだと2020年代後半にはオーストラリア、カタール、アメリカ、ロシアが4大供給国として筆頭に世界いろんなとこに散っています。必要なのは天然ガスを液化するための設備です。

液化天然ガス、頭文字をとってLNG(Liquefied Natural Gas)です。丸い船で運ぶやつです。

日本でも輸入体制をどんどん整備されていて、将来的には日本をLNG貿易の拠点にする計画が上がっているそうです。

使い道としては、特に日本では東日本大震災以後、原発の使用に抵抗があるため発電のための石炭や天然ガスの使用が大きく増加してるんですね。

世界的には将来、天然ガスの需要が大きく伸びることが期待されています。


注目すべきはやはり

一番のいいところは環境にいいところでしょうね。

実は船舶の排ガス規制が今年の一月から厳しくなりました。SOx規制と言って排ガスに含まれる硫黄分の上限を定めたものです。

これにより起こった現象が今までの燃料が使えないということです。

これの対応策としては三つあって

・適合油の使用
・スクラバーの設置
・LNG燃料船化

があります。

一つ目の適合油というのは今まで使ってきた燃料にもう少しいい燃料を混ぜて含まれる硫黄分を減らそうという考えです。

取り急ぎ今はこの方法で対策している船が多いようです。しかしこのデメリットは適合油はコストがかかるということです。

現状その場しのぎ的な使い方では適合油はそれほど高コストではないのですが先ほども書いたように将来的にはLNGの需要が大きく伸びて価格が下がる見込みがあるので、長期的には高コストです。


スクラバーというのは洗浄装置です。

排ガスを海水などで洗浄して排ガスの硫黄分を少なくする方法です。

物によっては後付けできるものもあるそうで一時期、煙突にこれを後から取り付けてしのいでた会社や船もあったそうですが排水規制が厳しくなりました

つまり洗浄したその水どこに捨てるんだよ!ってなったわけですね。

今後排水規制も厳しくなることが予測されているため、長期的には賢明な判断ではないかと思われます。


では長期的にベストな選択は何かというと

お待たせしました。LNG燃料船です

初期投資は大きくかかってしまうそうなんですがヨーロッパではすでにこの分野の研究が大きく進んでいるそうです。なぜならヨーロッパは環境規制がより厳しいからです。

ヨーロッパで進展したLNG燃料船が世界に広がるのはもうすぐの話です。


2050年からCO2の規制が厳しくなるそうなんですが、実はLNG燃料船、そこには対応しきれないそうなんです。つまりまた新しい燃料について考える必要がありそうなんですね。でも船というのは15年から20年が寿命です。新しい研究結果を待ってから作ってもまだ間に合うんです。将来のエネルギーが楽しみです。


今回はかなり短いんですが終わります。この範囲は結構面白いのでまたなにか見つければ勉強してまとめます。試験で脳みそキツキツなので次回からは書き溜めた短編小説を放出します。試験明けのブログは濃いの書こうかなと思っています。内容は未定です。それでは。

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